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この時期食べたいオクラのスパイスカレー

ばあちゃんが畑で育てているオクラが毎日毎日採れまくっています。

きゅうりと同じで、一日でかなり大きくなるので毎日採らないと巨大オクラと化しています。

これくらいの大きさで収穫したのが一番美味しい。



オクラ好きなんだけど、刻んでおかかと混ぜて食べたり、薬味と混ぜて食べたり、そんなに量が食べらない😅

一度、オクラを素揚げしたのは美味しかったけど、結構油使うしな~。

と、私みたいにオクラの食べ方に悩んでいる人いませんかね?

そんな時はスパイスカレーお勧めですよ!


薬膳的にみるオクラの効能

おくら
性味:平性/甘苦
帰経:腎脾胃
効能:補虚損、健脾、滋陰、生津、潤腸、通便
適応:虚労、脹満感、津液不足、口渇、便秘、胃潰瘍、胃炎

日本中医食養学会.食物性味表

漢字で難しいと思いますが、胃を元気にしてくれる、身体を潤してくれる、便通を良くしてくれる、という効能があると書かれています。

湿度の高い夏で胃腸が疲れている所に、秋が近づいてきて、乾燥し始めるこの時期、オクラ食べると身体が整いそうです。

栄養学的には水溶性食物繊維、ペクチンが糖分の吸収を緩やかにして食後血糖値の上昇を抑えてくれる。

今年の健康診断でHbA1cが0.1%上がってしまって、血糖値も気になるのでオクラますます好きになりました!

オクラのスパイスカレーのレシピ

レシピ(2人前)
・オクラ 8本くらい
・生姜 一欠片みじん切り
・ニンニク 一欠片みじん切り
・玉ねぎ 半分みじん切り
・トマト 1個
・ターメリック、クミン、コリアンダー パプリカパウダー 各小さじ1
・カスリメティ 大さじ1 (省略可)
・塩 小さじ1〜
・ヨーグルト 100ℊ

作り方
①生姜、ニンニク、玉ねぎをフライパンで炒める
②玉ねぎ入れて茶色に色づくまで炒める
③トマトを入れて炒める
④ターメリック、クミンパウダー、コリアンダーパウダー、パプリカパウダー、カスリメティ、塩入れて弱火で1分ほど炒める
⑤ヨーグルトを入れてよくかき混ぜてから、オクラを入れてオクラが柔らかくなったら完成!

いつもはトマト缶1/2で作りますが、畑にトマトがあったのでフレッシュトマトを使いました。
トマトの酸味が飛ぶように少し煮詰めます。
ヨーグルトはよくかき混ぜてから入れると分離しにくいです。
オクラ切って入れてもいいのですが、切るとねばねばの成分が出てきて全体がねばねばするので、丸ごと入れています。

クミン、コリアンダー、ターメリック温性で、散寒、理気、和胃など温めて、気の巡りをよくして、胃の働きを助けるものがほとんど。

カスリメティは薬膳的な効能が不明でしたが、好きなので振りかけました。
煮込むと独特の風味が足されて美味しいんですよね~。
一気にインドっぽくなる気がします。

トマト身体を冷やすけど、他の食材は温性のものが多いし、温かい状態で食べるので冷えすぎないようにしてます。
私の体質が陽虚という、温める力が弱いタイプなので冷える食材を使う時は、冷えすぎないように配慮してます。

今が旬のナスも胃腸を整えると言われていますが、好き過ぎて毎食のように食べていたら下痢になりました。
ナスは身体を冷やすので、胃腸が冷え気味の私にはいくら加熱して食べたと言っても冷やし過ぎになっていたようです。

トマトも潤いを作ってくれるので、まだ暑さが残る夏の終わりや秋の始まりにお勧めな食材ですよ~!

オクラは書籍によっては涼性と載ってあるものもあって、身体を冷やすと書いてあるものもあるので、陽虚タイプの私は食べすぎに注意したり、温める食材を合わせるようにしてます。

今回はいつも作っている炒め玉ねぎストックを切らしていて、玉ねぎのカット&炒めるのがひと手間でした。
玉ねぎストック作って置かないと~。
玉ねぎストックさえあれば10分くらいで完成しちゃいます。

まとめ

今までもオクラはこの時期畑で採れるので、よく食べていましたが薬膳を学んでからより食べたくなりました。

旬の野菜ってその季節に採りたい食材に当てはまるから、いつもながら感心しちゃいます!

オクラ、まだしばらく採れそうなので毎日の食卓で美味しくいただこうと思います!



カスリメティ入れなくてもいいけど、使うと一気に本格的な味になります!

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