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何でこんなに暑いのに街に近いキャンプ場に行こうとか思うのでしょうか、わたしは

ALOHA! みゆひょんでーす♪

10年に1度の猛暑などとテレビでは言っておりますが、前回の記録的な猛暑は2018年だったそうなので、5年に1回ぐらいの猛暑が正しいと思うのは、わたしだけではないはずです。それに去年だって十分暑かったですし。

それはさておき、わたしとても熱中症のおそろしさは十分理解しているつもりなのですが、熱中症警戒アラートが出ても無視して自転車を漕ぎに行ってしまいます。もちろん水分・塩分をしっかり補給しながらですが。

熱中症を怖がりすぎて外に出ないと、カラダがなかなか暑さになれないので、よけいに熱中症になりやすいと考えるのですね。


真夏のサイクリングを生き延びるコツ(オススメはしません)

そもそも根が臆病ですし、60歳も過ぎましたので、ちょっとでもヤバいと思ったら無理はしません。すぐに日陰を探して休憩します。

だから夏は多少クルマの通行量が多くても国道や県道沿いを走るようにしています。住宅地や農業地帯は日陰があまりないからです。これが工業地帯だとコンビニがあるので、まだ大丈夫です。

いずれにしても日陰やコンビニがすぐに見つかる道を走るのが、夏のサイクリングで生き延びるコツです(あとは涼しい山岳地帯ですが、わたしはヒルクライマーではないのであまり行きません)。

今年になってサイクルコンピューター(サイコン)も買いましたので、心拍数をこまめにチェックするようになりました。これも熱中症対策には効果があるように思います。

わたしなりの熱中症対策を書きましたが、オススメはしません。元々、夏生まれのせいか、わたしは暑さには強いほうなのです。ですから、このぐらいの対策だと倒れちゃう人も多いような気がします。

わたしは30℃ぐらいなら、自転車を漕いでいる最中は快適に感じるのです。信号待ちは地獄ですけれど。

長々と本題と関係のないことを書いたのは、わたしは暑い中を外出するのは好きですが、熱中症をおそれないような無謀な人間ではないことをお伝えしたかったからです。

そんなわたしもさすがに考えるのですよ。明日からまた1泊で城南島海浜公園キャンプ場に自転車でソロキャンプに出かけるのですが、何でこんなに暑いのに好き好んで、ぜんぜん涼しくない都内の埋め立て地のキャンプ場なんかに行くのだろうな、と。

大人が海水浴場に行くようなもの?

1つ思い当たったのは、大人が海水浴場に行くようなものだということです。

30代前半ごろまでは、海水浴を楽しんだりもしたのですが、それがだんだんゴムボートになり、日光浴になり、最終的には海岸の見えるテラスとかで食事をするのがせいぜいとなりました。で、いつの間にか海水浴場には行かなくなったのです。

とはいえ、夏の海水浴場の雰囲気は大好きなのです。海岸に人が集まるウキウキ感が子どものころに刻み込まれてしまったのでしょう。

平日のキャンプ場、特に真夏と真冬はまったく賑わい感はないのですけれど、それでもそれなりに人がいて、思い思いに楽しんでいます。

真夏という特別感のある季節に、そういう雰囲気の中に自分を浸すことができるのが夏のキャンプの醍醐味という気がします。

林間学校への憧れ?

ただ若洲や城南島なら夏の海水浴場と共通点もありますが、印旛沼や手賀沼はどうなんでしょう。沼も海も変わらないだろうと言う人もいるかもしれませんが、印旛沼や手賀沼で泳いでいる人を見たことがありません。

これはたぶん林間学校への憧れがあるのだと思います。わたしの小学校は臨海学校はあったのですが、林間学校はありませんでした。

ちなみに臨海学校は、わたしの小学生時代の最悪の黒歴史でして、何と言いますか、自分に非はあるのですが、それでも社会の裏を見せつけられたと感じたトラウマ的経験をしたのです。

どういうことかと言うと、水道の蛇口から出てくる生水を飲んではいけないという決まりがあったのですね。事前の説明会でも散々言われましたし、宿に到着したときにも、宿のご主人からくれぐれも生水は飲まないでというお達しがあったのでした。

その代わりに、煮沸したお湯で作った麦茶を冷ましてあるから、それを飲みなさいとのことだったのです。

ところがですね、最初のイベントが終わって、暑い中を宿に帰ってきたら、麦茶が入っているはずのかめが空だったのです。

ちょうど宿の従業員のおばちゃん(中居さんという感じではなく、たぶん臨時に雇われた近所のおばちゃんだったと思います)が作っている最中でしたので、ちょっとクレームっぽく「麦茶はまだですか?」と聞いたら、おばちゃんはムッとしたのか、「まだ時間かかるから、水道の水でも飲んでろ」と言うのですよ。

生水禁止のはずなのですが、大人が許可したのだからいいだろうと思って、わたしも含めて何人かの児童が飲んでしまったのですね。

今でもあれはやらせだったんじゃないかと・・・

するとなぜかタイミングよく現れた教師に捕まってしまい、飲んだ児童だけ別室に連れて行かれたのでした。

「おまえらは約束を破ったから、これから家に帰ってもらう。いいな」

わたしは抗議しました。

「だって、おばちゃんが水道水を飲めと言いました」

「バカ者! 最初に宿のご主人があれほどダメだと言っておられただろう。ご主人と従業員のどちらの言うことを聞くんだ!」

これって、一種の差別じゃない???――と思ったのですけど、小学校6年生にもなっていましたので、これが世の中の仕組みだ、社会の本音だとすぐに気づいたのでした。

これが前述した「社会の裏」を垣間見た瞬間でした。小学6年生にもなると、日本国憲法というものがあって、そこでは基本的人権とか平等とかいう概念があるということぐらいは教わってるんですね。それとは違う現実を突きつけられた思いをしたのです。

わたしたちは、先生に引率されて最寄り駅まで連れていかれました。

「親に何と言えばいいのか・・・」

わたしだけでなく全員がそう思っていたのでしょう。みんな泣きじゃくっていました。

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