モノから離れる
ミニマリスト生活を始めて3年以上が経ち、これ以上増やすモノも減らすモノもなくなった。
にもかかわらず、モノのことを考えていることが多い。
「あれ無くせないかなあ」とか、逆に「あれあったら便利かなあ」という風に。
そこで最近、「モノから離れる」ことを意識して生活している。
そのためのメソッドと、得られたメリットを紹介していく。
①Amazonの閲覧履歴を削除
間違いなく、最もモノについて調べている時間が長いのはAmazonである。
Amazonのアルゴリズムは非常に有能で、毎日私が「欲しい」と思うようなモノをお勧めしてくる。
例えば、昨日私が「プロテイン」と検索しただけで、
「この人は筋トレに興味がある人なんだな」と判断し、
今日の朝にはダイエット用の「サウナスーツ」を勧めてきた。
これまでの取捨選択のおかげで、こういった「おすすめ」から購入に繋がることはかなり減った。
しかし、「これいるかなあ……いや、要らないか」と判断する時間、エネルギーが無駄である。
対処法として、Amazonの閲覧履歴を削除した。
こうすることで、自分におすすめの商品ではなく、
「世間ではこういったものが買われています」という的外れなオススメがなされるため、そもそも買おうか悩むことも減らせる。
②ガジェット系Youtuberのチャンネル登録解除
ガジェット系Youtuberの動画は、最新のガジェットを教えてくれて面白い。
そして面白く作られているために、買おうか悩むことがある。
ノートパソコンを使っている私にとって、PCの専門機器などは興味を惹かないが、
最新スマホ、モバイルバッテリー、家電の話は一刻も早く見たくなる。
だが、専門家ではないのだから、その情報に飛びつくことはない。
もちろんたまに見て、購入の参考にするのは良いだろう。
そのため、チャンネル登録を解除し、気が向いた時だけ検索して見ることにした。
③本を読む
これは本を読むことに限らない。
「ネットに接続されていない趣味を楽しむ」ということである。
上二つのメソッドを実行したところで、スマホをいじっていれば30分もしないうちにモノのことが気になる。
YoutubeでもSNSでもブログでもモノのことを話しているからだ。
私の場合は他人のバッグの中身に興味を惹かれてしまう。
それから逃れるには、ネットを断つことである。
本を読む、スポーツをする、何でもいい。
ネットから離れる時間を持って実行すれば、かなりリフレッシュすることができる。
得られるメリット
①無駄にエネルギーを消費しない
「それが要るかどうか」を判断するエネルギーが節約できる。
そのエネルギーを本を読むことやスポーツに向けられれば素敵ではないだろうか?
②自分の持ち物に満足できる
自分の持つ服やバッグ、その他のものに悩むことが減って、満足できる。
まとめ
これを初めて感じたのは、
「私たちの物欲は、ほとんどが他人との比較によって生まれている」ということ。
モノから離れることができれば、エネルギーも時間も、お金も節約することができる。
是非とも参考にしていただければと思います。