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2021年の記憶と記録と変化

2021年がもうすぐ終わろうとしている。この1年間は、とにかく変化がたくさんあった1年だったなぁ。

いま1年間の手帳や日記を読み返しながらこのnoteを書き進めようと思っているけれど、この1年間に抱えた感情や辛さ、嬉しさなどが全部蘇ってきて。日々を記憶しておく、って大切だなぁと実感。

この2021年の総括noteも、未来の自分が読んで「こんなこともあったなぁ」と振り返るための材料として残しておくことにする。本当にそのときの感情や気持ちって残しておかないと忘れちゃうしね。

※完全なる自分語り、備忘録です。

2020年のわたしより

2021年のはじめにも2020年を振り返るnoteを書き綴っていた。

新しい世界や価値観に触れて、2020年も大きく変化した1年ではあったけれど、2021年は環境も価値観も変化していったなぁ、と。

このnoteの結びで、「2021年はどんな1年にしたい?」と目標を綴ってたりもする。

具体的には……
2021年1月>>Webデザインコース、ライターコース卒業
2021年2月>>転職活動をする(エージェントに登録)
2021年3月>>Webデザイナーとして仕事を受注する
2021年4月>>Webライターとして月5万稼げるようになる
2021年8月>>住みたい場所に移住する

びっくり。結構叶っている。やるじゃんわたし。辛いことも悩むことも迷うことも多かったけれど、ちゃんと着実に進んでいることを実感できた1年。

1月:Webデザインで燃え尽きる/異動

・他部署へ異動→転職を考え始める
・デザインとライターコースの卒業制作を提出
・キャリアプランナー応募、合格

1月、本業では他部署への異動があった。いままでの部署がコロナで影響を受けまくり、結局やることがなくなったので比較的忙しい部署へ。人事評価や適性ではなく、「いまの部署にいても暇だろうから、他部署へ手伝いに行って」というスタンス。

新しい部署でコミットするわけでもなくお手伝い扱いで。「わたしじゃなくてもいいよね?」と感じて退職を考え始めるように。でも、「転職ってどういう軸でやればいいんだっけ?」と堂々巡りでずっとモヤモヤしていたなぁ。

一方で、新たな挑戦も。シーライクスの最終課題であるデザインとライターコースの卒業制作を提出し、「最後まで頑張れるじゃん」という自分を褒めてあげる経験も1月にしていたよう。

基本的に自分に自信を持てない性格なので、こういう”小さな達成感”みたいな感覚は大切にするべきだということが分かったのもこの頃。大きな成功やパッとした開花はできないかもしれないけれど、少しずつコツコツと着実にやり遂げていくのが、わたしらしい進み方だなぁと日記では自己分析をしていて。コツコツやり遂げることを大切にし始める。

また、現在のわたしの価値観を作りあげているといっても過言ではない、キャリアプランナーに応募・合格したのも1月。応募した時点で、いままでのわたしにとっては”大きな挑戦”。一歩アクションできた自分に感謝👏

2月:退職を決意/キャリアプランナーデビュー

・退職を決意→未練と寂しさで揺れる
・キャリアプランナーデビュー
・とにかくモヤモヤ泣きたくなる毎日

2月はさらに異動を命じられた月。これが能力や適性によって決められているのであれば「頑張ろう」と思えるかも知れなかったけれど・・・駒を動かすかのように、人の足りないところに配置されている感覚が悲しくて、ついに退職を決意。このときの感情を下記のように日記に綴っていた。

やめるって決めてるけど、それを伝えるのも、この先どうやって過ごしていくのかを考えるのも辛いし、実際にこうやって目の前にこういった問題が出てくると、どうしたら良いか分からない。どうしたら良いんだろう、何が正解なんだろう、この不安と焦りと絶望と・・・いろんな感情と向き合うのは大変だ。でも逃げられないし、後回しにはできない。分かっているんだけど!辛いな~

めちゃくちゃ迷ってるし悩んでいるし暗いな・・・(笑)でも今だからこそ言える、この迷いや暗い時期を乗り越えたからこそ、いまのわたしがいるんだよ、っていうこと。ちゃんとこのとき悩んでもがいてくれてありがとう。

退職を決意したときに書いたnote。仕事は大好きだったんだよなぁ。

副業では、キャリアプランナーデビュー。緊張してそわそわしたり人と向き合う難しさを感じたり。まだまだだなぁと感じながらもじっくりロープレを繰り返し前を向いて頑張っていた。

プライベートでは家族で旅行にいったり、当時好きだった人と完璧に価値観の合うデートをしたりと結構楽しんでいたみたい。退職のときの苦しさが大きすぎて楽しかったことが霞んでいたので、振り返って思い出せて良かった。

3月:退職/人とたくさん会って感謝が芽生える

・退職
・友達と遊んだり久々にライブに行ったり
・Wantedlyで仕事応募

ついに会社を退職。退職を周りに伝えてからというものの、先輩や上司にたくさんお声がけをいただいて、ランチや飲み会の頻度が増加。改めて本当に良い会社だったなぁと少し寂しくなりながらも、感謝の気持ちがたくさん芽生えた1ヶ月だった。最後は元々いた部署のやりたい仕事にたくさん携われて、やりきって終われた!

と同時に転職もフリーになりきれてもいない4月が目前で、漠然と不安を感じていた頃でもあったなぁ。2021年を通じて「達成感・やる気・幸せと悩みと迷いと苦しみはすべて同居している」と感じるようになった。新しい挑戦の裏には不安と迷いがあるし、達成感の裏には苦しみややるせなさとの戦いもある、というような。

だからこそ、3月は【退職で一歩踏み出した勇気】と【この先どうなるか分からない不安】が同居して胸の中を渦巻いていた。

4月:フリー(ランス?)(ター?)スタート

・業務委託でライターを始める
・セルフブランディングを進める

4月1日に書いていた日記。

今日から4月。不安もどうしようもない孤独もあるけれど、自分の選択に自信を持って生きていきたい。誇れる自分になりたい。気持ち新たに頑張る。

3月までの副業収入は月5~7万円ほど。だったので、「稼げてそのまま独立」というよりも「退職して根拠も無いままフリーに」という感じ。孤独感もこのままで良かったのか・・・と感じることも多いスタートだった。

けれどもWantedly経由で、「ここでライターをやってみたい!」と思える会社さんに出会い、業務委託契約でライタースタート。フルリモートのなかでも毎週のように打ち合わせ・疑問解消の場を設けてもらえてとてもスムーズに仕事を始められた。このときのクライアントさんとはいまでも一緒にお仕事させていただいています◎

あとは旅行会社のライターとしての活動も開始。観光業で成し遂げたいビジョンに大共感して取材&執筆に携われる機会をいただいた。

インスタやTwitterをフリーランス仕様にしたり名刺をつくってみたりとセルフブランディングにも改めて向き合って。不安に感じながらも前向きに頑張ろうって奮い立たせていた1ヶ月だったかな。

5月:あまり記憶が無い

大雑把にまとめてしまったけれど、本当に記憶がない。目の前の仕事に頑張っていた気もするし、あてのない不安を抱えていた気もする。

取材・執筆・校閲とライターとしての仕事の幅を広げつつも、「フリーランスになりたい」という気持ちが「転職をしたくない」の裏返しのような気もして、本当にこのまま進んで良いのかな?という気持ちになって。不安と孤独感のなかで悩んでもがいていた。

でも日記を読み返していたら「ドライフラワーを1輪買って幸せ」「週4で5:00起き」「パソコン触らずにカフェ巡り」と、”私にとっての心地よい生活リズム”を整えていた最中だったのかもしれない。

6月:ワーケーションとフェスで幸せ全開

・京都に1週間ワーケーションへ
・「森、道、市場」へ行く

6月はちょっとずつ「やってみたいな」を行動に移した1ヶ月だった。例えば、京都ワーケーション。旅行で京都に行くことは数え切れないほどあるけれど、「旅先で仕事をする」体験ははじめて。仕事を減らすこともせずにそのまま気になっていたホテルで仕事をする。

「暮らすように旅をする、旅するように毎日に刺激を受けながら暮らす」という、いまの多拠点生活をはじめる原体験になった。

このとき書いたnoteはいまでも大切に読み返したりもする。

あとは、久々にフェスに行って大好きな音楽のシャワーを浴びた。そのときの日記にいいこと残してあった。

海風の心地よさ、大好きな音楽、忘れたくない、忘れられない瞬間がたくさん。「楽しかった」で終わるんじゃなくて「終わってしまって切ない、寂しい」っていう、胸がぎゅっとするほどの幸せと余韻が残った1日。忘れたくない思い出をこうやって1つ1つ増やして、かみしめていきたいよね。そのためにも改めて毎日を1日ずつ丁寧に心地よく幸せに生きていきたい。

この想いが「自分にとっての心地よさ、好きを選択しながら生きていきたい」という、私の今の行動価値の源泉でもある。

7月:家の解約・引っ越しを決意。

・アパートの解約・引っ越しを決意!
・ADDressの存在を知る
・4月からの継続クライアントさんと契約終了→仕事ストップ

7月は、ついにアパート解約を決意。ただその先をどうするかは決め切れていなくて、ただ単に「惰性でずっと同じ場所に居るのは家賃もったいないな」と思っていただけだった。

京都にひとり暮らしかな、と思ってずっと物件を探していたけれど、なかなかピンと来ず・・・。そんなときに2021年1番出会えて良かったサービス「ADDress」の存在を知る。

「好きな時に、好きな場所で、好きな暮らしを/いつもの場所がいくつもあるという生き方」のコンセプトにびびっと来て、「多拠点生活」スタートを決意。やっと動き出した感があってわくわくしていた。

とはいえ、7月は仕事が少なくなる、ということも経験。4月からの継続クライアントさんとの契約が終了して、「あ、今週仕事ないな」という壁にぶつかって。改めて「ライターとしてどんな仕事がしたいか」「方向性をどうしようか」ということを考え抜いた。

8月:環境の変化と喪失感

・引っ越し→ワクワク感よりも喪失感が強い
・失恋をしてめっちゃ泣いた
・環境の変化に不安を感じまくる
・「旅×ライティング」で仕事に携わる

8月、アパートを解約して多拠点生活をスタート。

今になっては「こんなこともあったなぁ」と思い返せるけれど、結構8月は辛いことが多かった。し、いままでの暮らしや生活を手放すことへの「喪失感」が強くて「この選択で良かったのかな」と悩みまくっていた。それでも、

8月にあった辛いことも、いつか「あ、繋がってるな」って思える日が来るように。たくさん幸せになろう。

と自分なりに折り合いをつけて向き合っていたような気もする。でもだからこそ、いまこうやって「自分の大好きな暮らし」を続けていると思う。本当に感謝の気持ちしかない。

9月:多拠点生活ストップ。実家で仕事する

・イベント登壇
・Notionで振り返り・ライフログをはじめる
・SNS経由でのお仕事をいただく

コロナ感染が広がっていたので多拠点生活をストップして実家に帰る。シーライクスのコミュニティのなかで2つのイベントに登壇させていただく。

イベントの登壇、話すことが苦手な私にとっては大きな挑戦とドキドキではあったのだけれど、「日々の想いや大切にしていることを言語化できた」とっても大切でかけがえのない経験になった。

4月から業務委託でライターのお仕事やキャリアプランナーをさせていただく中で、自分にとっての心地良い働き方や生活スタイルを軸に、進む道を選択してきているというか。

迷って「本当にこれでいいのか」ともがきながら4月から進んできて、やっと9月あたりから「これが自分にとってはいいのかも」と判断できるようになってきたのが収穫◎

10月:多拠点生活再スタート。

・多拠点生活(京都→神戸→尾道)
・ライフコーチ応募→合格

ついに多拠点生活を本格スタートした10月。”好きな場所で好きな仕事をする”夢への一歩を踏み出せた1ヶ月だった。

そして、こうやって理想に向かって日々頑張ってきて良かったなぁと思えて、「”好き”や”心地良い”で人生を選択できる人を増やす」という新たな私なりのビジョンも見えてきて。

その結果、「ライターの仕事にとらわれすぎずに、このビジョンに寄り添う仕事がしたい」とコーチングの仕事に興味を持ちはじめたのもこの頃。シーライクスのライフコーチに合格をいただく。

多拠点生活は想像以上に「この生活スタイルいいな」と思えた自分にびっくりもした。(共同生活や移動生活は絶対向いていないと思っていたので)

その中でもやっぱり尾道で暮らした16日間で感じた心地よい感覚は絶対忘れられないと思う。”理想の暮らし”の原点でもあるので、この気持ちをいつまでも忘れずに、暮らしと旅と人/地域との関わりを継続していきたいな。

11月:仕事と旅暮らしがちょうどいい感じ

・多拠点生活(大洲→別府→福岡→唐津→武雄)
・20,000字こえの大きな執筆案件いただく
・SHE特別イベントに登壇

生まれて初めて九州へ。憧れの福岡はもちろん素敵だったけれど、いままで日本地図でどこにあるかも知らなかった佐賀県への愛が爆発した。

「名前も何があるかも知らなかった街に10日間滞在する」という経験、ADDressで暮らすように旅をするスタイルを築けなかったら、絶対にできなかっただろうな。こういう何気ない、けれどとんでもない出会いの機会がとてもありがたい。

一方で、仕事のスタイルを少し変えたのもこの頃。旅暮らしにお金がそこまでかからないということが分かったので、いい意味で収入を気にしすぎずに「旅暮らしを楽しむ×本当にやりたい仕事をする」に全振りしてみるように。

結果、「旅×ウェディング」の領域で20,000字越えの執筆させてもらえたり、大好きなシーライクスでの登壇をしたりとやりたいことに注力できた1ヶ月だった。

Instagramの発信も発信も頑張るようになった。まだまだだけどコツコツとコンテンツを作っていく、インサイトを分析するのは楽しい。

12月:ライフコーチデビュー&プランナー卒業

・多拠点生活(福岡→門司港→尾道→岡山→京都)
・ライフコーチロープレ&デビュー
・キャリアプランナー卒業

12月はライフコーチのロープレ&デビューがありずっとソワソワしていた。けど毎日の中で必死に勉強して、デビューに向けてインプットとアウトプットを繰り返す時間も大切だな、と思った。

と同時に、勉強する時間と仕事をする時間、インプットとアウトプット、暮らしと旅のバランスを整えるのは本当に難しいな、と感じた。

仕事は納期があって進めないとなんだけど、勉強も進めないと、でもせっかく旅先にいるんだから最小限は街の空気を楽しみたい。とかやっていると時間が足りなくて終始ソワソワふわふわしてしまう。

2022年はもっと器用に時間の使い方を意識できたらなぁと私なりの心地良い生活リズムをもっと追求していきたいと感じた1ヶ月だった。

そしてライフコーチデビューをもって、キャリアプランナーは卒業に。そもそもコーチングに興味を持ったのはキャリアプランナーとして「目の前の人のモヤモヤや変わりたい気持ちに寄り添う」ことに魅力を感じたからなので、本当に1年弱携われて幸せだった。

大好きなシーライクスにプランナーとして関わることができて、スタッフの方の前向きにPDCAを回していく姿に圧倒されて、働くことへの価値観が変わった期間でもある。本当に携われて良かった。

最後に実家まで帰れないというプチハプニングもあったけれど、いまはこうして実家で部屋にこもり振り返りを書いているのでオール👌です◎

2021年まとめ

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こうやってだらだらと書いていると、結構いろいろなことがあったな、と思う。辛いことも悩むことも迷うことも多かった。と同時に、嬉しいことも幸せなことも自分のことを好きになれる瞬間もたくさんあった。

環境や仕事などで”変化すること”はいままでずっと苦手だった。変わらない方が楽だし、安全だし、それまでずっとそうやって生きてきたし。

でも間違いなく2021年は”変化”をたくさん起こした1年だった。仕事も、住む場所も、関わる人もすべて変化した。

「本当にこっちの道に進んでも良いんだろうか・・・」と自分を信じられなくもなったし、「この先どうなるんだろう」とどういう道を歩むのか分からない、袋小路に迷った途方に暮れた気分になるときもある。

でも、いままでのどんな1年よりも「自分で選択した人生を歩む」ことができたなぁと振り返って思う。「自分で選択する」ことは限りの無い自由でありながらも、責任や葛藤、不安が伴うことをはじめて知った。

ただ、「自分で自分の人生を選択する」人生を選んでからは、本当に”生きているな”と感じるようになった。”毎日が同じじゃない、かけがえのない日”である実感もあるし、”自分の心地よさで幸せを選ぶ”こともできる。

1年間悩んで迷って不安になって。そんなときがあったからこそ、そのときの私自身を肯定できるように、無駄にしないように、と頑張れたのかもしれない。

という完全なる自分語りの振り返りになってしまったのですが・・・。2021年は総じて楽しく幸せに毎日を紡いでいけたなと思う。

2020年の年末、1年後にこんな風に2021年を終えるとは思っていなかったけれど、だからこそ2022年も本当にワクワクするし、想像できない未来を楽しもうと思える。2021年のわたし、お疲れさま🍵

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misaki|散歩日和
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