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035.なぜ苦しいのか【心の秘宝】を求めて…心の冒険者たちへ贈られた【マイルールブック】の探求編
これまでの記事でも、
人生は
「クリエイター(制作・創造者)の視点」が
大切ではないかというお話をしてきました。
客観的な視点を持つこと、
俯瞰して物事を見ること
——これは、私たちの考え方や感じ方に大きな影響を与えます。
インド「ヴェーダンタ哲学」などでも、
ものごとを見る「視点」が重要だと考えるようです。ちょっとスケールの広いお話しになりますがたとえば、
「私(エゴ)」の視点からこの世界を見ると、
・不安や怒り
・執着、恐れ
といった感情が生まれます。
とても【苦しみの多い世界】に
感じられます。
でも、
「魂」や「無我」の視点で
世界を見ることができたら…
この世界は自由で、
この『地球が遊び場』のようなものだと
気づけると記されているようです。
「魂」・「無我」という言葉だけで
苦手意識を持つ方は多いと思いますが…
できたら、
人生をより豊かに楽しむための
「気づきや学び」として…
そして、
視野・視座を広げるための
「雑学」として…
そんな
「ふんわり」とした気持ちで
最後まで読んでみて欲しいと思います。
つまりは、この先の文章を
「分かろう」としなくて
大丈夫ってことです💡
理解しようとすると思考が働きます。
思考は、過去の経験の中からしか判断できません。
心で、なんとなくの気持ち(感性)で読んでみてください。
インド哲学の中でも、
すべての苦しみは「無知」から
始まるとされているようです。
この「無知」とは、
自分が本当は、
「魂(アートマン)」の存在で
あることを忘れてしまい、
「私(エゴや肉体)」こそが
「自分自身」だと思い込んでしまうようなこと。
仏教でも、
「私」に執着することで苦しみが生まれるとされ、人生は「四苦八苦」と言われています。
簡単にまとめると…
生まれる苦しみ
老いる苦しみ
病気になる苦しみ
死の苦しみ
望んでも手に入らない苦しみ
嫌いな人と関わる苦しみ
愛する人と別れる苦しみ
自分の心と体を思い通りにできない苦しみ
わたし(エゴ)の視点では、
世界は厳しくつらいものになります。
でも、
魂の視点を持てたとしたら、
世界の見え方はまったく変わってくるということだと思います。
「わたしとは、何か?」
この問いが、究極の問いかけであり、
一生をかけても答えが見つからないかも知れません。
この肉体につつまれた体は、どうやら「わたし」そのものではないということのようです。
例えば、心や魂、意識と呼ばれるものはどこに存在するのでしょうか?
本当のわたしとは何か?
こんなことを一生をかけて「探求」していくことも、人生の「楽しみ」なのかも知れません。
なぜなら
ほんとうの意味で「わたし」を
知らない事が、
この地球を「生きづらく」感じさせてしまう
根本の原因であるのではないかと思います。
「セルフイメージ」で認識する「わたし」が
そもそもの「誤り(幻想)」であり、
苦しみの原因になってしまうのではないか…と気づくところが
【第二の人生のスタートライン】だと思います。
今までの記事を読んでくださっている方なら、
普段の何気ない思考が
「自我(エゴ)」を形成し、
それが【不安や恐れ】を生み出す原因に
なっていることに気づいていると思います。
それでも、
「地球ゲーム」「人生ドラマ」の中で、
不安や恐れの「思考の世界」…。
その檻の中に
囚われたままでいるのが
「今の私たち」です。
なぜなら、
簡単に答えやゴールに
たどり着くと「つまらない」から…
そもそも、わたし達が生まれてくる前
「魂の世界」は、
愛そのもの
自由すぎる
すべての意識がつながっている
何でも思い通りになる
——だからこそ、
「つまらなかった」💦
そこで、
私たちは「愛から切り離される経験」を
するために、
地球という星を選び、
「自我」という意識を
持つことにしたのです。
関連記事
マイルールを見直す
宇宙や地球のルールを知ることで、
日々の生活が「生きやすく」なります。
そのためには、今日はもっと
身近なところから…
まず「マイルール」を
見直してみてはいかがでしょうか。
マイルールとは?
思い込み
固定観念
口ぐせ
習慣
生き方の姿勢
たとえば、
「毎晩、洗濯を終えないと寝てはいけない。」
「食器はすぐ洗わなければいけない。」
「仕事に行く前に片付けをしなくては。」
こういったルールがあるとします。
それが「喜びのためのマイルール」であれば、とても良い習慣です。
しかし、
「なんとなく」やっていることの背景を
掘り下げると、『○○しなくては』というような義務感、責任感が伴うルールも多いのではないでしょうか。
「なぜ、それをしなくてはいけないのか?」
この問いかけをしていくと…
幼い頃の記憶にたどり着くこと
が多いのです。
例えば、
「ちゃんとしなさい」と親や先生に言われた経験
過去の出来事による無意識の思い込み
「マイルール」を知ることで、
「わたし」をもっと深く知ることができます。
自分を縛りつけていた
「マイルール」は少しずつ手放したり、
見直したりも必要だと思います。
他人軸、他人基準の生き方から
自分軸で…
わたしが「心地よい」
わたしか「喜び」
を感じる習慣に変えていきませんか
「わたし」を知ることが愛につながる
マイルールを知ることで、
「わたし」をより深く理解できます。
「わたし」をよく知らないことが
苦しみの原因のひとつなのです。
そして、
「わたし」を知ることは、
「わたし」を愛することにつながります。
「わたし」を愛することが、
他の誰かに「愛される」ことへと
つながるのです。
愛は、外側に求めるものではなく、
まず「自分を愛すること」から始まります。
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