蓮
今まで静かに穏やかに暮らしていた幼馴染みの2人。これから先もこの穏やかに生活は続いていくと思っていた。ある日、2人の街に隣国が侵略してくるという話が持ち上がってきた。急に押し寄せる現実に今までそれぞれが思っていた何かが動き始める。ラスト衝撃です。この2人の行く末をご自分の目で確かめてみてください。
renの新作です‼少しずつ長編を書いています‼愛することとはどんなことなのかを自分なりに描いています‼ご興味ある方は是非ご覧下さい‼
初めて書いたエッセイをまとめています‼ご興味のある方は是非ご覧下さい‼よろしくお願いいたします。
あなたを初めて見た瞬間。 そこだけ時間がスローモーションになり、視線が外せない。これが一目惚れというやつなのかも……。人生初めて出会う感情と同時に勢いよく音を立てながら打ち上る花火が胸の奥から空高く上がっていく。自分でも驚く。あれほど長い間音をなくして受動的に慣れきっていたワタシの心にまだこんな感情が残っていたなんて……。 呼び覚ますことがこんなにも呆気なく瞬きするより簡単で早かった。 人を好きになるのに理屈も時間も何を関係なくて。ただ思考回路が自分を追い越しながら奪わ
どれだけ泣いたらどれだけ泣いたらアナタへの気持ちはなくなるんだろう?今までのワタシをアナタの視界には写っていなかった。ワタシの気持ちも行動も何もかもが残らなかった。気持ちの一方通行。それに気付くのに少し時間がかかってしまった。アナタの前ではワタシは空気の様に透明でしかなかった。いつもそうだった。いつもワタシのもとからすり抜けるように消えてしまうもの達。そう願っているわけじゃない。なのに奪って去っていく。愛を知る価値がないのならなぜワタシはここで生きている?なぜ生かされる?痛み
別に死にたい訳じゃない。だけど生きる意味を見失った。毎日毎日同じ生活繰り返して、いつまで頑張ったら変わるのだろうか?心が重く。落っこちていく。虚しい。虚しい生活。
今が明るくないと明るい未来はやってこない。今が苦しいとか今が辛いとか感じる先にステキな先など想像できない。でも、ウソでも何でもいいから幸せな顔して歩いてたらいつか嘘が誠になる日がくる。それまで前見ていられれば。歩き続ければ。現実はそんなに単純明快なものでもない。
今、1つの大きな話題によっていろんな人が考えされられ衝撃を受けている。人の生きてきた功績に優劣は決してなく尊いものだけどこれだけ人の目に留まり受け止められるのは、それだけ影響力があり人となりの深さを思いしる。
自殺をしてしまうのには2種類あるらしい。『死にたくて死ぬ人』と『死にたくはないけど生きる事が辛くなって死ぬ人』。前者の場合は解決方法はあるけど後者の方は答えが出ない。言葉に詰まる。解決方法が見つからない事は生きる事よりもつらい事なのかもしれない。
今日だけはいつも吹く風がスゴくいい匂いがして心地いい。窓から見る景色はいつもと変わらないのに何かいつもとちがく見える。外には好きな華が咲き乱れ舞い散る。何でもないいつもの光景。なのに見るワタシの気持ちがいつもと違うのか?立ち止まり見ようとしたから違く見えるのか?今までの普通が普通じゃなくなるのにそう時間はかからず変わってしまう。それが良くも悪くも最初は戸惑うがいずれその環境にも馴れていく。小さい頃はいろんなものが欲しくて欲しくて尽きなかった。早く来てほしい日があったり会いたい
分からないからこそ探し求め。愛してるからこそつなぎ止めておきたくて。どんな今日でも変わらぬ明日はやって来て。陽は昇り鳥は泣きいつもの時間に目が覚めて1日の始まりを与えてくれる。
今日久しぶりに何とも不思議な夢を見た。どこかの古びた寺院の大きな扉の前に老婆と私とどうやら私の小さな姉妹らしき人と3人でいた。3人で屋根の下にいた。雨が降っていないのにどんよりとした湿ったような空間で真上を見上げると迷路の様な石の彫刻の天井画が彫られていた。いい感じに苔が生えていて全く見飽きない。それだけ見事で不思議で惹きつけるものだった。でも、不思議で建物ではなく普通で考えたら外だから真上には空はあっても天井画なんてあるはずがないのに、そこは夢なのだろう。なんの疑問を持たず
けっこう本気だったんだけどな。初めから想定内のリアクションしてくれちゃって。わかってはいたのに、いざ目の前で見ると、やっぱりショックだったな。初めからすんなりいかないと覚悟はしてる。その中で私がアナタに伝えたいことってどのくらい伝わっているもの何だろう?好きの気持ちは本物なのに。
大勢の人込みの中。遠くから大声で私の名前を呼ぶ声。あんなに先を急ぐ人達の流れに逆らい真っ直ぐ私の元に歩いてくるアナタの姿に完全に2人の時 間以外がスローモーションになる。どうかこのまま私の事を抱き締めて。そうしたら、アナタとの時間を動かせるのに。
ワタシは雨宿りをしていたのか?急に降りだした雨をしのぐために立ち寄った場所があまりにも居心地よくて、立ち去れなくなっていた。この場を離れるのがこんなに胸を締め付けるなんて。こんな事なら置き忘れたモノの事など思い出さなければよかった。そうすれば……。でも気づいてしまったから。
本日。38歳になりました。特別何もしないし普通に仕事だし。昔ほど誕生日を意識しなくなってきた。歳を重ねるとはそういうことなのだろうか?むしろ、年々、この世の中をどうにかこうにか潜り抜けた自分を労うことはしてもいいのではないか?そんなの勝手にすればいいことなのだが、ふと、今、自分がどんな自分になっているのか?立ち止まってみるいい機会が出来たように考えてみた。自分自身の目線と周りからみた目線では『ワタシ』という人間は割りと違う印象があるのだろう。でも、周りが見る私のイメージなど本
もしかしたら隣をすれ違っていたかもしれない。 もしかしたら、軽く言葉を交わした事があるのかもしれない。 もしかしたら……。 と、アナタの存在に気づいてしまってからは、アナタとワタシの結び目を手繰り寄せて探してしまう。 同じ瞬間に居合わせる奇跡は地球に隕石が落ちるような確率で、しかもワタシとアナタの瞳にお互いが映し出さなければ何も動き出さない。2人の時間を動かす一言を発するキッカケも与えられない。色々な思考がぐるぐると頭の中で渦巻きながら、妙に働く自信に突き動かされるよ
気持ちの伝え方ってどうすれば伝わるんだっけ? ワタシとアナタの中で同じ時(とき)を過ごして互いの気持ちを共有したくて伝え合っているのに、互いの中に浸食していくスピードや相手を考えている時間の長さは当然の様に違ってしまう。そんな事はわかっているのに、自分の想いをぶつけては受け入れて欲しいと一方通行な伝え方しかできず、相手の気持ちの変化を待ちきれずにイラついてしまう。ただ前は何も考えずに隣に入れたのに。誰より近くにいる事が出来たのに。アナタが笑ってくれていたらそれでよかったのに
1日の終わりに決まって記憶の断片が語りかけてくる。薄い茜色のグラデーションの様な気持ちで満たされとても懐かしく居心地がいい。その場に導かれながら少しのヒントしか与えてくれない。何故、その場所を手離してしまったのだろう?あれだけ愛していたのに。答えの出ない問いかけに虚しさを感じる。きっと並々ならぬ理由が隠れているのだろうけれど今の私には思い出せない。人にとって大事なものなど記憶を無くしてしまえばないのと同じ。記憶と違う場所が覚えているのかも知れないがそれには時間と忍耐を要す