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美術館うろうろ|ヤマザキマザック美術館|14時のオルゴール聴きたかった

名古屋に所用で行ったら
ぽっかり1時間半、空いてしまったところ、
いい美術館あるよ、と勧められてふらりと訪れました。

ヤマザキマザック美術館


今やってる企画展は3月末まで。
折り紙すごい。

布施知子 ORIGAMI
-紙の鼓動-
~ 2025年03月23日まで!

企画展の作品と、所蔵の家具との組み合わせも。
邸宅の部屋がいくつもある感じ。

所蔵のアール・ヌーヴォーの家具と
足元にシルバーの折り紙

名古屋で2時間弱、なんとなく過ごさなければならなくなったら是非行くべき。
名古屋駅から地下鉄直結、雨に濡れずにいける。

床と壁と家具と絵画

所蔵品の展示は邸宅の一室

ホームページにもありますし、検索すると素敵な画像がたくさん出てくるので今更かもしれません。
まずちょっとびっくりするレベルのあまり見かけない立派な床です。

タイトル画像のシャンデリアの足元はこんな床

絵画フロアの世界観に誘う床。
音の出る靴の人にはスリッパの貸し出しあるってどこかで見ました。
丁寧に作り込まれた展示空間です。
壁紙の色で、赤の間(タイトル画像)、青の間、黄の間、と時代が変わります。
撮影可の絵もあります。

青の間
黄の間の壁紙。真ん中はモネ↓に拡大写真
若き日のモネの描いたアムステルダムの港
この絵に青い壁紙だと少しさみしい気がする
キャプションの位置ももう少しなんとか
カラフルな明るいローランサン
壁紙と照明は好みが分かれそう

赤の間の雰囲気と作品の調和した展示室で過ごした後、黄の間、青の間、と時代が変わって様々な作品が展開しますが、こちらは照明と壁紙と作品のバランスが難しいものもあって少し残念。
とはいえ、

音声ガイド無料貸し出しはすごい

解説をソファに座って聴いて、個々の作品を堪能できます。
それぞれの作品の額装にも注目。
作者名の刻まれた銘板も、素敵に額に収まってるので是非見て欲しい。
フォントも色々。

工芸品と一緒に飾った絵を見てみたい

企画の折り紙と家具を組み合わせるのだから、
ガレのランプに照らされた絵画と椅子、
みたいな展示はしないのかなぁ。去年のパナソニック汐留美術館のような。
工芸品のフロアと絵画のフロアは基本別のようです。

企画展の折り紙作品のある壁も

今回は所蔵のガラス工芸品はあまり見れませんでしたが、
企画の折り紙作品も見応えありましたので興味ある方は是非。
そして

14時からアンティークのでかいオルゴールの演奏してくれてたらしい

私がついたのは15時前。
残念すぎる。
次に名古屋行く時はちゃんと時間調整して再訪しよう、と思えた美術館でした。

こういう、頑張ってる企業の私設美術館見ると
DIC川村記念美術館のようなことにならないか、
つい心配してしまいましたが
調べたところ非上場企業だそうです。
頑張って下さい。

…パナソニックは大丈夫かなぁ。
ここの家具の時代は、去年やってた「ベル・エポック-美しき時代- パリに集った芸術家たち」のと被るはず。
ガレとモネのある部屋を、家具と一緒に作ってました。引き込まれて持っていかれる展示でした。
こんな感じ↓でレイアウトしてくれないかなぁ。
家具のフロア回りながら脳内補完してました。

美術展ナビより抜粋。

↑にはうつってないけど、ここには一緒に椅子とテーブルも展示してあって、ガレのランプに照らされてました。素敵な空間でした。

三菱一号館美術館のロートレックやサントリーのガレ展みたいに物量集めることができたとして、
ガレ!ロートレック!いっぱいみた!で終了。だったりする。
パナソニックはほんとに見せ方というか魅せ方が抜群で大好き。
作品のポテンシャル上げ上げ。
これを敷地建物丸ごとでやってくれてたDIC川村記念美術館。
今月末まで。
だめだ。かなしい。

どこにいってもこの2館と比べてしまうけれど、
ヤマザキマザック美術館を知れてよかった。

うん。また来よう。

読んでいただきありがとうございました。

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みゆ5383
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