期待しちゃダメ?感情を出しても無駄? 気づいたら無感情。私が感情を封印した理由とは…
昔の私は、「人間関係に期待しちゃダメ」というよりも、無意識に「期待すると裏切られる」と思っていました。でも、それに気づいたのは、今や提供しているセッションを自分に対して行ったときが初めてです。それまでは、自分でもそんな思い込みがあることに気づいていませんでした。
セッションで気づいた「期待しちゃいけない」思い込み
セッションをしている中で、ふと「あれ、私って期待しても裏切られるって無意識で思ってたんだ」と気づきました。そして、その思い込みが、次第に「相手の言うことを聞かないと愛されない」という思考に繋がっていたことにも気づいたんです。
だから、自分の気持ちよりも相手に合わせることを優先してしまっていたんだな…。
そして、母の心配はいつも兄ばかり…
幼少期から、母は私よりも兄を気にかけていました。例えば、兄に何かあるとすぐに心配して、どうにかしよう!という感じ。いや、私を後回しにしていたわけではないんですよ-笑。
ただ、兄のことをより気にかけていたのは確かで、私はあまり感情を表に出さないこともあって、「手がかからない」と思われていたのかもしれませんね。
そんな中、兄が中学校3年生の時、珍しい大腸の病気になり、近所の病院や大学病院では対応できず、県外の有名な大学病院に通うことになりました。母は「兄が病気になったのは自分が受験だからと追い込みすぎたせいだ」と思っていたのでしょう。毎月のように高速バスに乗り、兄と病院に通っていました。
その一方で、私が大阪に上京して間もなくして、40度を超える熱と一向に止まらない咳で肺炎になり入院したときは、「これは自分のせいじゃないし…」とでも思ったのか、大阪に来るのを面倒がっていました。
オイ!!!泣
でもね、健康心理学的には、肺炎(咳)って抑圧された感情や言いたいことを飲み込んでいることが原因とされるんですよ。まさに私の場合、それが原因だったなと思います。
感情を出しても意味がないって思ってた私
そんな風にして、私は次第に「感情を出しても無駄だな」と思うようになりました。自分を守るために。これ以上傷つかないように…。
泣いたり怒ったりしても、母はこっちを見てくれない。それなら、感情なんて出さなくていいや、と。無感情モード、スイッチオン!!
でも本当にそのままでいい?
やっと気付いた!感情は抑えるものじゃなくて、表現するもの
セッションを通じて、自分の根本的な思い込みに気づいたことで、本当にどうでもいいこと以外「なんでもいいよ」と言わなくなりました。そして母の前で無感情モードにスイッチが入ることもなくなりました…笑
今では相手の気持ちを考えながらも、自分の気持ちをしっかり伝えることができるようになりました。自分を大切にすることができて、少しずつ自分を押し殺さずに生きられるようになってきました。
まだ子どもが小さいので、今でもどうしても自分を1番に優先できないときがあります。
でも毎日、自分で自分を褒めまくるぞ!!と意気込み、最低でも3つ以上ひねり出して寝る前に褒め褒めしてから寝るようにしています。すると本当に満たされるんです。(セルフハグもします!!)
どんな出来事も自分がどう捉えるかによって変わります。
こんな嫌な事があった…で終わるのではなく、この出来事があったからこそこういうことに気付けた!など、捉え方を変えて考えてみてくださいね♪