真面目に作ったものは美しいなぁとしみじみ想う|Sketch book 7
一時の流行に流されずに、自分とその周囲を信じて真面目に作るということはとても苦しいけど、そこに出来上がったものはとても美しいと思います。
美しすぎる壁掛けオーディオシステムを見たり、ひとつひとつ想いを込めて作られた動物を迎えたり、伝統と新しさを追い求めた美しい家具の数々を見たり。
色々なものからとても刺激を受けているありがたい日々です。
さて、日々スケッチを継続しています。よろしければ引き続き文章と一緒にご覧ください。
LICHT galleryさんの展示で見せていただいたディーター・ラムスによるデザインの、貴重な壁掛けオーディオシステムを描きました。
プロダクトを空間との調和から考えたと思われるこのオーディオシステムは全体の比率・配線の処理まで考え抜かれていて、とてもとても美しかったです。
植物の描き方って難しいなぁと思います。
全体と細部。印象としてどう見えるのか。さらさら〜っと描けるようになりたいです。
なんだかこちらを見ている感じがして、大阪の夜長堂さんから連れて帰ってきたナカキョウ工房さんのフクロウ。
アトリエのデスクの端から
「ちゃんと仕事してるか?」
「ちょっとは休めよ」
と話しかけてくれているようです。
東京都美術館で開催されている展覧会『フィン・ユールとデンマークの椅子』に行ってきました。
デンマークという小さな国から、どのようにこれほど多くの優れた椅子が生まれたのか。
最初から最後まで発見と美しさに溢れた展示でした。
展示されていた多くの椅子の中から、ウェグナーの頭でっかち(背でっかち?)のユニークな椅子を描きました。
不思議なプロポーションなのにバランスが取れているこの椅子に、なんだかとても惹きつけられます。
こちらも同じく展覧会『フィン・ユールとデンマークの椅子』より。
入ってすぐのところにある、フィン・ユールデザインの可動・変形するキャビネット。
脚のキャスターがとても愛らしいデザインで魅力的だったので、入口スペースで10分以上「これはかわいいなー!」とか言いながら撮影したりしてました。
今回のnoteはここまで。
最後までお読みくださり、ありがとうございます。
またスケッチが溜まったら投稿させてください。
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