今日もまた、

眠れない、というか、起きてしまった。

ちょっと広めのベランダがあるマンションに引っ越した。
道路沿いにあるおかげで、車通りが多い日は音がよく聞こえてくるけど、陽も昇らないこんな時間は静かでいい。

折りたたみ式の椅子を広げて、10秒スープを作る。

いちばん体調も心も崩していた頃、この10秒レシピに何度も救われました

「限界溶き卵スープ」#限界ごはん https://t.co/f3DCO4SVse pic.twitter.com/bDKc1sS5wb

— 杏耶@あや　新連載「ふんばりごはん日誌」 (@ayatanponpon) March 6, 2021

「限界ごはん」を読んでから自炊が楽しくなった。
レンジで数分待つだけでしっかりとしたごはんが作れるのは、美味しいだけではなく自尊心も高まる気がする。

気がついたら朝の5時。

わたしは大学生の頃新聞配達をしていて、

眠気と疲労でもう二度とやりたくないけど
朝焼けを見るのはだいすきだったな。

夏場なんて汗でぐちゃぐちゃだったけど
この景色にだけは救われてきた。
そんなことを、新しい街に来ても考えている。

最近仕事のことで色々悩んでいたけれど、
あたたかいスープで少しほっとした。

たまにはこんな時間があってもいいかも。

最近、自分の時間があまりなかった。

8時間労働＋休憩1時間。
帰ってきてお風呂入ってごはんたべて寝る。
その繰り返しを生きていて。

友達も社会人になり、休みが合わず、
会えても月1くらいの付き合いになった。

学生時代も何かと部活やら配達やら色々追われて
時間も余裕もなかったはずだけど、
週末には時間を空けていたし終電で家に帰ってた。

たった半年ちょっとまでそんな生活をしてたのに、
たった半年ちょっとで社会人になっていて。

不思議。

まだ有給もないわたしだけど、
この前耐えかねてズル休みしてみた。

「トイレから出られなくて……」

もうちょいマシな言い訳すればよかった。
これじゃ休み明け「ヤバいくらいお腹壊した人」になる。

それでも職場は優しい人しかいなくて

「それは大変！無理せず休んでくださいね」

とだけ言って、元々の休みと合わせて3日も休ませてもらった。

もうどんだけお腹壊したと思われるかわからないけど、そんなことどうでも良しにとりあえずねた。

7時に電話をかけてから目覚めたのは夕方で
そういえば最近眠りが浅いことに気がついて
久しぶりにゆっくり眠れた時間だった。

社会人として良くないなとは思いつつ、
こういう日がないとやってられないな、とも思う。

大人になっても、自分は自分。

大事にしていきたいなと思います。

まだゆっくり眠れるから、
お布団に帰ろうと思います。

おやすみ