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ベビーリーフを省スペースで効率的に育てたい
週末は愛菜家 vol.12
さまざまな料理を彩ってくれるベビーリーフですが、スーパーで買うと小袋でも200円ほどするのでお財布にはちょっと厳しい・・・
もし自宅の窓際やデスクで効率的に育てられたら食卓と日常がもっと華やぐと思い立ち、いろんな方法を探ってみました!
「土」「石」「スポンジ」3つの方法で試してみます
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まずはホームセンターでベビーリーフの種を買ってきました!
100円ショップの園芸コーナーにも売っていますよね。
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裏面を読んでみると、まきどきは3月下旬〜
これからの季節にピッタリ✨
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今回は鉢植えではなく、100円ショップで買った「豆苗プランター」を使って水耕栽培を試みます。
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「土」は園芸用でももちろん大丈夫ですが、今回は水耕栽培っぽく育てるのでメダカの赤玉土とゼオライトで実験です。どちらも100円ショップで見つけました。
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汚れを吸着してコケを抑えるという「ゼオライト」をこぼれないようネットでくるんで・・・
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その上に赤玉土を入れました。
崩れにくいと書いてあるので期待が持てますね。
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水で湿らせたら、パラパラと種をまいて発芽を待ちます。
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「石」はそのまんまの石ではなく、ソフトシリカ(珪酸塩白土)という石状の園芸資材に目をつけました。
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水耕栽培にも使えると書いてありますね・・・
ちなみにソフトシリカは「八沢木白土」とも呼ばれ、秋田県の八沢木という地域のみで採掘されるすごい粘土だそう。
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しおれかけた切り花があったので一晩つけてみると、なんと翌日にはめちゃめちゃ元気に!
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他でも試してみましたが、あきらかに切り花の“持ち”が違います。
ちょっとびっくりなレベルです。
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ただ、石なので発芽したベビーリーフがちゃんと立てるかが不安ですね。
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「スポンジ」は、コスパが最もよさそうなものを100円ショップで選びました。
スポンジと豆苗プランター&種。ミニマム330円でベビーリーフの水耕栽培がスタートできます♪
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買ってきたスポンジにカッターで切り目を入れて・・・
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そこに種を入れていきます。
パラパラとまけばいいだけの土や石よりは面倒ですが、慣れればそれほど負担になりません。
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水を張って発芽を待ちます。
ベビーリーフの成長を観察しましょう
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種をまいて2日後には、土から発芽が観察できました!
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遅れるほど1日。石にまいたベビーリーフも発芽を確認。
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一方、1週間ほど経過してもスポンジ栽培は苦戦ぎみ・・・
まいた時期が早すぎて寒いのか、水にひたっているのが悪いのか、発芽にかなりムラがありますね。
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土に植えたベビーリーフは順調に伸びていきます。
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石もすくすくと成長中。懸念していた“ちゃんと立つか問題”は、水やりだけ慎重に行えば気にすることなさそうです。
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スポンジは変わらずムラがありますが、発芽してからは順調に伸びていきました。
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2週間ほどで本葉も出はじめたので・・・
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間引きもかねて初収穫を✨
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サラダにさりげなく乗せるだけで、お皿が華やかになりますね。
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たねまきから一月ほどで食べごろサイズに成長しました!
生育状況に差があるものの、どの方法でもきちんと収穫できそうです。
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元気いっぱいのベビーリーフ✨
収穫したその日に食べることができるので、スーパーで買うより新鮮でシャキシャキしています。
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十分に伸びた葉から順番にカットして・・・
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ある日のお弁当に華を添えたり
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サラダを素敵に彩ったり
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坦々麺にトッピングしてみたり
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ピザにもトッピングして
楽しくおいしくいただきました!
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実験の結果 → スポンジ栽培がおすすめです!
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今回は「土」「石」「スポンジ」と3つの方法を試してみましたが、最終的にはスポンジ栽培が一番おすすめ。
発芽や成長は「土」や「石(ソフトシリカ)」のほうが圧倒的にいいのですが、どちらも根がしっかり張りすぎて連作が難しかったんです。
「土」に関しては1回育てると底のほうまで根がびっしり! 元気な印ですが、そのまま2回目は植えられませんでした。
「石」も根を抜くときにカケラがごっそり持っていかれ、かなり減ってしまってコストの面でもう少し。収穫時に土や石が混入する可能性もベビーリーフの使い方を考えると気になりました。
「スポンジ」は発芽や成長スピードが今ひとつですが、収穫を終えたら次のスポンジに交換して低コストで気軽に育てられます。
スーパーで売られているカイワレ大根やミツバなどがスポンジを土台に育てられ、ベビーリーフの多くが水耕栽培で育てられているのにもちゃんと理由があるんだなということを、実際に育てて実感しました。
ベビーリーフの水耕栽培は“おうち農業”が気軽に楽しめる身近で素敵な方法です。
ぜひご自宅や会社でトライして、食卓と日常を彩ってみてくださいね!
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