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冷えて悪化する症状への対応について考えてみたこと〜高血圧と身体の痛み
西暦2022年10月 19日(水)
旧暦長月廿四日
寒露
蟋蟀在戸 (きりぎりすとにあり)
朝晩がずいぶん冷え込むようになりました。
ウールのものを着ている姿の方も多く見かけるようになりました。
わたし自身も今日はウールの上着を着て出勤。
患者さまも、寒さによって悪化する症状を訴える方が増えています。
まずは、
慢性疾患ですと『高血圧』の方。
暖かい室内から、寒い外に出ると、急に体表面が冷えて、血管が収縮し、
血圧の上昇につながることも。
高血圧のお薬を飲んでいる方はもちろんですが、
身体を急に冷やすことは、身体への負担がかかることは間違いないので、
暖かいところから、寒いところに移動する際には、一枚多く着ることを意識するようお伝えしています。
また、寒い外を歩いて病院に行き、すぐに血圧を測って高い値が出てビックリするかたもチラホラと。
そんな方には、お家で普段の血圧を測って、記録をつけて、診察の時に医師に伝えるようにおすすめしています。
無料の血圧の記録をつける手帳を配布している薬局もありますので、聞いてみると良いかもしれません。
そして、
肩や足腰の痛みを訴えるかたも増えてきます。
気温が下がったことで、筋肉が縮んだ状態からうまく伸ばすことが出来ず、
痛みが出ることも、、、
また、寝ているときに、お布団から飛び出している足や肩が冷えてしまい、
古傷が傷んでしまうことも、、、
いずれにしても、冷やさないような服の着方や、
肩や足がお布団から飛び出さないように、お布団の使い方の工夫について、
お話をさせていただいています。
季節の変わり目には、その時期独特の症状の悪化がありますので、
考えられることで、その方の生活状況に合ったアドバイスを心がけています。
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