【企画参加】あなたのカットに魅せられて
みゆです。
お友達のテルテルてる子さんが企画を始めましたよ。
その名も
💝春の恋バナ祭り💝
ですって(^▽^)/
てるちゃんの企画なら、私も書かなきゃいけないみたいです(使命感)それにスルーしようとしても、呼びに来られるかもしれないし🤣
抽選で本を送って下さるそうですし、皆さんもいかがですか?
でも・・・
書こうかと思ったんですけど、ネタが無いのですよ、マジで。
無い事はないんだけど、ここには書けな・・・(以下略)
それでは記事にはならないので、記憶を辿っていきました。
そこでようやく見つけたネタで参加しますね。
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本文に入る前に、前提として知って頂きたい事を書いておきます。
私は中学生の時、卓球部でした。
今回は卓球が出てくる話なので、少し解説っぽい事を書いておきますね。
卓球といえば、張本くんや早田ひなちゃんや伊藤美誠ちゃんの様な攻撃的なバシバシ打っていくイメージだと思います。
でも、そんな選手ばかりではなく守備的なカットマンというタイプの選手もいます。
まずは、解説の記事と動画をどうぞ⭐
どちらも面白かったです。
ここにある様に、カットマンは粘りに粘って点を取りに行きます。
私は一応攻撃型でしたが、本当はカットマンがやりたかったんです。
でも、カットマンは練習が大変だったので選びませんでした(オイw)
だけど、自分達の代になったら堂々とカットの練習をしたりしていました。
遊びがてらでしたけど、なかなか上達したんですよね。
そんなカットマンの人の事についての話です。
それでは、ここから本題に入りますね。
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あれは自分達の代になってからの事だったと思う。
たしか、新人戦の県大会か何かの時だっただろうか。
私達の学年はなぜか無駄に部員が多かった。そうなると当然レギュラー組と控え組に別れてしまう。
私は元々運動は苦手で、負けん気も強くなかったので勝負に弱く、当然の事ながら控え組の部員だった。
悔しくないかと言われたら、多少は悔しいけど、でも仕方が無い。
控え組は気楽で、団体戦で負けた責任もいらない、美味しいとこ取りができるのだから。
さて、大きな試合の時は控え組は応援をするのが仕事だ。
卓球の試合は大きな体育館にたくさんの台が並んでいて、一度にたくさんの試合をする。2階の観客席を移動しては応援をするのだけど、その時私は見つけてしまった。
とてもフォームの綺麗なカットをする人を。
その人は、綺麗なフォームで次々とカットを繰り出し粘って点を取っていく。その姿に私はすっかり魅了されてしまった。隣にいた友達に「ねえ、あの人すごいよね」と話し掛け、二人で試合そっちのけでカットマンの人を見ていた。
試合に勝ったその人は、背中のゼッケンによると同じ市内の中学のK君という子だった。お顔はカッコよく見えたけど、もしかしたら卓球のプレイによるバイアスが掛かっていたのかもしれない。顔はともかく、本当にK君のカットは凄かったから。
もともと私や友達は試合会場でイケてる人を見つける事が楽しみではあったのだけど、それ以来K君の試合を見るのが何よりの楽しみとなった。
それは、恋愛の「好き」という感情ではなく、ただただ試合を見てキャーキャー言いたいだけの事だったけれど。K君ファンクラブ的な、今でいう所の推し活みたいな。
そんな試合での楽しみも中体連の県大会で終わりを迎える。
部活を引退した後は、そこそこの勉強をして、安全パイのそこそこの高校に入学した。高校ではもう卓球はしなかったので、K君の事を見る事も無かった。
けれど、それから数年後、同い年のK君と同じ中学の子と仲良くなってアルバムを見せてもらった。数年ぶりのアルバムの中のK君は普通の子で、その時の私には何も響く事は無かった。ただ、その子には卓球の試合の時のK君はいかにカッコよかったかという事を力説した。
(本文900文字程度)
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てるちゃん、こんな感じで良かったでしょうか?
人畜無害な恋バナなんて、そんな無いんですよww
しかもこれって、恋というよりも推し活の話ですしね。
ま、いいか(*'ω'*)
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