Maria~Side B
分かっていたのよ、あなたの事は
だから、何にも気にしなくていいわ
バスが来るまでは一緒にいてあげるから
だけど、バスが来たらさよならね
都会の片隅で一緒に過ごしたね
あなたには夢があった
私はそれを応援してたのよ
そんな夢のある毎日は楽しかったわ
あなたは夢をあきらめるのね
そして、都会を出て行くのね
あきらめた夢の先に私は入っていないみたい
いいのよ、別に
私はマリアじゃないわ
そんなにやさしくないし、いいひとじゃない
だから、何にも気にしなくていいわ
ほら、バスが見えてきた
あなたは「迎えに来るよ」と言うけれど
それは最後のやさしい嘘ね
分かっていたのよ、あなたの事は
さあ、バスに乗ったらもうさよならね
いつでも会えるみたいに軽く手を挙げて
本当はもう会えない事は分かっているわ
最後に思いきり手を振って見送ってあげる
さよなら、あなたの夢ごと大好きだったの
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Maria 稲垣潤一
タイトルだけ2年くらいずっと下書きに入っていた物を記事にします。
今回は、稲垣潤一さんのMariaという曲を彼女目線の詩にしました。
MariaはJ.I.というアルバムの1曲目です。
このアルバム、すごくいいんですよー。大好きです。
よかったら、聴いてみてください。
稲垣潤一さんの甘いボーカルが堪能できます。
私は稲垣潤一さんが好きでよく聴いてきました。
noteを始めて、歌ネタを書くようになりました。それで、歌詞を改めてじっくり見てみて思ったんです。
なんか、登場人物が女々しくない??
著作権の関係で歌詞は丸ごと載せられませんが、この曲に限らず登場人物が女々しいというかハッキリしない人物が出てくることが多いんです。
今の時代ならともかく、俺が俺がの昭和の時代の曲でもです。まあ、私も最近の稲垣潤一さんの曲はほとんど聴いていないのであれなんですけれど。
それをネタに私もいろいろと記事にさせて頂いていますがww
で、このMariaなんですが。
この曲はドラムで始まるイントロが印象的なんです。たぶんご本人がドラムを叩いているのかな。
とても爽やかな曲なんです。で、ちょっと湿度も感じられてエモいというか、一度聴いたら「あー、この曲好き!」ってなる感じです。
作曲が林哲司さんでアレンジが井上鑑さんなんだそうです。
そこに売野雅勇さんの詩が乗ると、どういう訳かハッキリしないとんでも野郎の曲になるという訳なのです笑
都会で夢を追いかけていた(と思われる)主人公ですが、彼女から離れてどこかに旅立つという歌です。
優しくて思いやりのある彼女に最後まで甘えちゃって。
「迎えに行くから」って彼女には言うのですが、彼女にはそんな嘘はお見通しな訳です。
まあ、彼女には「元気出して。次行こう、次!!」とビールを奢ってあげたいなあと思わせますね。
わざと情けない男を演じて、彼女が次に行けるよう嫌われるように仕向けていたのだとすれば、よくやった!と思いますけどどうでしょうね。
そして、旅立ちのお金は自分で出したお金なんでしょうね?と余計なお世話な事を思うのでしたww
今日も最後まで読んで下さってありがとうございます♪