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メンタル体験記 -激鬱-

今回は自分の鬱病について取り上げたいと思います。
正直24年も鬱病をやっていると、パートナーみたいな感じになっていて、今更治るのか疑問です。
治ったのは後にも先にも、灰色のサングラスが外れたあの奇跡の1日だけ。
あの景色をもう一度見られるなら、何でもします。本当に。

24年間、いや記憶のある限りから自分の気分は常に憂鬱でした。
実は生まれは東京世田谷なので、幼いながらに生まれた地域的には「勝った」と思っていました。
しかし、父の仕事の都合で大阪に飛ばされて、子供心に「終わった」と思いました。
整備されていないドブ川と汚い空気。
喘息になり、毎日発作が出る。
空気が吸えない、苦しいし、眠れない。死ぬ。死んでしまう。
しんどい地域。
しんどい学校、しんどいクラスメイト。
しんどい時代、しんどい人生を生きてきた。
朝起きられない。
1日50分のつまらない授業を、5〜6時間。
週3〜4日夕方から夜遅くまで塾。
辛すぎた。

だから、僕の夢は親のことがなくても「都会に逃げる」だった。
そのために勉強を頑張ったが、何回も書いている通り無理しすぎて、高校2年生のゴールデンウィークに行けなくなってしまった。
その時は、今の鬱病より軽かったと思う。
実際には具体的な診断は『鬱病』ではなく『気分変調症』でした。
確かに今現在の激鬱状態より、マシだっと思います。

ちなみに気分変調症というのは普通の状態を基準として、気分の移り変わりが激しい感じです。
大体の感じをグラフ(大体1週間)にしてみました。

①最初に訪れたクリニックの診断事情

当時の僕の感じ(ルーティン)
気分変調症

確かに当時はこんな感じでした。
本当に気分変調症かどうかは別として、まだマシでした。
若かったというのもありますし、希望もありましたしね。
この頃に素直に絵やイラストの勉強をしていれば…と常々思います。
1番になれないならやる意味がないと、どこか怖かったんです、評価が。
究極の承認欲求が、プライドが邪魔をしました。
最初から上手くいくはずないのに。
誤魔化して、逃げて、自分を信じずに、全て世の中のせいにしてました。

②現在の鬱事情

現在の鬱事情(ルーティン)
低空飛行型

今は、T先生の見解と自分の見解が同じで、鬱状態をの低いところを上がり下がりしている感じです。
こんな感じで、鬱以外の病気もあるので、基本的には疲れやすいですし、鬱病だけではなく、発達障害、毒親(PTSD)とメンタルの闇鍋、毎日がしんどいです。
悟りでも開ければいいのですが。

③双極性障害の波

双極性障害イメージ
落差が激しい

ちなみに厳密には鬱と別物の「双極性障害」を比較のために書いてみました。
もし違ったらご指摘お願いいたします。
比較するものではないですが、この状態の低い状態を上がったり下がったりしているので、僕の場合は常に『低い』で落差を刻んでいる感じですかね。
だから双極性障害の方の万能感(一般的にはマリオのスター状態)と激鬱を繰り返すのは、万能感がある時期はともかく、激しく落ち込んだ時とその落差が激しため、無茶苦茶しんどいと思います。

④よく病院なんかで紹介されている鬱回復図

よく鬱になった人が徐々に治っていくケース
(病院でよく見る)

一般の人が、仕事に疲れ、鬱になった時の上がり下がりを繰り返しながら治っていくというのがモデルケースで、ついでにグラフにしてみました。
ていうか本当に、鬱病って3ヶ月とか6ヶ月で治る人いるのでしょうか?
なんかそれが信じられないんですよね。

まとめとしては、僕の場合はとりあえず鬱と、親のPTSDが消えてくれれば、発達障害のフットワークの軽さで何とか生きていけるんじゃないかと思っていますが、闇鍋、絡まり、ぐちゃぐちゃ状態ではどうしようもありません、助けて神様仏様状態です。
ちなみに癲癇は人生で2回の発作しか起きていないので
「本当に癲癇なのか?」
「人生で疲れている時に倒れるってあれません?」
という感じで、T先生も僕の癲癇の状態をみたことがないし、脳波も異常がないので、「うーん」というところです。
ただ、じゃあ車運転していて発作が起きて人をはねる事件もあったので、『疑わしきは罰する』精神で一応います。
だから車の免許証もありませんし、運転もしません、できません。
ていうか、大学時代に初期の引っ掛け問題で3回くらい進めなかったので、発達障害も関わってきているので、多分車は一生運転しないだろうなと思います。
病気だからって、人を死なせてしまうのは言い訳にはなりませんからね。

ちょうどキリがいいのでこの辺で。
次回は鬱の種類と自分がどこに所属しているのかについて書いていきたいとお思います。
フォロー、スキ、大変励みになっています。
いつも読んでくださりありがとうございます。



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