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「放っておきなさい」道元禅師の教え
みなさんは、「道元禅師」という方をご存知ですか?
道元禅師は曹洞宗の開祖で、日本の禅思想を確立した人です。つまり、禅の道にまっすぐで、とっても素晴らしいお方なんです!
その道元禅師が残した教えの一つに
念起こらば即ち覚せよ、これを覚せば即ち失す
というものがあります。
もう尊敬です最高のお言葉です、、、
というのは、この意味は、
「つらい」「悲しい」「苦しい」などのネガティブな気持ち(念)を持っていることに気づきなさい。そういった気持ちに気づくだけで、だんだんそれが消えていくから。
自分が置かれている状況、自分が今どんな感情を抱いているかを客観視してそれに気づくと、だんだんとその感情は消えていくということです。
じゃあどうして、それだけで消えていくのか、、、正直疑問です。
それは
気づくことで「放っておく」という選択ができるからです。
しょうがない。だから放っておく
「放っておく」というのは、「気づいた自分の悲しみは”しょうがない”と思い、脇に置いて別のことに心を向ける」ということです。
しょうがない、というと物事を諦めていて、悪いイメージがありますが、そんなことないんです。
しょうがないとは、「仕様がない」「やりようがない」「対処方法がない」という意味です。
解決策の出ない苦しみや悲しみにいつまでも囚われず、その気持ちに気づいたら、「ああ、私は今すっごくつらい気持ちなんだ」と自分の状態を受け止めます。
そして、放っておきます。
そうすると別のことをするようになります。
いい意味で、諦めがつくんです。
「諦める」というのも悪いことばかりじゃないんです。悲しい気持ちを諦める。すごく前向きなことだと思いませんか?
まずは、気づく。
常に自分の本当の感情は何か、気づいてあげましょう。
そのあとは、「しょうがない」と放っておいて、リセットを繰り返して新しいことに心を向かせましょう!
きっとその方が、もっと楽しい未来に近づけます!
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![見友希 / Miyuki](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/34428785/profile_d062243544979567a7fef341a33dcc87.jpg?width=600&crop=1:1,smart)