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2019年8月1日〜8日 【ひさびさの無料記事!20席くらいのBARの売上とは】

私のnoteに興味を持っていただいてありがとうございます!

このマガジンでは、僕が運営するすすきののBAR[Saloon de Scarf]の収支報告を行なっております。ウィークリーベースで月4〜5回の更新に加え、月初には前月のPLまで公開しています。
(ほぼ)脚色なし、すすきののしがないBARの現実を知っていただきたく、毎週所感とともに、数字を追っています。

マスプロモーションを嫌う、看板もつけないバーのひねくれマスターが自ら執筆する、数少ないPR用、有料noteです。便宜上記事単位の切り売りもしておりますが、記事単位では面白みにはかける内容です。
BARってどのくらい儲かるの?とか、副業メイン問わずこれからお店を始めたい人や、スカーフのことを応援していただける方は
ぜひマガジンでの購読(タバコ1こぶん相当)よろしくお願いします。

こんばんわ。
 夜は半袖だけでは肌寒いですね。
日中はちょうど良い。
最近「ブログ読んでるよ」って結構な人に言われるのだけど、購読者数は横ばいなので結局無料記事部分しか読まれてないってことですね。

ともあれ、文字を書いているだけでお金を産めているので、そこの視点ではひとつ目標がかなっているのかもしれない。ただ、推定購読者数は予定の20%なので、モチベーションとしては「備忘録」という方がつよい。
あとは東京に仕事を作って、家も持って鎌倉あたりに別荘を買ったら東京カレンダーのライターにならないといけない。
まだまだ夢半ば、一軒のBARで終わるつもりは毛頭ない。人生もっと豊かにしていきたい。

そんな訳で今回は久しぶりに無料記事として公開します。
自分の立ち位置を確認する為にも。
言いたいことはただ一つ、止まるな、やるしかねぇんだ。

それでは数字です。


ーーー普段だとここから有料記事ーーー


月間予算だけは消させていただきました。
実績から検討はつくと思いますが。その辺は愛嬌でよろしくお願いします。
なかなか暑い日が続いた8月頭、スカーフの滑り出しは悪くなかった。
4日と8日は客単価、客数ともに残念。家で映画でもみてればよかったなーなど。
でも外飲み需要の増える中、予算もまぁ昨対よりも厳しめに組んだ結果としては上出来です。
ただ客単価が異常値を叩いている日もある。

予算と売上の差異が少ないところを抽出すると
まず
1日 予算達成率124.17% 客単価2,865円
6日 予算達成率123.21% 客単価4,313円
どちらも予算達成の素晴らしい数字だと思います。
ただ売れ方が対照的。
客単価が1500円ほどの差があります。
6日の客単価で、1日の客数がくると最高ですね。
間とって3000〜3500円くらいの客単価が店としては正常かなと思うところ。


うちの客層は大きく3つに分けることができて

◆ 同業さん
◆ 昼働いてる組
◆ ダーツやりたい人

と、◆その他って感じなんだけど

それぞれ特性があって
同業さんは主にAM2時以降に来店、単価も上がりがち。
時間も長くなりがちw

昼働いてる組は、オープン2時間以内に来店され終電までに帰る。2、3名でくるパターンも少なくなく、会計単価を上げてくれる。

ダーツやりたい人。ここが結構ミソで
スカーフは1000円で終日投げ放題(全国的に見ても破格)なので、飲みたくて投げたい人は結構おすすめなんです。マシンは1台だけなので占領はできないけどね。

お客さんからしても、安く遊べる
お店からしても目標単価3000円オーバーへのハードルも下がります。

ex.伝票

チャージ     500
ダーツ投げ放題   1000
なんらかの酒   700
なんらかの酒     800
テキーラ       600
-----------------------------
合計      3600

滞在1時間でもこの会計単価を弾き出すのはそんなに難しくなく
ダーツをやる人でお酒が好きな人を集めることに集中すれば小さなダーツバーなら、仕組みづくりで安定した売上を出せると思います。純粋なバー業態なんかよりよっぽど開業のハードルは低いですね。
ハードルが低いだけあっていろんな人がいるので、客に媚びない世界観をつくれれば勝ちやすい業態かなと。
また、北海道のダーツバーは飲み放題を主軸としているので、あえての逆張りでトラディショナルなメニュー設定や、前衛的な内装、ニッチな嗜好などで勝負するとブルーオーシャンなので競合も少なくて済む。
飲み放題システムの是非もあるが、バリューが「値段」だけだと頭打ちなので、やはり「味」や「キャラ」や「客層」などを常に磨きながら営業するだけで負け戦は減り、3年継続できれば、効率重視の「飲み放題」店はずっと後ろに見えるだろう。

席数が多かったり、ひとりふたりで回せない箱のサイズ感においては飲み放題は有効な戦略とも思いますが、スカーフ程度のキャパなら、オリジナリティで勝負するのがいい気がする。

その他は、止まり木的に利用されるお客様が多いので、「ちょっと高いな」って思う人もいるのかもしれない。

この週は僕はちょいちょい店に出ないでサボってみたが人時は2000円を切らない状態。数字だけでみると一人で余裕で回せる結果だけど、二人で回す店だと人時の考え方はあんまり参考にならないなぁと改めて思います。予算は未達、、、誤差の範囲だとは思ってますが、大きくこけた日があるのがやっぱダメですね。昨年から見るとぜんぜんましな方ですが。

今日はここまで。

台風もちらつかせる中旬に入ります。北海道も台風による災害が多くなってきているせいか、対策が過去に比べちゃんとしていますね。

次週は、8月9日におこなわれた野球イベントの売上も公開します!


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