『声優、東大に行く』は東大に行かない私にもめっちゃ参考になった話。
アマゾンオーディブルで久しぶりに私的にヒットした本があったので、
紹介したい。
それはこの本。
もちろん、私は東大を目指しているわけではない。
でも、声優と東大のギャップに完全にやられてしまい、
すいよせられるように聞き始めた。
佐々木さんのことは大変申し訳ないのですが、
存じ上げておらず、本を読んでまさかこんなに第一線で活躍している声優さんが40代で東大合格(現在はもう卒業されているようだ。)したなんで、
しかも準備期間2年たらずで、
というところが東大とは縁のない私にとっても衝撃的だった。
最初ははじめにの部分は読み飛ばして、
東大合格への具体的な話の部分だけでも聞こうかな?
と思っていたのですが、
喉を傷めて声優の仕事の危機に陥っていたという話らへんから、
どんどん話に引き込まれていき、
これほど情熱をもって仕事も勉強もやり抜いている人がいるのかと思ったら、
私もまだまだもっとできることがあるんじゃなかろうか???
という思いにさせられ、
熱いエネルギーを注入されたような気持になりました。
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佐々木さんの頑張りとは比べものにならないけれど、
私も30歳で3人の子育てをしながら看護学校に合格し、
なんとか卒業して現在はフリーランスの看護師として働いています。
いくつになっても、そして、いまは一つの職業や仕事だけでなく、
いくつになっても学びなおし、転職していくことが
当たり前になりつつあります。
現状で満足することなく、つねに変化し続けられるようにしたいなと、
佐々木さんの本を読んで、また、やる気にさせてもらいました。
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オーディブルを利用した読書が習慣となり、
多読、乱読もしながらさまざまな本を読んでいます。
これまでサブスクはネットフリックスやアマゾンプライムやyoutubeもプレミアム会員になったりして、読書以外のことにかなり時間をさいてきたけれど、今はとにかく本を1冊でも多く「読む」ことに時間をとるようにしている。
きっかけは、勝間和代さんの本。
勝間さんは年間できれば1000冊の本を読んでほしい、
とこの本の中で説明しています。
そんなに本って数をこなす必要あるのかな?
と思ったりもしたのですが、
「良い本に出会える確率は100冊に1冊あればいい方。その1冊に出会うためにたくさん読む必要がある。」
という勝間さんの文章を読み、なるほどな、と思いました。
とにかく、つまらない、自分にはヒットしない本だったな、
という本が多いのは当たり前で、
それでもたくさん読むことで、いい本と出合う確率を上げていく。
それで私も、まずはオーディブルやkindleumlitedも利用しながら、
気になった本を片っ端から読んでいます。
いま、とてもピントが合って意識している人々は、
「変化しつづけている人」「ずっと新しいチャレンジをしつづけている人」
変化を好まず、同じところに居続けている人とは距離をおきたい。
私はそういった意味で、
フリーランスの看護師というポジションが自分にはとてもあったいるのだと思います。
同じ働くにしても、毎日同じ職場にばかりいると自分もマンネリ化してくるし、
成長もあまりできないし、比較もできない。
つねに私は新しい風を入れておきたいと思っています。
なので、今は月に4~5か所ほどの現場を日々行き来しながら看護師として働き、
その上で看護師以外の仕事にも時間をとっています。
フリーランスの看護師の仕事では、
嫌じゃない仕事だけを選んで請け負うことで、
仕事だけで疲弊しないようになりました。
その分、プライベートな時間でも、
自分の趣味と実益をかねたことに時間を使えるようになってきました。
時代の変化に合わせて、自分も軽やかに変化し続けられるように、
読書も自分の趣味の一環として、
これからも年間1000冊を目安に読んでいこうと思うし、
佐々木望さんのようにどん欲に学びに関しても続けていきたいと思います。