お薬の使い方をお伝えすること
西暦2022年3月7日(月)
旧暦如月五日
啓蟄
蟄虫啓戸(すごもりむしとをひらく)
新しい週が始まりました。
新しい期の始まりに向けて、与えられる薬剤師の仕事のミッションが変化していきます。
会社員として仕事をしているかぎり、求められる以上の成果を出せるように、
目の前の仕事に対峙することが大切と思って一歩ずつコツコツと進んでいます。
今日は陽気に誘われて⁉️
花粉症のお薬を出してもらう患者様が多かったように見受けられました。
ほとんどの方が昨年と同じ臆するが処方されます。
飲み薬は飲み方や、昨年飲んでいた時の症状の抑えられ方や、眠気などの副作用の出方を
思い出してもらい注意事項を確認します。
点鼻薬が処方されている方には、使い初めの準備方法や、毎日の使い方の確認を、、
点眼薬が処方されている方には、回数や点眼方法の確認をします。
ほとんどの方が、飲み薬、点鼻薬、点眼薬がセットで処方されているので、
その患者様のニーズを汲み取ってお話をさせていただきます。
花粉症のお薬の治療は、継続してお薬を使うことにより症状を出にくくするという、
予防的な使い方なので、痛み止めも痛くなる前に飲もうとする方が時々いらっしゃいます。
本当に稀ではありますが、
例えば抜歯後、麻酔が切れそうなときに痛み止めを飲むと言った指示が出ることがありますが、
いわゆる『解熱消炎鎮痛剤』と呼ばれるものは、予防効果は期待出来ないので、
症状が出始めてから使うのが一般的ですし、わたしもそうお話させていただいています。
お薬の使うタイミングをうまく組み合わせていくことで、生活の質『quality of life 』QOLが上がっていきます。
お薬を出来るだけ少なく使う方法を教えるのも薬剤師の仕事の一つです。
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