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水中写真コンテスト2021の魅惑的な受賞作品
地球の表面の約71%は水に覆われているので、地球の素晴らしい自然の71%をとらえた写真コンテストがあるのは当然のことです。
2021年度水中写真コンテストの受賞作が発表されました。息をのむような写真ばかりです。コンテストでは大海、沿海、湖、川、水たまりなど、水中にいるあらゆるものが被写体です。順不同でご紹介します。
「あなたが眠っている間に」by M. Kirkland、イギリスの水中広角部門1位
マルズマイアという小さな森は英グラスゴーの住宅団地やスーパーマーケットや工場の間にあり、思いがけず野生生物が棲んでいる場所です。 毎年冬解けになると、小さな泥だらけの池の中のアカガエルが数晩かけて生き返ります。
2018年に最初にここでそれを撮影して以来、写真家マークさんの頭の中にはそのイメージがずっと残っていました。街が眠っている寒い夜の間に起こるこの小さな奇跡を捉えるまでに、さらに2年かかりました。
満足のいく1枚に辿り着くまでに、長時間露光、バックライト、近焦点広角、分割写真を組み合わせながら、リモートシャッターを100回は押しました。
失敗作ばかりの中でこの最後のショットは、彼が暗闇に横たわり泥にまみれて予測不可能な自然の要素が整列するのを待った、4晩・延べ25時間以上の努力の集大成です。 それは有意義な時間だったでしょうか? もちろん「イエス!」と私は握手を求めたいくらいです。
参考までにマルズマイア、グラスゴー、スコットランド(MBY)の空中写真を載せますね。中央の小さな森です。
オリンパス、OMD Em5 MKii、オリンパスPT-EP13、パナソニック8mmフィッシュアイ、iso 1000、f16、20s、2x Sea and Sea YS-110a
「差し向かい」by J. Zhang(中国)、習性部門の2位
これは日本と韓国で見られるイソギンポ(ブレニー)という魚の一種が喧嘩している写真です。 その最も特徴的な特徴はクールな頭のスタイルで、パンク・ブレニーまたはモヒカン・ブレニーと呼ばれたりします。
実際にはこの魚種はいつもは隠れ処にいて他の魚と交流しないので、こんな戦闘シーンは非常にまれです。 しかし、繁殖期には、人口、じゃない、魚口密度が高すぎるとイソギンポは恋の相手を求めて激しい戦いを繰り広げるが、争いはすぐに解決します。
イソギンポはこの写真家さんのお気に入りのプロジェクトの1つですが、情報を入手してからこのシーンを撮影するまでには断続的に約3年かかり、この間に助けてくれた日本人の友達に彼は感謝しています。
和歌山県のみなべ町沖で撮影。Nikon、D850、Nauticam NA D850、Nikon 105mmマクロ、iso 320、f / 22、1 / 250、Retra Flash PRO with Retra LSD
「イソギンポの顔写真」by M. Nimmmo、イギリス水中マクロ部門1位
<可変イソギンポ>は、さまざまな色で現れる可能性がある魚種です。英国沿岸海域には比較的新しく、地中海などもっと南の海域を起源としています。
この画像はオスで、2020年7月にプリマスの入江で撮影されました。このこは岩棚で誇らしげに目立っていて、理想的な被写体でした。
イソギンポの顔だけを強調するためにスヌート照明を使って捉えました。スヌートライトは頭の上から配置され、顔の特徴を強調しています。
英プリマスサウンドにて。(MBY)Nikon、D7200、Nauticam、Nikon 60mm、iso 200、f / 13、1 / 80、Flip snootproを備えたInon240ストロボ
「2匹のカメ」by R. Romeo(イタリア)、白黒部門3位
何か月も続いたパンデミックの間に他のみんなが通常の生活様式を修正したように、この写真家さんもふだんのダイビングからシュノーケリングに変えました。けれど、おかげで新しい時間と空間と今までと違う面白い視点がみつかり、気分が明るくなりました。
今年の夏、エジプトのマルサエグラの湾で早朝シュノーケリングをしていると、小さくてフレンドリーなタイマイによく出会いました。 その優雅な動きに魅了され何時間も見ていました。
そのうちに光と海の特定の条件が揃うと完ぺきな撮影ができることに気づき、何日もの間、辛抱強くその時がくるのを待ちました。
エジプトのマルサエグラで撮影。(MBY)Canon、90D、Easydive Leo3、Tokina 10-17、iso 160、8、250、自然光
May be continued.
https://underwaterphotographeroftheyear.com/winners/2021-winners/