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同人誌 吉田松陰の子

同人誌「吉田松陰の子」は1990年代初期の仮想戦記華やかなりしことに書かれた同人小説です。
内容は吉田松陰と高須久子の間に男子が産まれたらというIFもので、産まれた男子虎太郎は、萩の乱に巻き込まれ入牢しているうちに、乱で大叔父ら親族を失いながらも、西南戦争後に学問で身を立てて、伊藤博文や山形有朋らの引きで明治政府に出仕し文部省の官僚となり伯爵位をもらい(「海江田信義が子爵なのに吉田松陰の息子というだけで伯爵はおかしい」と薩摩閥が反対するのを、徳川慶喜に公爵位を与えることで土佐閥と肥前閥、旧幕臣を味方に付けた伊藤博文が押し切った)貴族院議員にとなるまでを描く第一部と、その三人の子が昭和の時代に重きをなす第二部よりなり、第二部の吉田三兄弟はまんま佐藤岸三兄弟のトレースとなります。山口県で圧倒的な人気を誇る吉田兄弟のせいでついに佐藤岸兄弟は官僚として終わり政治家への転身ができないで終わります。
令和に続編書かれていたら安倍晋三に類する形で吉田松陰の玄孫の話とか書かれたんだろうか?妄想を掻き立てる話です。

吉田松陰
高須久子
吉田松陰の子 吉田虎太郎


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