悲観主義ってそんなに悪いのかな?
「悲観主義がそんなに悪いのか」は、私が留学している時にリーディングで読んだテーマでした。私自身決して楽観的ではないので、共感できる部分が多く、記憶に残っている内容でした。
ちなみに答えとしては「意外と悪くない」です。
その文献自体はまだ保管しており読み直してみたので、
今日はそれをちょっと紹介したいと思います:)
悲観主義とネガティブ思考の違いについて
色々調べてみたんですけど、少し違いがあるようなので、私が調べたうえでの違いを一応書いておこうと思います。
一応違いを調べてみましたが、この記事の中で「悲観」という言葉を使いつつも、「ネガティブ思考」に置き換えても問題はない気がします。
英単語紹介
一応英語バージョンも紹介しておこうと思います。
悲観主義のメリット
いよいよ本題です!
その文献によると、悲観主義のメリットは「結果が悪くても落ち込み過ぎずに済む」ということです。
なぜなら、悲観的なので結果が悪いのは最初から予想していたからです。ある意味予想通りになったのです。
これの対極の表現ですが、悲観主義者は「結果が良い場合、楽観主義者以上に喜びを感じる」のもメリットになります。
結果が悪いと思っていたのに良かった→良い意味で期待が外れ、楽観主義者以上に喜べるのです。
楽観主義者は結果が良いと予想するのがデフォルトになってしまうので。。
悲観主義者にも種類がある
私もこれを読んだとき笑ってしまいましたw
その文献の中では、「defensive pessimist」か「その他pessimist」の2種類しかありませんでしたが。
悲観主義者のメリットを享受するためには、この防衛的であるタイプにならないといけません。もう1つのタイプは結局は自分を責めるだけだからだそうです。
防衛的悲観主義者は、悲観的でありつつも対策を取るので、結局は成功体験を積む場合があります。これもメリットといえますね。
私なりに、これは楽観主義者の場合どうなるんだろう?と思いましたが、
楽観主義者の場合
・「自分はいつも成功するから大丈夫」と思い全く対策を取らない
・「自分はいつも準備をしているから成功しているのだ」と思いそれなりに対策を取る、のかは謎です。詳しい方教えてください。
悲観主義者の特徴
冒頭で、自称悲観主義者だと書きました。
私なりに悲観的だと思った判断材料を書いてみます。
ちなみに朝起きるたびに「今日も最悪な1日になるだろう」とは思いません。
悲観的と心配性って表裏一体なのかもしれません。
⚠️心理学についての知識は0です。
では悲観主義者が「良い」のか?
もちろん、悲観的にも楽観的にもメリット、デメリットがあります。
悲観主義のデメリット
この記事では悲観主義の良い面に焦点をあててきましたが、デメリットもあります。
・悲観的な人は、新しいことを始める時にリスクを取れないことが多い
・過度な心配や不安がメンタルヘルスに関わってくることも
楽観主義のメリットデメリット
メリット
・前向きな姿勢。
・挑戦しやすい
・楽観的な考えがストレスを軽減させる
デメリット
・「上手く行くさ」と思っているためリスクや問題を見逃す可能性がある
・結果が良いことを期待しているので、失敗した時は強く失望しやすい
・辞め時を見逃す
現実主義のメリットデメリット
その文献によると、完璧に100%現実主義という人はほぼいないそう。
その理由は、現実主義は悲観的楽観的な意見に左右されない、つまり感情が全く入ってこない考え方だからだそうです。
メリット
・冷静な判断ができる
・バランスの取れた視点を持つ
デメリット
・冷静なため感情が無い
→モチベーションなどの情熱に欠けます。ちょっと人間味が無いですね。
ただ当たり前ですが、100%楽観主義者、100%悲観主義者という人は少なく、多くの人が状況によって変わるそうです。
何に対しても楽観的、悲観的という人は少なく、悲観的な人だとしても楽観的・現実的な要素が入ってくることもあります。
最後に
日本(多くの国がそうかもしれませんが)では、やけにポジティブ思考が良いとされる気がします。なんでもポジティブに捉えよう!みたいな。
確かになんでもネガティブ思考(悲観的)では、人として一緒に居づらいですし、不のパワーをもらいたくないですよね。
もとから私は悲観主義者であることをそこまで悪く考えてはいませんでしたが、この文献を読んだときに、より一層「悲観的でも意外と大丈夫なんだ」って思いました。ただ防衛的悲観主義者の要素はあった方が良いと思います。
楽観的・悲観的・現実的、どんな考え方にもメリットデメリットはありますし、100%どれかに偏っているわけではない、そういう新しい視点をくれた留学中の気づき的な感じでした。
ちなみに、コップに半分水があるのを見て、「half empty」と見るか「half full」と見るか、というテーマは語学学校の英語の授業であるあるじゃないでしょうか😂
ということで、最後まで読んでいただきありがとうございました:)
See you soonです。