今スマホ見てるあなた。危ないかも?!
スマホ認知症って聞いたことがありますか?
今朝のワイドショーで見た話。
スマホを使いすぎていると、集中力の低下や物忘れがひどくなるなど、まるで認知症のような症状が出るらしい。怖いですね。
これは、スマホからのべつまくなく流れてくる情報のせい。情報を処理するのは脳の中の前頭葉の仕事なのだが、その前頭葉が膨大な量の情報を処理できず、脳過労の状態になるため。
脳が過労していると言われても、痛くもないし痒くもないので、自覚症状がないんだけど、これが身体に与える影響は、暴飲暴食と同じような大きなダメージである。
でも、スマホってついつい見てしまう。
何か一つ調べようと思っただけなのに、画面を開くと興味がありそうな記事が、次から次へと出てくる。TikTokなんか開けようもんなら、もう一生見てしまう。
そして、気がつくと何時間も経っていた、なんて、よくある話。
スマホの罠「リコメンド機能」にやられてしまうのだ。
そして「スマホ認知症」となる……
さて、あなたが「スマホ認知症」かどうかのチェック項目がある。ちょっとチェックしてみてほしい。
1、情報に乗り遅れるのがこわい
2、布団のなかでも
3、着信音の空耳
4、仕事や家事の効率が落ちてきた
5、うっかりミスが多い
6、会話や約束を忘れ焦ることがある
当てはまるものはあっただろうか?
1〜3、4〜6の中の両方から、一つずつでも当てはまると、スマホ認知症の可性がある。
しかし朗報がある。スマホ認知症は、本当の認知症と違って治すことができる。脳をメンテナンスすることで改善できるのだ。
脳をメンテナンスし、スマホ認知症の改善のためにやるといいことは、次の4つ。
1、リズム運動
散歩、皿洗い、キャベツの千切りなど、何も考えないで同じ動作を繰り返す。
このリズム運動により、脳内にセロトニンが分泌され、脳のストレスが軽減する。
2、日光浴
1日に10分程度日光浴をすることで、セロトニンが分泌される。
3、昼寝
本当は、夜熟睡するのがいいが、できないときは20〜30分程度昼寝をするとよい。寝入りばなのノンレム睡眠で、脳の老廃物が流される。
4、マップアプリを使わない
目的地までスマホを使わずに到達することで、視空間認識力を養う。
スマホ認知症は、放っておくと本当の認知症になる可能性がある怖い症状だ。
たまにはスマホデトックスをして、認知症予防に努めたいものだ。