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発信が怖かった理由

この記事は2024.6.20の音声配信を文章にしたものです


SNS時代の中で

いまはSNSやネットでの発信が当たり前になり、社会に浸透していて、誰もが気軽に発信できる時代になっています。
わたしも発信自体は好きで、いままでも趣味程度のSNSはずっとやっていました。

ですが今回、アダルトチルドレンについての発信をやりたいと思ったとき、始めるまでが意外と怖かったんです。

アダルトチルドレンの発信が怖かった理由

実は、数年前に一度アダルトチルドレンの発信をしていたんですよね。
でも、全然長く続かないまま辞めてしまいました。
だから「また同じことになったらどうしよう」という不安があり、結構そこで迷う時間(半年くらい)があったんですよね。
全然やる気になれなくて…踏み出せなくて…という時期がありました。

怖かった理由は、大きく分けて2つありました。

①意見を否定されるのが怖い

いままで意見を言えなかったわたしにとって、発信をするのはかなりハードルの高いことです(何回やっても慣れない)。
発信をする以前に何を言えばいいのか分からないっていうことも多々あり、その中での数少ない自分の意見でさえも否定されたらどうしよう、という気持ちが先立ってしまいました。

自由に殻を破って自分の気持ちを発信したいということより、不安の方がすごく大きくなっていました。

②両親に知られるのが怖い

アダルトチルドレンの問題はセンシティブですし、話題にあがりにくい内容だと感じます。
わたしは虐待とか、何か犯罪に巻き込まれたとか…ということはなく、むしろ外から見たら普通の幸せな家庭に見えていたんですよね。
だからこそ逆に批判だとか、もしそれを両親とか身近な人が見たらどう思われるか(全然親のありがたさをわかっていない、とか言われたらどうしよう)はすごく怖かったです。

発信の目的はなにか?

でもわたしがアダルトチルドレンの発信をしたい理由(目的)は、両親を批判したり苦しめたいから、というわけではないです。
もちろん許す許さないは別の問題ですし、過去への怒り、悲しみは消えません。
でもつらいからこそ、この経験を誰かの人生に役立てたいっていう思いがあるからなんですね。

そして発信が怖い気持ちの根本には、「自分の意見に自信が持てない」と言う思い込みがありました。
わたしごときが自分の意見を持っていいのか、わたしの意見なんて全然的外れなことを言ってるんじゃないか、とか…ネガティヴに考えてしまっていたんです。

でもそれこそ、アドラー心理学で言われている「課題の分離」が大切で。
正直な気持ちを言ったとして、それを受けて相手がどう思うかは相手の課題。
そう考えたら、自分らしく発信しようと思えるようになりました。

発信する中で自分を確立していく作業は、わたしにとってとても大切なことです。

本から得た気づきと決意

少し話が変わりますが、先ほどちきりんさんの「自分の意見で生きていこう」という本を読みました。
その本の中には「意見を言うことの大切さ」「意見とは何か」「どうして生きづらさを抱えてしまうのか」…など、いままで考えてもみなかったこと、気にも止めなかったことがたくさん書かれていました。
わたしにとってはそのすべてが気付きで、泣きながら読みました。

自分の意見を全然言えなかったぶん、これからは自分の気持ちや感じたことをたくさん伝えられたらいいなと思っています。


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