揺れる私と土台の行方(エッセイ)
まずは土台を作らなければならない。
自分には、その土台がまだできていない気がする。
仕事を変えたいと思うのも、結局は土台――稼ぐ力をなんとかしたいからだ。
けれど、私は人の意見に影響されやすい。
むしろ、常に変わり続けている。
人に会うたびに揺れ動く感情や意識が、
自分の中でいつも忙しなく変化していく。
そのたびに、私は少しだけ自分にイライラする。
「自分軸がないのか?」
いや、多分、ないのだろう。
変わり身の早さは、
自分の長所なのか短所なのか。
それさえもまだ分からないけれど、
今は考え続けている。
決めるのは、結局のところ自分だ。