マネージャーになった人へ
こんにちは!aRの三好です。
前回、前々回に引き続き私の過去についてお話をしていきます!
頭では分かるけど腹落ちしなかった話
会社勤務時代のチームマネジメントでは、うまくいった経験も頭を打った経験も数知れずなのですが 今でも時々思い出す、私にとってとても大事なエピソードがあります。
第2子育休復帰後、時短勤務で4カ月くらい経過した頃、人材紹介事業部のアシスタントマネージャーに任命されました。 とても喜ばしいことで、大変な毎日を送りながらも復職後早々新たな役割がもらえたこと、会社から期待してもらえたことをとても嬉しく思っていました。 役割がつく期変わりのタイミングで、部門長の異動があり、新たな部門長が赴任されました。
直属ではなく経営幹部の部長クラスの新上司(後の取締役)と初めての面談でこんなことを聞かれました。
新上司 「三好さんは、これからマネージャーを目指すという認識で合ってる?」
私 「はい、目指します」
新上司 「そうなんだね。なぜマネージャーを目指すの?」
私 「うーん、、なぜ…。まぁ自分のキャリア形成ですかね。」
それを聞いた新上司の反応はというと、「そっかそっかぁ。キャリアは大事だよね。」 と受容したあと 「でも、もしかすると三好さんのその気持ちが強すぎると、メンバーが三好さんのキャリア形成のための道具になることがあるかもしれないね。」 と言われました。
当時の私は、その言葉を聞いた時、半分はまだピンときていない状況。そして半分は、ハンマーで頭を殴られたかのような衝撃がありました。きっとどこかで心当たりがあったからなのだろうと思います。
2軸で考える必要性
今思うことは当時の私は、キャリアしか見ていなかったのですが…2つの軸で改めて考えないといけないなと感じています。とくにマネージャーは中間管理職と言われるように、板挟みになりやすいです。
マネージャーの仕事は主に2つ
①会社のミッションに沿い顧客への価値提供を最大化する「事業のマネジメント」
②それらを成し遂げるためにチームの仕事環境を整えたりメンバーのモチベートを行うといった「ピープルマネジメント(組織マネジメント)」とに分けられると思っています。
①②の両輪を回していくことで、組織がよりよく成長すると今は確信しているのですが 当時、マネジメント職になりたての私はまだまだこのあたりの理解が足りていませんでした。 マネジメントとは何かを深く考えるきっかけとなったこの言葉を投げかけてくれた元上司には今もとても感謝しています。
①②の両輪を回していけるマネージャーや組織が育つよう、外部の専門家として、また実践者としてこれからも組織に関わり続けたいと思っています。
福利厚生として社員面談をもし取り入れたい企業様がいらっしゃいましたら、お気軽にご相談ください。