#11【えごま】無農薬での栽培記録~ごみ取り&洗浄編~
収穫を終えた実は、「唐箕(とうみ)」という
風力で穀物とゴミを分別する機械にかけて、小さなゴミを取り除いていきます。
機械のパワーで小さな虫や葉のかけらなど、重量の軽いゴミだけが風力でどんどん飛んでいき、重いエゴマと仕分けられていきます!!
何度か機械を通して大体ゴミが取り除けたら、布を敷いた大きな棚に広げ乾燥へ。
乾燥させている間に生きていた虫は自分から逃げて行ってくれるので、
ウヨウヨと動く数種類の青虫を取り除く作業は必要ありません。
虫嫌いの私にとってはありがたい。。。
実がしっかりと乾燥したのを確認できた数日後、次は実にこびりついている泥や砂をきれいにしていくための洗浄作業。
まずは5つの樽に水を張り、手で搔き回しながらよく擦ってこびりついた泥を取り除いていきます。
一見きれいに見えていたエゴマから、どんどん出てくる泥やごみ。
あっという間に水は真っ黒!!!
ある程度擦ったらエゴマをザルですくって次の樽へ移していき…
この作業を5回繰り返していきます。
樽に手を突っ込むと、肘ぐらいまで水につかるため手はふやけてくるし、何より水が冷たい!!!
どんな作業も農作業は大変なんですね。
唐箕をかけてきれいに見えていたエゴマも、水で洗うと小さな砂や泥が出てくる出てくる。。。。
そんな汚かったエゴマも、5つ目の樽までいくと水もすっかり透明になりキレイなエゴマとなりました!!
全てのエゴマを洗浄するのには約半日かかりましたが、今年のエゴマはキレイだったらしく、洗浄作業は例年より短時間で済んだそう。
(収穫時ブルーシートの上で丁寧に作業したことが良かったらしい)
洗ったエゴマはまた布を広げた棚で乾燥させ、いよいよ次は最後の仕上げ作業へと続きます➝➝➝