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健康・美容・ダイエットに効果の高い「梅干し」食べていますか?

梅干しといえば、かつての日本人にとってもっともなじみ深いおかずの1つでした。小さい頃、おにぎりやお弁当に梅干しが入っていた人も多いと思います。最近ではだいぶ食べる人が減った印象ですが、個人的には「健康のために毎日食べたい食品は?」と聞かれたとき、割と上位にランクインするのが梅干しです。

なぜそこまで梅干しを推すのか。その健康効果や梅干しの選び方について解説します。

塩分の重要性と梅干しの選び方

梅干しについて語るとき、多くの人が気になるポイントがあります。それは「梅干しってすごくしょっぱいけれど、塩分は大丈夫?」というものです。

梅干しは1個15〜20gほどで、1個につき7〜20%の塩分が含まれているといいます。つまり、梅干し1個につき1g以上の塩分が含まれているということです。こう考えると、やっぱり塩分の多い梅干しは避けたほうがいいんじゃ…?となります。

しかし、塩分は人体に欠かせない栄養素でもあります。塩分は体内の水分量の調整に必要だし、塩分が少ないと血糖値の調整や成長ホルモンの分泌で働く副腎の機能が低下してしまいます(副腎疲労)。

塩分の摂取は、摂取量もそうですが「どのように摂取するか」も重要です。日常でよく目にする食塩は、塩化ナトリウムの濃度が99%以上なのに対して、藻塩などの天然塩は塩化ナトリウムの濃度が94%前後で、他のミネラルが含まれています。たったの5%に思えますが、この差が人体に与える影響はかなり大きいわけです。

梅干しを選ぶ場合も、塩分量ばかりに着目するのではなく、天然塩を使っているかなどに注目してチョイスしてみてください。そうすれば、身体にとって有益な塩分を摂取しつつ、梅干しの健康・ダイエット効果を享受できます。

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