「不登校の子に、親は〇〇してはいけない。」
みなさん、こんばんは^^
不登校の経験がある
自愛カウンセラーしょうこです。
私のカウンセリングには不登校に悩まれている親御さんがお越しくださいます。
不登校といっても形は様々で、その子その子で特性も違います。なので、絶対的な解決策を断言することは難しいものです。
それでも本質的に大切なことというのは共通しており、今日はそれを抽象化してまとめてみます。
まず、不登校解決には3つのステップがあります。
不登校解決にあたり、大前提として大切なこと。
それは‥‥
「不登校の子に、親は〇〇してはいけない。」
ズバリ、親の価値観を押し付けないことです。
親は子供時代に親から「してもらってよかったと思っていること」
あるいは「してもらえなかったがして欲しかったこと」を再び子どもにすることが少なくありません。
押し付けると、共感してもらえない親への反発心から、
悪化してしまったりさらに引きこもったりしてしまう可能性があります。
子どもへの関わり方を考える上では、親の価値観を認識することが大切です。
ステップ1
その上で、ステップ1として、
まずは親自身が子ども時代のニーズを知ることが効果的です。
子供時代を振り返ってみて、どんなニーズがありましたか?
(何をして欲しかった、こんな風に言ってほしかった、やらせてほしかった等)
深く掘り下げることで、自分自身の子供時代のニーズから自分の価値観を知ることができます。
ステップ2
ステップ2は、今の子どもの本当のニーズをはっきりさせることです。
ステップ1でやってみた結果を前提に、今度は子どものニーズを知ることが大切です。
ダイレクトに質問をして答えてくれるのであればそれが1番ですが、
コミュニケーションを避けたり、引きこもっている場合は難しいこともあります。
そんな時は、子どもの行動や発言を元に、大切にしている価値観やニーズを探っていくことが大切です。
これは周囲の協力も不可欠であり、客観的な視点で意見を言ってくれる存在が心強いものとなります。
ステップ3
不登校解決の3つのステップ、最後のステップ3は、そのニーズを満たす為に出来ることを親が行動していくことです。
ニーズを知ることができれば、
あとはそのニーズを満たすためにできることを洗い出します。
その中で、小さく目標設定をして、一歩ずつ前に進んでいくことで、
親子関係はより良いものとなり、不登校解決に繋がります。
悪気なく無意識に親は、親自身の成功体験を押し付けていることが少なくありません。
大切なのは、目の前の子供が今どんなサポートを必要としているのかを知り行動していくことです。
とはいえ、それは近すぎる関係にある親だけではなかなか難しいものです。
そんな時にカウンセリングをご活用いただけたら嬉しいです。
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