レディ・ゴディバと愛のチョコレート
もうすぐバレンタインですが、チョコレートのゴディバが全店舗を閉めてオンライン販売に切り替えるというニュースがありましたね。
ゴディバといえば、ブランド名の由来にもなった美しいレディー・ゴディバ。彼女をイメージした画像をいくつか拾ってみました。(下はWiki)
11世紀イギリス、小さな町コベントリーの領主は信心深いが野心的で、次々と公共の建物を建てては重税を課していました。
彼の美しい妻ゴディバは貧しい領民たちの苦しみに心を痛め、やめるよう何度も頼みました。とうとう折れた夫は、
「もしおまえが一糸まとわぬ姿で馬に乗り町中を廻れたなら、その時は税を引き下げよう。」と言いました。
翌朝、彼女は一糸まとわぬ姿で町を廻りました。領民たちはそんな彼女の姿を見ないように窓を閉ざし、敬意を表しました。そして領主である夫は約束どおり、ついに税を引き下げたのでした。
ゴディバの創始者夫妻はレディ・ゴディバの勇気と深い愛に感銘して、1926年ベルギーに誕生した自らのブランドに「ゴディバ」の名を冠したのだそうです。
実は私がレディー・ゴディバの伝説を知ったのはず〜っと以前、クイーンの Don't Stop Me Now の歌詞にその名があったからでした。
I'm a shooting star leaping through the sky
僕はまるで夜空を駆け抜ける流れ星
Like a tiger defying the laws of gravity
重力なんて跳ね返す、虎みたいに
I'm a racing car passing by
まるで走り抜けるレーシングカー
Like Lady Godiva
あのレディ・ゴディバのように
ちなみに、クイーンのこの歌は過去記事中YouTubeのダンス曲として流しました。