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アメリカのM&Aブローカーとミーティング

こんにちは。かきもとみさです。私はM&Aアドバイザーの仕事をしています。

いまは国内のM&Aメインに稼働していますが、将来的に海外移住を目指していることもあり、M&Aの分野では海外でも案件を手掛けられたらなと考えています。

そんな理由で最近ハワイの案件を開拓しており、ハワイやアメリカ本土のM&Aブローカーとやりとりが増えており、今朝は朝6時から、コネチカット州にいるブローカーにいる方とのミーティングでした。

ハワイ案件を仕込み始めて、初めてきちんと時間を使って海外ブローカーとオンラインミーティング。。。

英語がきちんと話せるかの不安もアリながら、来週会う日本人投資家から聞かれるであろう質問事項も最低限はヒアリングするために箇条書きにメモって準備して臨みました。

圧倒的にカジュアルでポジティブ

いよいよミーティングがスタート。

すると"Hablo ingres! Bien! Bien!"と陽気な声が。

最初なにを話しているかわからなかったのですが、よく考えたらスペイン語でした。

しかも Hablo ingres=「私は英語を話します。」という、別にほぼ意味のない言葉。(笑)

めちゃめちゃカジュアルな感じでスタートしました。

ラッキーな偶然ですが、私も最近スペイン語を勉強し始めていたので、のっかって"Hablo ingres y japones!" (私は英語と日本語を話します)と乗っかってみたらさらに盛り上がって、"Oh! Bueno! Hablamos ingres!!" (私たちは英語を話します)と、また意味のないオープニングチャットが繰り広げられました(笑)。

こちらは案件についての詳細な質問をどんどんしたかったのですが、結局、お互いの自己紹介やら、先方のビジネスマインド、家族の話、私たち日本人ビジネスパートナーとの出会いがどんなにすばらしいことかと感動している話で終始おわり、「詳細はメールで投げておいて!」という感じに終わりました。

自分、日本人だなぁ

確かに初対面のミーティングだし、「まずはお互いのことを知って仲良くなりましょう」でも全然有意義な時間です。

日本人同士のミーティングだと、アイスブレイクはそこそこに、建設的に話を進めることのほうが良い&「仕事ができる人」と思われがちなので、「きちんとしなきゃ」と思うほど、細かい準備をしがちです。

今朝のミーティングが始まる瞬間まで、私自身、日本人の生真面目さ100%で臨んでいたなぁと、自分がいかに日本人かを痛感しました。(別に全く悪いことではないんですけどね。)

でも、ビジネスの世界でだって、もっと出会いを楽しんで良いし、自分の家族や友人を巻き込んで仕事を楽しんでもいいし、プライベートの話だって自己紹介の一環として話したっていい。

今日出会ったアメリカ人のブローカーからは、ビジネスと自分の人生の境目は無いし、プライベートと切り分けているフリも必要もないと感じました。

もちろん、アメリカ人で超スピード重視のエリートマンだって存在するし、そういう人は雑談なんてすっ飛ばしてすぐに交渉したいかもしれないですが、多くの人がもっとカジュアルかもしれません。

一期一会。プロセスも楽むこと

もちろんビジネスにおいては成果を上げることが目的だし最重要ではありますが、そのプロセスにはさまざまな出会いや面白い出来事、嬉しいと感じる瞬間がたくさんあります。

「ちゃんとしなきゃ!」と成果を追い求めてビジネスライクに接することはときには大事だけれども、こんな地球の反対側にいる人間同士がひとつのプロジェクトで笑顔で会話し、お互いのことを知って一緒に仕事に取り組むなんて、奇跡に近い素敵な出会いなのだから、このプロセス自体も楽しまないと損だと感じました。

今日のたった30分で終わってしまったコネチカットとのミーティングは、そんなことを感じさせるとても印象深いミーティングとなりました。

これからもたくさんの出会いを創って、一瞬一瞬を楽しむ気持ちを持ち続けたいと思いました。

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