見出し画像

所変われば品変わる


私が初めてカッサータなるものを食べたのは、昨年の夏、コンビニで見つけたこちら。

カッサータのことは知らなかったけど、ドライフルーツやナッツが好きな私にとってはきっと好きな感じに違いないだろうと確信して購入したところ、予想通りに私の好みにピッタリだった。
で?カッサータって何だ?


ちょっと前まで、“マリトッツォ”と見れば購入していた私だが、いつのまにかマイブームは終わった。というより、マリトッツォがメジャーになりすぎて、どこにいっても見かけるようになったから有り難みが薄れたのだ。


それに比べるとカッサータはまだ、そんなにどこででもは見かけない。次に私が出会ったのは久しぶりに友人と会った日、お茶しに行ったカフェのケーキセットで。

コンビニのと比べると別物みたいだけど食べた感じはそんなに遠くない。マリトッツォだっていろいろ個性的なものが出てるわけで、使われている材料や作り方や、概要さえ合っていればそれはもう、カッサータなのさ。

そしてまた、新たなるカッサータとの出会い。

ついに、切り分けたり、スプーンやフォークを使わずに食べられるよう、アイスバーの形になった。

で、結局カッサータって何だ?
袋の裏を読んでみよう。

カッサータとは?
イタリアシチリア島のアイスケーキで、クリームやチーズにナッツやドライフルーツを混ぜ込んだ冷たいデザート

上の2つと違うところは、クッキー生地の部分が無いことだが、クリームにナッツやドライフルーツが混ぜ込まれた冷たいデザートという点は間違ってはない。
さて私のnoteフレンドさんに、シチリア島にお住まいの方がいらっしゃる。その方のクリスマスの記事にカッサータが出てきた。『ドルチェはお決まりのカッサータ。シチリアを代表するデザートです』とあったが、私が知っているカッサータとは見た目が全然違っていた。きっと本場のものはこんな感じなんだなと、とても参考になる。日本のお寿司が、外国にいくと見たこともないような創作寿司になるのと同じ。私が日本で食べているカッサータもこれがカッサータだと言われるのであればそれはカッサータなのだ。


いいなと思ったら応援しよう!