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目指すは世界…!アスリート×マジシャンの広報討論会!~認知獲得が必要な理由~

「認知度を高めたい…」
「ニッチな業界で困っている…」
「どうしてみんなに応援してもらう?」

noteをお読みの読者様の中には↑のお悩みを
お持ちの方も多いのではないでしょうか。

私が広報担当している超マイナー競技
セーリング・フォーミュラカイト級の
アスリート岩城拓海も悩んで悩んで…
最初は独りで広報活動をしておりました。

まぁ~色んな紆余曲折があって積み上げる最中
何と!偶然にも筆者の元同僚・プロマジシャンの
もっさんとSNSにて奇跡的な再会を果たし…

マジックは世間には浸透しているものの
わざわざショーを見に行くのか?と言うと
日本ではそこまでメジャーではありません。
セーリングも同じで、ヨットレースの観戦を
現地でする人も、TV放送もメジャーではない…

しかも、マジシャンに超マイナー競技の選手。
ロールモデルがそこまでまだない苦境の中
何故に夢を追いかけられるのか…?
と凡人の
私は知りたくなり、夢を追う2人から
教えてもらうスペースを実施いたしました〜!

あの有名マジシャンにも認められた
もっさんって何者!?

岩城拓海はnoteで散々紹介しているので(笑)
今回はもっさんに関する質問を沢山しました~

私の元同僚・先輩のもっさんは現役マジシャン。
彼、実はすごい人なんです。
「マジックの種がマジで分かんない!」
と、同業者から言われるタイプのマジシャン。

世界でも活躍するもっさん

もっさん(以下も)「マジックには基礎があり
基本的にベースは一緒です。基礎を知っていたら
ある程度はタネの予測がつくというか。
僕は、その基礎にない手法を研究しています。
料理に近いような…物を作る感じですね。」

miraくる(以下み)「料理研究家みたいですよね。
世の中の基礎レシピは自分たちでも展開しつつ
世に出ていないレシピ開発をマジックでしていると。ショーのスケジュールってどんな感じなの?」

も「土日が多いです。」

岩城拓海(以下、拓)「もっさんに質問です!
マジックバーでやるんですか?会場キャパは?
どんなレベルの方がショーに立てるんですか?
あと、趣味でショーをやる人っているの?」

も「人によってスタイルが全然違います。
僕の専門は、目の前で見せるテーブルマジックで
1回で多くの人には見せれないのですよ。

芸人さんの営業と同じで、ディナーショーや
企業さんの周年パーティーに呼んでいただいて
テーブルを回って目の前で見せる形式が多いです。

逆にショー形式の場合は前に舞台があって
テーブルを1個置いてその周りを囲って
見せるスタイルの上限が大体50人ぐらい。
ただ、この形式は日本では多くないです。

昔は僕もマジックバーには出てましたよ。
お酒を飲みつつマジック楽しみたい感じなので
マジックだけではなく、話術とお酒を
飲んでいる方に理解できる見せ方も大事です。

逆にディナーショーの場合は、マジックバーの
形式は全員に伝わらないので、 発声から色々と
変えないといけないですし、純粋にマジックと
お食事を楽しみに来られているので、お客様を
1時間半きっちり楽しませないといけない。

お客様との会話が大事なマジックバーと
着席してお客様が見るショー形式は
空気感もホームも全然違いますね。」

み「ディナーショーの方が専業の
プロじゃないと難しいイメージを感じました…。」

も「そうですね。ショー形式はプロじゃないと
多分なかなかやろうとはならないと思います。」

み「…よく考えたら、うちらの前職は会社の
イベントの時に、もっさんにタダでマジックを…」

も「悪いことしてたってこと(笑)」

み「代わりに謝る(笑)すみませんでした…(笑)」

アスリートもマジシャンも
会社員も経営者も主婦も一緒

マジシャンって意外とアスリート…!?

み「スポーツか芸術・文化、どっちの分野?」

も「どっちかというと芸術的な文化寄りです。 」

み「芸術か。けど、生活はアスリートっぽいよね。
元同僚が『あいつの家、トイレにコインがあった…
日常生活で練習してるんだ』って驚いてた(驚)」

も「そうですけど、経営者も同じじゃないです?
朝早く起きて仕事して…もうアスリートじゃん。」

み「普通のことじゃん。早く仕事するでしょ(笑)」

拓「僕らからしたらよっぽどアスリートだし。
てか、アスリート=物事に対して一生懸命
取り組んでる人じゃないと思っているので…

みんな、何かを一生懸命やるわけですよね。
そのベクトルがどこに向いてるかっていうだけ。
僕はたまたま、この競技だったっていうだけで。

これに+@の結果が出たらもっと素晴らしくて
そこに対して1個抜けてるっていうのは分かりますけど…!」

応援してくれる仲間やどうしたら
興味を持ってもらえるかを考えないと

アスリートやアーティスト活動をするのに
大事なことは技だけではなく応援者を探すこと

ここで岩城拓海がマジシャンに良い質問を投入!

拓「もっさんも営業が大事ですよね。
営業は自分でやるのか、事務所のマネージャーや
営業担当がいらっしゃるんですか?」

も「両方ですね。 事務所のマネージャーが
お仕事を持ってきてくださることもありますし
金額が大きくて商談に負荷が出たりする時は
逆にマネージメントをお願いする時もあります。
僕らはパフォーマンスに集中したいので。
(↑アスリートも感覚は同じ)
個人繋がりの紹介の時は、自分で進めるケースもあります。」

み「アスリートと似てるよね。
1人ではやりきれない部分あるじゃないですか。」

拓「…いや、僕は大きく違うと思っています。
依頼する側はマジックを買っているのか
それとも、もっさんを応援したくて
買っているのか…どっちの要素が多いですか?」

も「事務所経由はマジシャンのニーズがあり
じゃあ僕で…みたいなケースが多いです。」

拓「そこが全く違うところなんです。

僕にスポンサーを獲得するマネジメント会社を
つけたとしても、100万円スポンサーのうち、
その営業会社に20%は(この子に賭けたいって
ファン的要素が強い感じだから)
スポンサー側は望んでいないのですよ。
(アスリートの)僕らはその相性がいまいちで…」

アスリート×広報がここにて広報の討論…

み「マジックって確実なニーズと
アスリートのニーズってそういう違いがあるのか…
ただ、認知度が大事なのは双方同じですよね。」

も「大事です!」

拓「最近は応援してくださる層の…ピラミッドの
底をどうやって育てるかが大事だと考えています。
正直、僕は綿密に競技のルールを知ってもらおうと思ってない。

ピラミッドの母数が一番多い底って何も知らないんです。
つまり、W杯で盛り上がる現象ってサッカーに
お金を落としたこともない、ルールをよく
知らない人が街で騒ぐから盛り上がるんですよ。

こうなるにはミーハーな入口を作らないといけない。
ルールも何となく知ってる程度で、まずは良くて。
例えば、サッカー協会がオフサイドのルールを
SNSでポストすればファンが増えるわけじゃない。

それより、広く浅く認知獲得をまずはしないと。
これを頑張りましょって話で、miraくるさんは
競技のことって言うけど…本当に広まるなら
それでってなるけど、広がらないもん。」

み「当時の岩城さんは確かにダメだったよ。
だけど、そこからメディアさんの協力もあって
岩城拓海の情報と競技のことも形にして頂けて
いる今は…やってみないと分かんないじゃん。
↑出た出たスペースでガチ討論w

拓「僕はピラミッドの底を1万にしてから
その中から1000、100、最後10にファンになって
もらって…を100の段階でしようとしてるもん。
どうやって1万にするか考えよって言ってるのに…
それって違う…って僕は思います。それを踏まえて
僕はもっさんに(広報や認知を)一度聞きたいと!


み「同業者に尊敬されているもっさんでも
認知は課題ですよね。…世間の人たちから興味を
持ってもらうために何をすべきだと思います?」

も「僕は業界内での認知度は正直ありますが
マジックに馴染みのない方からの認知度は皆無で
まさに僕もそこ課題で…やはり話題作りですよね。
一般の方の目に触れる場所に僕が出る必要な段階。

み「拓海くんが言っていたように
ルールや作法云々の前に一般の方の目に
まず触れる機会を作らないとですよね。

発信する目的・メディア出演をする理由

み「今、ファンの方からコメント来てる。
『拓海くんが令和の虎に出ていなかったら
応援していない。知る機会がなかったもん』」

拓「まさにそこなんですよ。あの時は本当に
お金が必要だったけど…認知獲得の目的はありました。
番組の出演者の虎の皆様と視聴者に
本当に伝えたかったことは岩城拓海の存在です。


まずは、こんな奴がいるぐらいの感じでいい。
それを今後1~2年かけて少しずつファンに
育てましょうって段階なんです。」

み「私は既に応援してくださっている人達には
拓海くんの発信が今は足りてないとは思ってる。
(新規も既存も両方難しいよね)君は純粋だからさ。
僕のスポンサーさんやファンは理解してくれるって。」

拓「疑問の声が出た時はその時に考えます。
僕はそんな遠い存在ではないですし…。
スポンサーやファンの方からの連絡やDMは返すし
疑問が飛んできた時には、ちゃんと応えます。
だから、人として間違っているから応援しない
みたいなことはないんじゃないかな。」

も「全然分かりますよ!ただ、難しいですよね」

もっさんと岩城拓海の共通点
一度引退をして…もう一度現役復帰

考え方のマインドはもう、別物

み「2人とも引退してから社会人を経て現役復帰。
しかも、2人は会社員や経営者のように
ロールモデルがいない逆境の中、何故に挑戦を
諦めずに夢を追い続けられるの?私に教えて!

それに、家族とかから言われたことない?
夢なんて叶わない、お前も現実見なさいとか。」

も「やっぱりこの業界は波があるので…
悪い時は自分のメンタルもへこみますしね。
そんな時に誰かに相談すると言われますよ。
『そんなこと、いつまでもやっとらんと』と。
ただ、しょうがない!考え方がそもそも違うので。

拓「生き方も考え方も違うしな。
僕らの感覚は到底、理解出来ないのかも。

アスリート・マジシャン・社長・会社員だから
偉いとか…マジでどうでも良い!
みんな平等で偉くて、本来上下はないんです。

そこに上下つける人たちが、そろそろ夢を諦めて
現実を見ろって言う。何様だっていう話じゃん。
例えば、親がそうじゃないですか。」

み「いやいや…親は心配なのでしょう。
あなたの一番のファンじゃない。」

拓「育ててくれたことには感謝していますけど
親に競技辞めろって言われて辞めるわけじゃないし…。」

み「もっさんも親にマジックの世界を反対されたよね。」

も「そうですね。」

み「『人と違う道はそれなりにしんどいよ』
耳をすませばの雫ちゃんのお父さんの大好きな台詞です。
高校受験をせず小説家になりたいと親に訴えるシーンです。

雫ちゃんの否定はしないけど、お父さんの
この一言に全てが詰まっていると思っています。
可愛い我が子にしんどい道は歩んでほしくないっていう。」

しんどいじゃなくて当たり前だから

も「それ、ちょっと違うかも。
僕らしんどいとは思わないです…それが当たり前なので!」


拓「習慣ですよね。」

ロールモデルがいない
それでも、やるしかない

み「えぇ??辛い、辞めたいとかならない?」

拓「今までなったことはないかな。
会社員も同じですよ。早起きが辛いから
会社辞めますかっていう話だから。」

も「辞めたいとは一切ならないですね。
辛いことはありますが、それは仕事に対してで
マジックに対してではない」

み「だけど、ここで大体もうダメだと
夢諦める仲間を2人とも見てきていますよね。
きっと、何回かピンチがあったと思うのですよ。
ここで引き戻らない理由ってあるのですか。
何故に夢に執着をするのか、挑戦をするのか。

も「僕は夢じゃないんです。
そこに行くっていうのは決まっていることで
それに向かってただ毎日を進むだけっていう。

プロに元々戻る気がなかったけど
周りの先輩から、お前がプロにならなくて
誰がなるんだって背中押してくれて戻った時に
次、マジックを辞める時は死ぬ時だと誓ったので。

み「前職でも売れっ子で人望もあったじゃん。
一般の世界に未練はないんですね。」

も「ないですよ。
前職はめちゃめちゃいい経験をした会社です。
ただ、僕がやらなければいけないのは
これじゃないなっていうのはずっと感じてて。

会社員時代は辛いと思うこともあったのですよ。
今も辛いことは勿論ありますけど、辞めたいとは
一切思わなくてこれが僕の人生なんだと思います。

誰かが業界を盛り上げていかないと…
これは僕の使命なんだとすごく感じています。

夢を追いかけるために必要な当たり前のこと

み「拓海くんも4年後に向けて
20代▶30代が変わるターニングポイントで。
30代は現実的な生活をしている人が増えるけど
どう向き合う?一度は引退したわけでさ。」

拓「年齢はどうでもいいです。
僕の引退理由は目標がなくて引退しただけで…
今度はロスでメダル目指しますって言う中で、
辞める理由ってあります?

すごく当たり前のことを言います。
何かを成すには1番簡単で、最低条件をクリアする人たち。


辞めないことです!


これが最低条件なんですよ。」

も「マジでそう。」

み「…強い。でも、大抵の人は難しいから
もっさんみたいに一般の世界に戻るわけで…」

拓「…やりきった結果、辞めざるを得ないのなら分かります。
ですが、ここに目標を定めました。
じゃあ、やるって時に辞める理由ないでしょ。

そもそも、ハードル上げなくていいんだって

み「こうシンプルに言われると衝撃的だな。
2人ともそんなに難しく考えていないんですね。」

拓「だって、難しい話じゃない。」

み「それが、私たちからは超ハードルが高いんです!
私みたいな人間の方が多いと思う…
こういう人間にアドバイスってありますか?」

拓「だから、夢のハードル上げすぎじゃない??
自営業で子供を育てきる…充分夢ですよね。」

も「夢=すごい大きいものに感じますけど
全然そんな感覚はなくて、やりたいことをやっているだけです。」

み「世の中は現実を生きなって人たちが多いけど
そもそも2人は夢のハードルが違うのですね。

まぁ確かに、老後は我が子に迷惑と金銭的な
負担をかけないように、ちゃんとしたい目標はある。」

拓「言ってんじゃん(笑)それでいいじゃないですか。
夢に上も下もないんです。」

も「そんな気はしましたね。
目指してるものや進む道が違うだけで。」

み「拓海くんには何度も言われています。
夢へのハードルが高すぎ、みんな人の子だって。
でも、それは漫画の主人公みたいな拓海だから
できるんだと思う部分もあった…けど、元同僚で
一緒に働いてたもっさんも同じで腑に落ちた。」

も「色々言われても、その人たちが僕のケツ
拭いてくれるかっていうと、そんなことない。
僕の人生歩めるかって言うと、歩めないですよね。
だから、自分の人生を生きたらいいと思う。」

拓「そもそも興味ないです。嫉妬だと思うし!」

も「分かりますわ。それ」

み「…ファンを増やしていきたい2人に言うけど
一般の人の大半がそこだと思うよ。」

拓「そうですよ。お前もこっちに来いって人と
お前が代わりに頑張ってくれって人の2択です。」

み「私も最初は君に前者寄りの反応をしてたし…」

拓「僕らが1番嫌なのは無関心。」

も「確かに。」

み「1割が私もできなかったから応援する。
残り1割が否定派。後者は振り向かせるというか
それでも何だろなぁ?って関心に引き寄せたいね。」

これからも、また引き続き
皆で頑張っていこうな!

拓「よろしくお願いします!」

み「よろしくね、だけど岩城選手
丸投げは無理だからね。そこは分かってね?」

拓「分かってます。でも、僕はやりたくないことはやらない!」

も「それでいいと思います(笑)」

み「『拓海くんはどんな入口でも関心を
持ってもらうことを目指しているから
入口の多さを如何に作れるかが広報の腕の
見せどころ』だとコメントが来ています。
これが正解だとすると、別種目の子とコラボの
入口も増やす提案は…そこは分かってよ~…(笑)」

拓「僕的にそれは入口ではない!miraくるさんは
僕に思いつくことを提案して、今までと変わらぬ
価値観と方向性に則ってるものに対しては進めて
違うと思ったことに関してはしっかり見送って…」

み「(笑)
まだまだ未熟な部分も私も多かったりするので。

一方で、拓海くんやもっさんに出会ったことで
こうこういう世界があるんだって知る人もいるし
新しい価値観を渡せるのがあなたたちだから
新しい価値観を見せてくださいよ。

これが、miraくる

最後自分の話に持って行くんかーいwww
ですがね…これが自営業の醍醐味です。

なんで、その辺の主婦と
超マイナーアスリートと組んでいるねーんって
唯一無二のコンビだとは思いますwww
何よりも、表舞台にいた元同僚もっさんと…
違った形でも仕事で通ずるものがあって嬉しい。

自分が一番、miraくるを忌み嫌っていた。
自分の仕事が恥ずかしいと思っていた。
だから、絶対に元同僚や身内に知られたくなかった。

ある日、岩城に言われたんですよ。
「miraくるさん、自分の仕事を恥ずかしいと思ってるの?
それ、僕らにも失礼じゃないの?」って。

正直、前者はちょっと合っていた。
けど、後者に関しては絶対に違う。

あんまり言いたくないけど
自分はクライアントや関係者のことは…
超デレていると思う(はい。照れるw)
だからこそ、そう思われることが嫌だった。

「そもそも身バレなんかしない」って
岩城の言葉を信じて、身元をオープンにしたら
元同僚4人に見つかり、その内の一人がもっさん。
身バレしとるやんwww一ヶ月もせんうちにwww

そう、もっさんはMr.マリックさんに認められた
天才マジシャンで有吉ジャポンとかにも出てる!

miraくるの周りほんと多彩な人多いwww
凡人な私は、皆様の輝きにいつも眩しがっていますが。
ま、そんなmiraくるの広報をこれからも追ってね!←

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