文章力を鍛える#14 勘違いを避ける言葉選び。脳をダマす2つのワナ
「行動がすべて」
今日も楽しく行こう。
おはようございます。ゼロです。
今回は、文章力を鍛えるの14回。
昨日の続きです。
音声文字起こし
それでは、いってみよう
■ わかりにくい言葉を避ける
今回は、わかりにくい言葉を使わない話の後編。事例をあげたいと思います。
これはKindleには収録しない内容です。
文章力をを鍛えるの14回です。
昨日のつづき。
わかりにくい言葉をやめようの続編です。
その例文で伝わり方を
あなたと一緒に学べればと思います。
伝わる文章を書けば仕事のやり直しが減ります。
■ 二つの意味にとれる言葉
昨日の第1問にあげた「生保」
この言葉を使って例を作ります。
さて、どんな意味か考えてみてください。
この生保。この意味は何だと思いますか?生活保護?生命保険?どちらでも文脈は成り立ちます。
もう少し言葉を足してみましょう。
いや、ほんまに。
ココで会話を終わらせても自然です。
本人は誤解を招くと気づけないと思います。
どちらかわかって使っています。もう一方の意味を知らないかもしれません。
この場合、他の意味に受けとられる可能性があると注意できる方はマレです。
聞く側(読む側)には、どちらだと思えるでしょうか?それは、聞き手のバイアス(思い込み)に影響されます。
昨日も書いたように、介護医療業界なら生活保護。金融業界なら生命保険でしょう。
このまま、 誤解したまま終わる可能性もあります。勘違いがヒドいとアンジャッシュのコントみたいになります。
どちらかわかるように
さらに言葉を足します。
前者だと生活保護
後者だと生命保険
ここまで話してやっとわかりました。この場合、本人は明確にどちらかをイメージしていても文脈ではどちらか判断できません。受け取り側の思い込みで本人と異なることもあるでしょう。
話しているのは誰か?
女性か?男性か?
年齢や家族構成にも思い込みは左右されそうです。
「ごめん。生保ってなに?」
とはなかなか聞けません。会話ならまだしも
メールなどのテキストでは聞けません。
確認しなければ誤解が生じたまま気づかない可能性もあります。複数の意味に受け取れる言葉は略さずに使おう。
二つ目は、それやこれ。
指示語や複数を指すそれぞれなど
具体的ではない言葉に気を付けよう。
少しニュアンスは変えてますが実例です。
先日、レポートの修正を指示しました。
メールです。
なにがいけなかったのでしょうか?
それぞれは誰を指していたのか?
私は、個別の説明は、「大幅修正があるaさんとbさん」だけのつもりでした。
Cさんは、
とそれぞれは全員だと解釈したそうです。
それぞれは、最初に書いたABCDEさんを指すのか、後に書いたAさんBさんを指すのか?
正確にわかるのは書き手(私)しかわかりません。
この場合は、それぞれを使う必要はありませんでした。
とハッキリ記載した方が確実でした。
もしくは、
文字を入れ替えて伝わりやすく書き直すべきでした。
それぞれ
誰と誰か
わかりやすく書いたつもりが読み手によって解釈が異なる言葉を使ってしまいました。
もちろん書いた本人(私)はAさんとBさんをイメージしながら「それぞれ」と書いています。他のメンバーが自分もそれぞれに含まれると受け取るとは微塵も思っていなかったです。
文章力を鍛えているのにヤラかしました。
策士、策に溺れる
そんな感じです。
伝えないとわからない。
他の意味に受け取れたり、具体的にわからない言葉
それは省略したり指示語に置き換えたりせず
正確に記載しないと伝わりません。
アンジャッシュのネタは、ネタだから面白い。実際の仕事で起きると事故ります。
勘違いしたまま走って、ずいぶんと後に気づく。かなりのやり直しが発生します。事故になるかもしれません。
気付かない可能性も高いです。
思い込みやカン違い、バイアス
誤解する言葉を使っていないか
一度、気を付けてみてください。
毎日18時半 standFMのライブ配信しています。
今日も素敵な一日になりますように。
またお会いしましょう。
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