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【中村日赤駅→名古屋駅】2023年12月17日 ストリートスナップワークショップで撮り歩きながら色々と思い起こしてとっ散らかるの巻

2023年12月、今年最後のストリートスナップのワークショップ。フォトウォーク&レタッチとか写真選びとかアレとかコレとかの諸々の学びの回。

地下鉄東山線の中村日赤駅からスタート。なかなか渋い。文字通り、日赤の大きな病院がある駅ですな。

フツーの住宅街なので、この辺りに住む方以外は基本的には病院に用事が無ければほぼほぼ来ることがない地域なんでしょうね。

僕も多分、物件の撮影を含めて2~3回くらいしか来たことがないかも。

地図の左手、西から東の名古屋駅方面へ向かって、北へ東へ南へと道をクネクネしながらブラブラ。

名古屋駅の西側、現在は「駅西(えきにし)」、その昔は「駅裏(えきうら)」と呼ばれていたそうです。

」があれば「」がある。「」と呼ばれるには理由がある……ん~、まぁ、、、人間の営みのそういった部分が集められた地域ですね。

まんま「」と呼ぶのも、今のこの時代となってはどうかと思うが、大正時代以降に作られた「中村遊郭」の地域なのです。

今でもまだその名残は残っており、ピアゴやキレイなマンションなども立ち並び、ある種のカオスな地域となっている印象。女子が一人で歩くのはあんまりオススメしないかな。

まぁどの都市にもそういった場所というのは少なからずありますよね。名古屋もあとは栄の中部電力 MIRAI TOWER(旧・名古屋テレビ塔)の足もともすっかりキレイになりましたが、、、

昔はホームレスとクスリの売人だらけで、写真の専門学校の先生方はよく撮りに行っていたと話を聞いた(2005年の愛・地球博の開催に合わせて一掃された、らしい)

何かもっと良い写真があれば良かったんだが、、、なんかね、僕が名古屋に来た12年前でもまだ鬱蒼とした林というか森というか薄暗い印象でした。まだまだホームレスのおっちゃんたちが酒盛りしてましたし。


話はそれましたが、そんな名古屋駅の西側もリニア上陸の波に押されたりして再開発の一途。

名古屋に来た12年前、、、いやこの辺りを知るのはもうちょっと後かな、5~6年前くらいの姿しか知りませんが、そのころと比べてもマンションやカフェ・喫茶店、新しいお店も増え、街の姿が変わってきているような気がします。


ちょいとバック・トゥ・ザ・2018年。

旧松岡旅館に所要があり、この辺りをプラプラしていました。ここは今回は通れなかったな。


ん~~~~。基本的に撮ってるモノが全然変わらん笑

旧松岡旅館内からの一枚。ピアゴの文字が見えますね。その辺りでした。

2023年。ちゃんとピアゴをストレートに撮ってくるの忘れた。写真左手がピアゴです。

2018年に戻る。が、戻った感が全然ない、相も変わらずセコム!

旧松岡旅館での用事が終わって中村公園へ。記念館前のネコ!

人に慣れている大人しい子でした。

瞬間移動かと思いきや、、、

二匹の兄弟、阿吽の呼吸の守り神でした。


全然異なる場所、別角度から撮って同じものが写ってるとちょっと感慨深い。残っていてよかった、と。

たった5年でも、ね。

【2018年】
【2023年】

たった5年の差ですが、これが10年、25年、50年と時が経って行くと、、、きっと、スナップ写真ってこういうことですよね。

「スナップでチェーン店の看板が写るのイヤ」とか何とか、誰かがどこかに書いていたのを見たような気もしますが、チェーン店もいつまで存在するか分からない。色んなモノに目を向けて、色んな情報を一枚の中に入れ込んでおくが吉だと思います。


時代を行ったり来たり!
再び、2023年に戻ります!

この辺りは大門(おおもん)と呼ばれています。(だいもん)ではなく。

上見て、下見て、上見て、下見て、、、ひたすら歩く歩く歩く。。。


色んな建物が混在しています。中には現役選手も。

名古屋駅の西側も僕にとっては大好きな街。どんな歴史があろうとも、被写体としてパワーがあるから。

僕が育ったのが函館の中島廉売という、道の両側に露天商がわらわらと集まる商店街のような地域で、正直お世辞にもガラが良いとは言えない地域だったため、小さいころからの大好物だったりする。

今でもオッチャンに好かれるのは、この地域で色んな大人たちに相手してもらいながら育ったから、かも知れない。

ではでは、歩いた順番に載せていきます。

この同じ道を、同じ時間に歩いているが、参加者から上がってくる写真は被写体も撮り方も全然異なるものになっている。コレが「空間を切り取る」か「時間を切り取る」かって違いなんだろうな。

今回は極力、人を入れずに撮ってみた。

人を入れずとも、音や気配を感じさせる究極の部分を目指したい。

いや、専門学校の頃からずっと目指しているんだが、その極致はまだまだ遠い。

さてさて、フォトウォークのあとは貸し会議室へ移動し、その日のベストを選んだり、それぞれがみんなに観て貰いたい写真のL判を並べて語って貰ったり突っ込んだり。

みんなが待っていたフォトブックを見せて貰ったり。ちょっと泣けた。

まだまだ感覚が戻っていないって言っている人もいたりして。でも、セレクトした写真をザザザッと観たが、十二分に撮れていた。まぁ僕の先生に鍛えられたんだから、そうじゃなくっちゃね。

あとは、それぞれの2024年に向けて、とか前向きな話もしたり、愚痴もあったり、簡易的なブツ撮り講習とかもやってみたり。

……他、何やったっけ???ってくらい盛りだくさんだったんだが、その模様を一切撮っていないというね笑

みんなの話を聞く、答えるって、、、結構、集中力が必要でしてね。。。

でもホント、カメラを触らずにみんなの写真を観て、話を聞いて、久々に心地よい疲れ。

L判を並べて、あーだこーだ言い合うなんて、、、ボツ写真からレギュラーメンバーに生き返るとか、、、本当にサイコーですな。

オンラインではなかなか再現出来ないんですよね、コレ。。。

(以前の写真セレクトのワンシーン)


さぁ、宮田には、みんなに提出してもらった写真を添削するという仕事も待っている。その場で出来れば一番良いんだけど、ほとんどの時間は誰かしらが喋っていて、、、

ホントはみんなでレタッチやりたいんだけど全然時間が足りない!

ちょっと早めに解散になったので飲まずに帰宅。なんて健全。んで、帰ってきたらこんな空。なんて幸せ。

とにかく、みんながケガなく無事に帰宅できたと聞いた時が一番ホッとする。。。

2024年もヨロシク!と言いたいところだが、、、ホントまだ何も決めておらず、というか決めかねていて、、、私は何をどうするんだろうか、どうしたいのだろうか、、、と。

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宮田雄平/カメラマン
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