母子家庭の夏休みと、養育費

少し前の娘を思い出す優しい画像。
使わせていただき、ありがとうございます。

ひとり親家庭を対象に、ある団体からアンケートの募集があった。

夏休みに、
心配なことは何か。
子どもと出掛ける予定はあるか。
泊まりか、日帰りか。
または行けないか。
最近になってお米が買えなかったことはあるか。
子どもは三食食べられているか（！）。
胸がつまるような設問。

熱中症予防で長くなった夏休み。
我が家は、今年は泊まりの外出は出来ない。
お金の心配は夏休みに限らない
今後、医療や進学にはさらにお金が掛かるだろう。
私は子どもに、返済が必要な奨学金を背負わせたくない。
塾に行きたいらしいし、
歯科矯正はどうしよう。
私はいつフルタイムに戻れるか。

幸いに、
娘には毎年、私の姉が“体験”をプレゼントしてくれる。
小学校に入る時は山で乗馬、最近は旅行も。

母は、娘が生まれた時からずっと、あまり多くはない年金を積み立ててくれている。
自分の為には殆ど使わずに。

有難いという言葉しか出て来ない。

ひとりひとりでは、声も上げられない人が殆どだ。
時間は無い。
心の余裕も、もっとない。
子どものこと、家事、仕事で、手一杯。
自分は常に後回し。
この上調停や裁判を抱えている人もいる。

そんな中
おかしなことをおかしいと言い、
諦めず腐らずに、
小さい声を拾い、世に問い続ける人達がいる。
声を上げ続けて、矢面に立ってくれる人もいる
こんな人達がいることに心が熱くなる。
私も、いつか
微力でも、何らかの型で関わろうと決めている。

そうして
養育費未払いは、虐待だ。
改めて思う。