見出し画像

食べろの刑旅行①

事の発端は私の発言です。

み→みおいち
ダ→ダンナ

み「どこかホテルに泊まって
  ビュッフェで食事したいねぇ」

ダ「どこの?」

み「ん〜、浅草とか?」

※浅草は家から30分圏内です。

ダ「それならもう少し遠出しようよ。
  探しておくよ」

数日後。

ダ「鹿島神宮辺りどう?」

み「ビュッフェならいいんじゃない?」

ダ「いや、ビュッフェじゃない」

み「やだやだ、ビュッフェがいい!」

何ともワガママなワタクシ。
だって若い頃は気取って
ビュッフェなんて敬遠してばかり
いたんですもの。

今になってどうしても
ビュッフェ、それも宿泊施設のが
食べたくなったんです。

※私は自称26歳です。

そこで
ダ「じゃあこれは?忍野八海」

み「ビュッフェならいいよ」

ダ「いや、ビュッフェじゃない」

み「ビュッフェがいいの」

自分で調べないで文句だけ言うワタクシ。
我々の旅行は常日頃、
計画&予約→ダンナ
口を挟む→私 です。
人はこれを悪妻と言います。

ダ「これは?河口湖&忍野八海」

朝晩ビュッフェだそうで
よし決まり!
ダンナが年末年始は仕事なので
12月28日から1泊2日の強行突破で
めでたく決定しました🤤


ところが。


前日までメヌエール病が酷い。
私のワガママで旅行を決めたのだから
何としても行かねば!


強い薬を何度も飲み
頑張って行って参りました〜。


そう言えばぱんださんも
同じような富士山周辺ルートを
辿っていらっしゃいました。


ゴリゴリ全裸仲間である
ぱんださんのパクリに
なってしまいましたが、
はからずも今回、温泉つきだったので
裸の付き合いということで
うっふん💕
ゴリゴリ行きましょう。

お土産屋さんにいたゴリラのかわばい君。
チビは鼻に指を入れて窒息させています。


知的な感じで富士山周辺ルートを
知りたい方はこちらへ↓


行き道は新宿から高速バスで
2時間半ほどのルートを
多少、目まいがある中スタートです。


酷くならないかな、心配だな、と
思いながら乗っていたら

「オエ〜‼︎」

嘔吐したのは


チビでした😱


バス酔いしたのね💦
慌てて看病していると
私の目まいとやらは
どこかへ消えてしまいました。

こういう時本当に
女性の身体はよく出来ているなって
思います。

子どもが1歳になるまでは
私はすごく大変でも
すこぶる元気でしたし、

今でもチビに少しでも異変があれば
夜中の熟睡中でさえ
一瞬で目が覚めるのです。

子どもを守るためのプログラムが
母親の身体には精巧に
埋め込まれているのでしょうね。


チビがこんなだったので
バスで直接忍野八海まで
連れて行ってくれる便利さは
有難いけれど
帰りは電車にしようね、と
ダンナに言いました。


バス酔いって、辛いんですよね。



さて、忍野八海に着いてからのチビは
すぐに元気になりました。


忍野八海は思ったより
コンパクトでしたが、
何と言おうか透明で美しく
神聖な感じさえする場所でした。

君みよ透明の色。
湖面に映る立派な大木。
今回もなんちゃって黒プーを
かぶって旅行したチビ。
さかながいるかと♪ みてました♪
「あめふりくまのこ」作詞:鶴見正夫
日中は雲ひとつない、ポカポカ天気の日でした。


ところで
今回の旅の目的は
男の子ママならではの宿命
「質より量!食べ尽くせ!」
でございます。

男の子ママに質などを求める
余裕は無いのであります。
ひたすら「食べろの刑」を
実行するのみです。

最初の食べろの刑は昼食です。

チビは立派な海老天が2本も入ったお蕎麦、
もちろん大人用一人前を頼んだので、
ワタクシめは地味にキツネさんにしました🦊
好きだからいいけどね。


これが!感動のお味‼︎
麺もつゆも最高です!

私は3代目の江戸っ子なのですが
実は江戸前のお蕎麦は味が濃くて
好きではないのです。
こちらのお蕎麦は優しい味つけで少し甘い。
心躍るような気持ちで頂きました🤤


お次は、楽しい買い食い。

名物よもぎだんごは欠かせません🤤
よもぎが繊維のまま入っていて
焼きたてはモチッとカリッと最高です💕
シャインマスカットの食べ歩き。
あま〜い💕💕


他に味見をいろいろとしながら
野菜チップスなどを買っているうちに
薄暗くなってきたのでホテルへ急ぎます。

温泉の後の醍醐味は
量を食べられるビュッフェ!
この旅の目的です。



いやそれがね、
男ども2人が
気持ち悪いくらい食べるので
いささか食傷気味な私。


このビュッフェの特徴は
甲州富士桜ポークのしゃぶしゃぶつき!

それだけで満足なのですが、
チビはその他に
カニ、エビ、お寿司、パン、チーズ、唐揚げ、
サラダ、その他いろいろ
ありとあるものをブラックホールのように
口の中へ放り込むので、
私は見ているだけで……おえっぷ!

それに輪をかけてダンナは
アルコールのレパートリーが多すぎる
このドリンクバーから
一体どれだけ飲むんだ!と
飲酒もブラックホールで、

さすが親子。
血は争えません。
前を見ても横を見ても
食べっぷり飲みっぷりが気持ち悪い。

写真を撮ろうと思いましたが
あまりのカオスに興が削がれ
諦めました。

おえっぷ。

麗しさのカケラもありません。
同時刻に入った他の方
もう誰もいらっしゃらないのに
食べ続ける父子(「チチコ」ではなく、フシ😆)。


ここでダンナにおことばを
頂きました。

「みおいちちゃん、
 このご時世でビュッフェをやっている
 ホテルを探すの、
 すごい苦労したんだよ」


はっ😱そうか!
あの流行病でどこも
ビュッフェを取りやめていたのですね‼︎

考えが浅はかでした。
ごめんよぅ、ダンナちゃん。
いつもありがとうね。


そんなこんなで
ようやく腹ごしらえが終わったら
探検です。
うろうろしていたら
プレイルームを見つけました。

トランポリンやらビリヤードやら
自由に出来るようになっています。


中でもチビは卓球を
初めてやってみて
熱中してしまいました。

私&チビで卓球をしている間に
ダンナはビリヤードをしたり、

ダンナ&チビで卓球中に
私はトランポリンでぴょんぴょん。

昭和だなぁ。でも楽しい。

極寒の、夜の河口湖畔を歩く
浴衣に半纏姿の怪しい3人親子。
凍死するかと思いました。


チビはたくさん食べて、たくさん動いて
満足したように夜はコトンと寝ました。


夜中。

ダンナに起こされて窓の外を見ると
何と幻想的な一面の星空でした。
物音で起きたチビも感動!


楽しい1日でした。
食傷気味ですがね😆


(たぶん続く)

この記事が参加している募集

ありがとうございます!頂いたサポートは美しい日本語啓蒙活動の原動力(くまか薔薇か落雁)に使うかも?しれません。