7artisans 50mm f1.1
結構おすすめです。
中国のお手頃レンズで今や市民権を獲得していると言っても過言ではない(多分)7artisansの50mm f1.1。
なんとフルサイズ対応です。
そしてMマウント。
そして!距離計連動も対応!!
ふざけたことにf1.1で傾斜カムなのには思わずニヤけました。
精度とか知らん!と言う強い意志を感じます。素晴らしいですね。
合わない場合は自分で調整可能な設計。
なんと言っても安いのです。
ヨドバシで¥59000円、マップの中古で3万円台。
正月のセールにゃマップ中古は2万円台を下回り…(そこまではもうないかも)
最安なタイミングで手に入れていれば、かなり美味しい思いができましたね。どちらにせよフルサイズの50mm f1.1では最安クラスの模様。
簡単な解説はこちらに載ってます。
素敵なフォトヨドバシの記事は以下に。
http://photo.yodobashi.com/leica/lens/7artisans_50f11/
外観
見た目はなかなか素敵です。
f1.1ですが非常にコンパクト。400g台で個人的には軽量…とは言えませんがf値を鑑みると素晴らしいまとまり。
そして絞り羽根も驚きの13枚。現行SUMMILUXは見習ってほしいですね。嘘です。
ビルドクオリティ警察の皆さんには申し訳ないんですが、多分全金属ではあるのですが、なんだかヤワい触り心地です。かなり。
多分昨今の国産プラ製レンズの方がしっかりしてます。
僕の個体に限った話かもしれませんが、鏡筒をいじめると動きます。
心配になりますね。
ただしまぁ、いじめない限りはきっと大丈夫です。
なぜかM6ですが、M型につけるとこんな感じに。
決して小さくはないですが、ギリまぁ行けるかなと言うサイズに収まります。
名前の通り、球面レンズだけで構成されています。
諸収差おいでませ!な感じですね多分。
他の中華大口径だと、
TT Artisanと中一光学のspeed masterがありますが両方非球面だった気が。
お値段、サイズ、重量ともに倍以上になってきますね。
TTの写真とか巷で見る限りでは、流石にこちらのレンズよりかは開放からちゃんと写ってる感じです。
TTはメルカリで5~7万で中古見たりします。狙い目かも。
speed masterはミラーレス用もありますし、画質的には一番良さそうですよね。ノクチ?なんですかそれは。
それではまた。
聖書を読んできてください。
M10-Pにて
おそらく解像感だの性能云々のレンズではないので、ひどい時に喜べる気概が大切ですね。
草 / 曇り
fpで使った際には、絞っても絞っても周辺の画質がモニョモニョで、結局中央部分で撮る!縛りになったりして面白かったです。
ちなみにかなり後玉が突出した設計なので、M型以外で行けるかはリサーチした方がいいかもしれません。
S5,S5IIxの場合内部のセンサー周辺のフレームに干渉するようで、最短~3mくらいでしか使えませんでした。センサーに刺さらなくてよかった。
天気が良いと盛大にフリンジが出ると言うこともあるので、意外に曇りの日にジメジメしながら使うのがいいかもしれませんね。
室内
特別強い印象はありませんが、色、コントラスト共にあっさりめらしいです。(フォトヨドバシ談)
山 / 晴れ(夏)
M10だと薄いピント面を一旦忘れて、開放でも絞っても、変わらず距離計を使って撮影できるのがおそらく何よりのメリットです。
とりあえず二重像が合致していればいける!と信じて撮っていきました。
fpにて
人物
fpは拡大表示の切り替えが簡単でかなり使いやすくなります。
楽しい…!
↓曇りにて。
結構開けても全然撮れるのでやっぱり曇りおすすめです。
こってりこってり…
↓晴れ
お昼間の直射日光!フリンジエグい…! でf1.4多めでした。
でも開放もいっぱい使っちゃう。
めちゃクローズアップで顔撮ってみても、結構面白そうです。
(歪曲そこそこあるので編集時に直してね。)
メトロ
f1.1は暗いクラブでも大活躍….するんでしょうか。でも楽しい☺︎
一点、暗〜い中に一部分だけ超明るい!みたいな状況が盛りだくさんなので、開放だとまともに使えないと言う残念な側面があるのは頭に置いといたほうがよさそうです。
でも楽しい!おすすめです。
そんなわけで意外に長くなってしまったのですがこの辺に。
何かの参考になれば幸いです。
それではまた。