昇進昇格アセスメントの間違った準備
私たちの昇進昇格アセスメントの評価サービスですが、シーズンを迎え、受講者の皆さんからのご利用が増えてきております。
また、評価サービスだけでなく、オンラインでのアドバイスサービスもご利用をいただいております。この場をお借りして御礼申し上げます。
さて、今回の記事ですが、そのオンラインでのアドバイスサービスの中で見えてきた受講者の皆さんのお考え、あるいは昇進昇格アセスメント合格の秘訣、このあたりについてご説明させていただきます。
今更ながらですが、昇進昇格アセスメントとは、受講者の方にいくつかの演習(シミュレーション)に取り組んでいただき、そのアウトプットをアセッサー(講師)が評価、受講者の方のマネジメントスキルを点数化し、その合計点によって順位や合否を決定するといった人事施策の一つです。
そして、この「いくつかの演習(シミュレーション)」は、インバスケット演習・方針立案演習・グループディスカッション・部下面談演習の4演習が代表的であり、特に難易度が高く、話題になりやすいものが「インバスケット演習」です。
当然、私たちも「インバスケット演習」に焦点を当てて昇進昇格アセスメントの評価サービスを実施していますが…
インバスケット演習だけでいいの??
あ、これは、私たちの他のサービスを売らんかなではなく、受講者の方のお考えがワンパターンというか…。
つまり、受講者の方、ご自身のウィークポイントを演習ではインバスケット演習、マネジメントスキルでは思考と決めつけてしまっているのではということです。
私たちの評価サービスですが、インバスケット演習を先に受講していただきます。
その処理内容、かなり出来栄えが良く、合格水準を楽にクリアしている受講者の方に対して「インバスケット演習は心配ないので、方針立案演習についてご準備しませんか?」とご提案しても「あ、方針立案演習は大丈夫です」
オンラインでのやり取りの際、対人コミュニケーションが不得手そうな受講者の方に対して「インバスケット演習は心配ないので、部下面談演習のトレーニングに無料で取り組みませんか?」とご提案しても「私はインバスケットが苦手なので申し込んでいるのに余計なことをいわないで!(怒)」
受講者の方が考えるように、昇進昇格アセスメントの各演習、難易度というか合格基準というかは以下のようになっています。
①方針立案演習は全体的に出来栄えが悪く、受講者の差は小さい
②インバスケット演習は全体的に出来栄えがイマイチ、受講者の差は大きい
③部下面談演習は全体的に出来栄えがイマイチ、受講者の差は大きい
④グループディスカッションは全体的に出来栄えは悪くない、受講者の差は小さい
このような中、全員の方が同じように②のインバスケット演習に熱心になりますが、既に②のインバスケット演習をクリアするようなマネジメントスキルを持っている場合、インアウトは非効率になるのではないでしょうか?
つまり、受講者の方、本来、ご自身がどの演習に力を入れるべきか、どのマネジメントスキルがマズイのかが不明確なまま、手当たり次第に手成りであれこれご準備を進めているケースが多いものと考えられます。
同時に、昇進昇格アセスメントの席上でも、本来、力を入れなければならなかった演習で炎上、力を入れなくてもよかった演習でわずかに浮上、最終的に寂しい結果に終わってしまった…。
私たちの昇進昇格アセスメントの評価サービス、特にオンラインでのアドバイスサービスについては、この付近についても情報提供が可能です。
また、私たちのサイトからご連絡をいただければ、場合によっては事前にご相談にのれるかもしれません。
是非、今後のご活用の際、ご検討お願い申し上げます。
私たちは人材アセスメントの価値を高めることを目的にしています。
企業さんからのご質問などは以下のサイトから
受講者の方からのご質問などは以下のサイトから
どうぞよろしくお願い申し上げます。
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