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新たなKPI管理を始めるときに考えたい事。

おはようございます!今朝も勢いで書きます!

以前は会社経営で大事なことは、「経験・勘・度胸」だと言っていた。特に、中小企業ではそのように言われていた。

それから今は便利なITツールが次から次へと登場するようになり、経営現場のデータが様々に集められ、分析ができるようになっている。

「経験・勘・度胸」から真逆の「データ経営」へ変化している。

但し、そのときに必要なのは現場で働く人のデータ入力である。例えば、営業組織ではKPI管理をして、PDCAをまわすことが多い。

成果を上げるためのKPIとして設定したプラン通りに実行ができているか、そして、それをチェックして必要な修正は素早くして、新たな実行へ移せているか。

このようなことに取り組む会社が増えている。そして、そこではITツールを使い、これまではできなかった分析ができることで、成果を上げていく。

そして、それができるようになるためには、現場で働く人のデータ入力が必要。しかし、現場ではそれが面倒に感じられる。

これまでは必要ではなかった仕事が増える。
しばらくの間は慣れないために時間もかかる。
これまでは公開しなくても良かったことを公開することへの抵抗感。

特に、その仕事を長くしてきている人であればあるほど、このような抵抗感を覚えるはずだ。そのままにしていると現場でのデータ入力が滞り、結局は以前のままとなってしまいかねない。

営業管理の手法が変わったことを理解させることができれば良いが、それが難しい場合の方が多い。やはり、現場にとってメリットが分かるものでなければ難しい。

営業組織であれば、営業活動に必要な基礎を誰もが身に付けられるようになること。
その基礎をどのようなお客様にも、そしていつでも確実に実行できるようになること。
いい加減な顧客管理も完全にできるようになること。
自分自身の営業力の強みや弱点が分かり、成果へつなげられるようになること。

それから、特に、営業メンバーを管理する立場になったときに、メンバー全員の状況が分かり、必要な打ち手も分かるようになること。あるいは、これまでに自分自身が培ってきた営業力を必要な時に、必要な情報を、メンバーに与えられるようになること。

結果、営業リーダーとなったときのストレスが減る事。

このようなメリットがなければ現場ではスムーズに進まない。

そして、導入することが決まれば、まずは徹底的に活用してやろうと臨む。そうすることでメリットも感じられ、更なる改善点も見つけられるようになる。

新しいシステムの導入は必ず現場の組織からは抵抗される。それに屈しないリーダーの徹底力があるかどうか。そこにかかっている。

成果をあげて今日もステキな一日に。

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