会計の基本!「稲盛和夫の実学」|書籍紹介
こんにちは。かきもとみさです。
今日はおすすめ書籍の紹介です。
最近はじめて読んだのですが、経営者目線での会計の基本的な考え方が書かれています。
全然難しくないので、「会計ってなんだろう?」という人にも、頭に入りやすいのではないでしょうか。
私は会計に超詳しいわけではありませんが、「キャッシュフロー経営」の重要さを強調してくれていた点で、すんなりと、超納得という感じでした。
PL(損益計算書)というのは、その期間(1年間)において計上されるべき適切な利益を表しているだけであって、その期間(1年間)で稼いだお金が一体いくらだったのか?(キャッシュをいくら手に入れたのか?)ということは正確に表していません。
だから、利益は出ているけど営業キャッシュフローはマイナスという状況がでてきてしまう。
でも、利益もきちんとプラスで、キャッシュフローもプラスになる経営ができていることが理想です。
だから、損益計算書の仕組み、そしてキャッシュフロー計算書との違いや仕組みを理解しなくてはいけません。
これを経営者が理解できていないと、「なんで利益はでているのに、会社に金がないんだ!!!!」という状況が起こりかねません。
稲盛和夫さんは、「キャッシュフローベース」で考え、きちんと財務諸表に成果が現れていることを理想としています。
そもそも、損益計算書というのはちょっと古いんだろうなというのが私の意見です。もっともっと、キャッシュフローが着目されるべきだと思っています。
銀行など金融機関でも、まだまだPL(損益計算書)重視な面があって、「BS(貸借対照表)やキャッシュフローを考えたら明らかにお金を貸して良いような健全な会社ではないだろう」と思うような会社であっても、PL(損益計算書)上では黒字に見えているから融資の審査が通る・・・ということがあるように思います。(実際に融資担当者がどれだけ財務諸表を理解しているのかは謎です。理解してみて見ぬふりをして融資しているのか、本当にポンコツでただただ融資実績が欲しくて貸しているのか…?)
でも、キャッシュはウソをつきません。明確に事業の成果が表れるのはキャッシュでしかないと思います。
その点を、稲盛和夫さんは当初から提言されているのだと思います。
財務会計は、企業会計の面や税務会計の面、日基準、米国基準、国際基準など、経年とともに様々なルールが施行されて、複雑化していきます。
キャッシュフロー計算書自体、PL(損益計算書)やBS(貸借対照表)と比較すると、新しいものになります。
けれど、複雑化してきたからこそ、「本質」に立ち戻る必要があると思います。
キャッシュフロー経営とは何なのか、こちらの本で基本を学ぶことができると思います。
ご関心があればぜひ手に取ってみてください。
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