面談室でしかできないことと、面談室ではできないこと
こんにちは。aRの三好です。突然ですが、皆さんの職場にはカウンセラーさんはいらっしゃいますか?安全衛生の観点で、産業保健師さんや産業看護師さんが社内カウンセラーをされている企業もあれば外部のEAPとの提携でカウンセラー設置されている職場など、様々かと思います。
キャリア領域では、セルフキャリアドックの流れもあり、キャリアコンサルタントが定期面談をされるケースもあるのではないでしょうか。
私自身は、現在「福利厚生型社員面談サービス」をスタートしたばかりなのですが、その準備にあたり、面談サービスで自分が大切にしたいことを考えていました。
安全性と守秘義務確保が絶対
今回は、オンラインを中心とした社員面談を中心に考えているのですが、面談室でしかできないことと、面談室ではできないことがあると感じています。基本的に面談は、カウンセラー(あるいはコンサルタントやコーチ)と相談者さんとの2名の空間、個室で行われることが殆どです。
オンラインであっても、その機密性が担保されているからこそ安心して話せる、非日常の空間だからこそ話せることがあります。
社員面談では、安全配慮義務が最優先ですので、万が一相談者さんの身に危機的なことが差し迫っていると判断した際は、相談者さんに了解を取り会社への連絡を行うのですが、安全配慮が行き届いた上でのお話(危機的状況でなければ)、守秘義務が優先されます。
このように、秘密が守られている空間だからこそ、また職場での利害関係のない第三者だからこそ本音を話せることがあると思います。
面談室の外でやるべきこと
一方で、面談室でできることの限界もあります。相談者さんが普段仕事を行うのは、職場となります。面談室での相談は30〜60分程度ですが、その他の大半の時間はみなさん職場で過ごしています。
面談では、みなさんが職場に戻った時、その職場でパフォーマンスが上がるような働きかけを行いますが、その普段の職場の様子も理解できているとその効果が更に高まります。
その方が普段どんな表情で仕事をされているのか、どのような発言や振る舞いをしているのか、職場でいつもと違った様子を感じると声をかけるしいつもと同じであっても声をかける。そんなイメージです。
最近はリモート勤務が広がっていますので、職場自体が「無い」という状況もありますよね。そんな時は、チャット上などのワークスペースにも出かけたいです。ワークスペースで様々な議論が展開する中、社員さんが何を発言し何にリアクションするのか、または何を発言せず黙っていたいのかなど、テキストするしないことも含め意思表示をキャッチアップしたい。表情を想像したいと考えています。
今回の社員面談サービスではそこまでの領域は含まれていませんが、ご要望ありましたら現場訪問型やワークスペースログイン型も一緒に作り上げていけたらと思っています。
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