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ウユニ塩湖の旅行スケジュール/安心して楽しむためのポイントと子連れもOKのモデルコース【2024年最新】

スケジュールが難しいと言われる、ウユニ塩湖の旅

ウユニ塩湖家族旅行レポート、noteでの第3段は日程のポイントについて

2024年2月に家族旅行で訪れた憧れの地、ウユニ塩湖。noteでも好評いただいている中、最後の記事は具体的な日程などスケジュールのポイントについてまとめました!

連載中の集英社LEEwebやyahoo!ニュースなどでも取り上げていただき、noteではウユニ塩湖での写真撮影についてまとめた記事にたくさんの反響をいただいています。


アクセスが大変&現地の天候次第

まず大変なのがアクセスで、日本からはアメリカなどを経由して3~4回乗り継ぎ、25~35時間かかるのが一般的。
現在我が家が住む隣国アルゼンチンからでも3回乗り継ぎが必要でした。

そして無事現地に降り立ったあとに一番懸念されるのが「天気」です。
ウユニ塩湖の旅の大きな楽しみの一つは、やはり「写真」だと思いますが、あの美しい光景は雨季だけ、しかも限られた天候条件の時しか見ることができません。

せっかく行くならばと、今回私たちは中南米旅行専門でウユニのガイドブックも出版されている旅行会社さんに相談してプランを組みました。

ちなみに私たちが訪れたのは2月半ばの「雨季」ど真ん中。雨季・乾季の差やベストシーズンなどについては、こちらの記事に!

旅の大きなポイントは「ガイドさん」

実際にウユニを旅して強く感じたのは、できればガイドさんを付けたほうが良いということです。
日本から遠い南米で、日程や予算、旅のスタイルなどにもよると思うのであくまでアドバイスではあるのですが、塩湖という特殊な環境下に加え、全てが天候に大きく左右されます。
私たちが今回の旅で素晴らしい経験ができたのは、ウユニ塩湖について知識の深いガイドさんに巡り合えたからだと感じています。

天候が旅の鍵!天気変化によって臨機応変に対応

今回担当してくださったガイドさんはラッキーなことにカメラマンでもあり、私たちだけでは思いつかなかったような素晴らしい写真・動画を撮っていただきました。

現地での天気や寒暖差変化は想像以上でしたが、どのタイミングでどの方向に行けば青空の入った写真が撮れるか、雲や風の流れを見ながら臨機応変に予定を組み立ててくれました。

世界で一番大きな平原&塩湖ならではの注意点

世界一大きな平面とされるウユニ塩湖の広さは約1万500~1万2000㎢(諸説あり)で東京都の5倍ほど!遠近感がないからこそ面白い「トリックアート写真」がいろいろ撮影できるのですが、初めて行くと同じような風景が広がり、自分がどこにいるか全くわからない。
そんな中でもガイドさんもドライバーも、まるで見えない道が見えるかのように迷いなく運転しており、絶対的な安心感がありました。

また「塩湖」はやはり特殊な環境で、塩湖内を車で走るだけでも、スピードなど気をつけるべきポイントがたくさんあるそう。
自分の車で来て動けなくなってしまう人も多いと聞きましたが、今回の旅でも実際に見かけびっくりしました。

他にも、一見同じように見えるけれど場所によって湖面の美しさが全く変わるなど、経験あるガイドさんでないと絶対わからないことがたくさんありました。

せっかくウユニまで行ったからには満足いく写真が撮影できるかも大切ですが、何よりまずは安全に旅行するためにもガイドさんは必須
ドライバーさんだけは頼む、混載ツアーや英語ツアーなど、種類も価格もさまざまなツアーがありました。

具体的なスケジュールは?

では参考までに実際の我が家の旅程を、1日目から順を追ってご紹介していきます。

1日目・ボリビアの首都ラ・パスを観光/月の谷・テレフェリコ・魔女通りなど

まずはボリビアの事実上の首都ラ・パスに到着!空港の標高はなんと4090mで、そこから山を下り街の中心地へ。
ラ・パスの街もたくさんの見どころがありましたが、乗り継ぎの調整と、ウユニに行く前に高地へ体を慣らす目的もあるそうです。

私たちの住むブエノスアイレスからは深夜発、早朝にボリビアのサンタクルス空港で乗り替えました

・郊外にある渓谷「月の谷」

まずは奇岩地帯の月の谷へ。初めて月面に降り立ったアームストロング船長が名付け親で、谷の中を歩いていると月を冒険しているような気分が味わえます。

・ロープーウェイ「テレフェリコ」

とても楽しかったのが、ラ・パスの主要交通手段テレフェリコ!

民家すれすれを通るなど、空から人々の生活を垣間見られるだけでなく、なんとこれは観光用ではなく人々の日常の交通手段。
乗り合わせた方々とのふれあいも貴重な経験でした。

南米はちょうどカーニバルの季節で、水鉄砲(現在は本当は条例で禁止されているらしい)や専用スプレー缶で泡を掛け合うのが風習。レインコートを着て万全対策をしている方も多かった!(写真左上)

その後、ムリージョ広場、サンフランシスコ寺院、サガルナガ通り、魔女通り、ハエン通りなど、街の観光スポットをめぐりました。
特に印象的だったのは、薬草や呪いグッズを売る魔女通り~サガルナガ通りの、ちょっと怪しげかつ可愛らしい独特の雰囲気で、お守りやピアスを購入。

ホテルに帰る前、地元のスーパーに寄って塩チョコなどちょっとしたお土産を買いました。スーパーマーケットは、リーズナブルかつ現地の様子が見られるという意味でもオススメです!

2日目・ついにウユニへ/塩のホテルに感激!ダカールラリー、国旗、夕陽鑑賞

またもや早朝に出発、ラ・パスからウユニは1時間であっという間に到着!ホテルに向かう間、だんだんと見えてきたウユニ塩湖に遠目からでも感激しました…

そして私たちが宿泊したのは、塩湖のほとりの小高い丘にある「Luna Salada Uyuni」という塩のホテル。


周りの大自然とホテル内のおしゃれな雰囲気とのギャップも印象的で、フロントから続くロビーのような自由に使えるスペースが広々!ハンモックなどもあり写真映えスポットがいっぱいで、ホテル滞在も楽しかったです。

待ち時間にちょっとだけ仕事。

そして午後からは、ウユニ塩湖で半日を過ごし、夕陽まで見ることができました。

世界一過酷なレース「ダカールラリー」の塩でできた巨大モニュメントや、国旗の集まった有名なスポットなど

3日目/星空&朝焼け観賞、列車の墓場、コルチャニ村、ピクニックランチ

内装のおしゃれさに加え、レストランから塩湖の眺めが評判

この日は早朝3:30にガイドさんが来て、星空&朝日を見る予定でしたが、あいにくの雨で断念。
ずっと高地で過ごし溜まっていた疲れを癒しつつ、ホテルでゆっくり朝食を摂り、昼前から出発!

列車の墓場

使用されなくなった列車の残骸が横たわる場所ですが、ゲームや映画の中のような世界観が人気を集め、撮影スポットとして多くの人が訪れています。

コルチャニ村(塩の工場)

小さな町ですが、お土産屋さんが立ち並ぶ一角はとても賑やか!
塩の工場で売られている、可愛い布に包まれたウユニの塩(下写真・右上)はお土産としてイチオシです。

途中で見かけた屋台で売られていたのは牛丼ならぬ「リャマ丼」。どうしても食べたい!という息子、ガイドさんに行きつけの美味しいお店を教えてもらいました。
私ももらいましたが、想像以上に美味しかった!ちょっと固めで、豚ロースみたいな感じかな?

・ピクニックランチ

ウユニのど真ん中で天空のレストラン!ちょうど誕生日だった私、子どもたちからカードをもらい、ハッピーバースデーの歌を歌ってもらったことは忘れられない想い出です。

その後夕暮れまでウユニ塩湖で過ごし、天気に応じて観光スポットも訪れつつ、素晴らしい写真や動画をたくさん撮影していただきました。

※天候に大きく左右されるため、可能であれば星空や朝焼け鑑賞の機会は滞在中なるべく多く取っておくとよいかもしれません!

4日目・ラ・パスに戻り世界遺産ティワナク移籍へ

最後の朝食を摂った後、朝の便でラ・パスへ戻ります。

・ティワナク遺跡

そして南米最古の文明遺跡と言われるティワナク遺跡へ。
空港からは車で1時間ちょっとほどで、途中で通った観光地ではない街なかの様子や、どこまでも草原が広がる郊外の景色など、道中も車窓から目が離せませんでした。
チチカカ湖を遠目に見られたことも大きな想い出に!!

遺跡の近くのレストランの食事が美味しかった!選べるメインでしたが、屋台で味をしめたため、みんなでリャマを選択。

昨年訪れたマチュピチュのインカ文明よりも前に栄え、未だにどのようにして造られたかわからない精巧な石造や巨大な建物などがたくさんありました。それらが、わりと野ざらしにされているのも「ボリビアっぽい」のだとか(笑)

博物館もあり、親子で楽しく歴史を学ぶことができました✨

その後、空港へ戻り帰途へ…… しかし、ボリビアーノ航空がめちゃくちゃ遅れ予定通り帰れなくなりそうになるなど、最後の最後までドキドキのウユニ塩湖旅となりました。

「世界一の絶景」ともいわれるウユニ塩湖。
これまでの記事と併せ、我が家の体験談が少しでもお役に立ったら嬉しいです✨

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