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noteを書かずに本気で捨て活して変わったこと。

9月後半から10月いっぱいかけて、noteの更新もせず、私がずっと取り組んでいたこと。
それは、「物を捨てること」

これまでも何度も断捨離は行ってきたし、私には定期的に「捨て衝動」にかられるときもあるので、初めてというわけではない。
捨て活に関しては中級者くらいにはなっていると思う。
その証拠に、私の家に遊びにきた人には家がキレイだと言われることが多い。

でも、すべてがすっきり片付いているわけではないことを、
自分が一番よく知っている。

今回、断捨離をまた本気でやってみようと思ったのは、
家を片付けたいからではない。
「自分のこれからの人生を、自分の理想にできるだけ近づけたい」
そんな思いがあったから。

それに関して詳しくはこちらのnoteに書きました。
その続きが今回の記事です。

9月後半から今日まで、約1か月かけて、こちらの本を参考に捨て活を本気で取り組みました。

まずは家族のものは手をつけず、自分のものと自分が決定権を持っている場所のものだけを捨てる

私は家族5人で暮らしています。
なので自分の以外の物も多いし、数の上では自分以外の物の方が多いと思います。
でも、まずは自分がコントロールできるものだけを整理しました。

✔使えるけどつま先がすり減っていてちょっとみすぼらしい黒のパンプス
✔ずっと捨てたかったけど、データ消去が面倒で物置に置きっぱなしになっていた古いパソコン4台⇒こちらは思い切ってデータ処分代も払ってパソコン引き取り業者に送りました。
✔上下白のナース服。もう病院では働かないと決めたのでいらないと決意。

さすがに断捨離が生活の一部になっていたので、自分自身の物はそれほど捨てるものがありませんでした。

キッチンや玄関、バスルーム

自分の物を処分した後は、自分の決断だけで捨てられる場所の整理。

◎玄関
✔まだ使えるけど、大人になったので誰も使う人がいないのにとってあった男の子用傘
✔サイズが小さくなった子どもたちの靴
✔もうボールはないのに取ってあったボール用空気入れ

◎キッチン
✔まだ使えるけど、用途が同じで人数分以上にある弁当箱
✔無料でもらったプラスチックスプーン
✔なぜか3本しかなかった菜箸を一本処分
✔古くなった箸
✔割れていたフライパン立て⇒新しいものに交換

◎冷蔵庫
✔冷凍したまま使っていないものは、1週間以上たっているものは、
もう使わないだろうなと判断して全部捨て
✔納豆パックについていて保管していた納豆のつゆやからしは一端全部破棄
✔フタが開いている食材は1週間以上使っていないものは破棄
✔まだ未開封で賞味期限があるものは1か月以内に使いそうなものは残しその他は破棄

◎バスルーム
✔子どものおもちゃは全部いったん洗面台にあけ、子どもが必要な物だけ残した。汚れているもの、カビがついているもの、重複しているもの、季節外れの物(浮き輪やゴーグル、水鉄砲)は屋根裏へ移動
✔しまいっぱなしで使っていなかったウタマロ石鹸は台所に移動し、布巾洗いなどに使って使いきれなかったら処分
✔使っていなかった掃除用具や掃除用にとっておいた歯ブラシは一本だけ残して処分

自分の物⇒娘の物⇒息子の物⇒夫の物へと広がった断捨離

当初は自分のものと自分が管理している台所やバスルームやトイレだけ整理できればいいと思っていたのですが、ついでにちょこちょこやっているうちに、小学2年生の娘の物の整理もすすみました。

断捨離を初めてほどなく、子猫を飼うことになったこともあり、子猫の飼育場所が必要になり、娘のおもちゃ置き場を大幅に片づけることに。
単に捨ててというと納得しなかったかもしれませんが、猫ちゃんの部屋作りという目的ができたおかげで娘のおもちゃも大幅に断捨離できました。
捨てたのはほとんど使わなくなっていたものばかり。
おもちゃだけでなく、カラーボックスもそれに合わせて2つ処分。

息子の部屋の断捨離も大幅に進んだ

その後、休みの日に息子の部屋の乱雑に置かれた書類だけでも片づけてもらおうと促すと、書類を置いていた場所からなんと!腐ったおにぎりを発見。
これには息子自身もドン引き。
探していたらしいアイパッドのペンシルも発見したり。
いらない紙類、使わなくなった参考書、教科書、洋服。
最初は紙類や書籍だけの断捨離だったのが、捨てていくうちに、
コンビニくじであてて保管していたフィギュアなども、
「これもやっぱりいらないわ」と息子自身が処分しだし、
一気に断捨離モード。
もともとそれほど物持ちではなかったので、30分ほどでほぼ部屋全体の断捨離が進みました。

物の整理が終わると、息子のベッドに使用していた敷布団の汚さが気になりだした私。

夏の間、酷使していたマットは、息子の汗じみなどで薄汚れていたので、思い切って新しいマットを買うことに。
それとともに、寮生活をしている長男が帰ってきた用に、押し入れに保管してあった布団もだいぶくたびれていることに気づき、一緒に粗大ごみに出すことに。

次に帰ってくるのは冬休み。
そのときに新しい布団セットを買おうと思います。

この1か月で粗大ごみ業者を2回利用

これらの処分に市の粗大ごみ業者さんに2回お世話になりました。
✔カラーボックス計5個
✔布団3組
✔使わずしまってあった額縁

私の住んでいる地域では、粗大ごみ一つ200円から家に取りに来てくれるので、粗大ごみも比較的処分しやすく助かります。

私のもの、私の管理下で捨てられるもの、娘のもの、息子のもの。
少しずつ捨てる範囲を広げながら、いよいよ夫の物にもチャレンジしてみました。
上記で紹介したなにおれさんの本では、自分がコントロールできる範囲だけ処分しましょう、とあったので、当初は夫の物は処分対象外でした。
でも、捨てはしないけど、クローゼットの中の物をたたんだり、
置き場所を整理したりしようかなと思って片づけ始めたら、
「これはもう絶対きないよね」という汚れたもの、色あせたもの、穴が開いたものなど出てくる出てくる。
それらをまとめて下の方が置いておいて、機嫌のよさそうな日に、
「明日布ごみの日だからもし捨てるなら捨てるよ」
という感じで、強制的ではない風で聞いてみるといいよ、という返事。

そんな感じで、今は少しずつ夫の物の処分も気長にやっています。

今回の断捨離の目標、ゴールは、
✔「必要なもの、大事なもの」だけを残す
✔自分の持ち物をすべて把握できるようになるまで捨てる

ということが本に書かれてあったので、どこまでやっていいかの判断にとてもよかったです。

子供たちや夫の物の処分はあくまで「ついで」で、
今回のゴールは私のものと私の判断で捨てられるものに限っていたので、
ほとんど終了というところまできました。

捨てながら気づいた、家事の楽しさ

断捨離が目的なので、掃除は後回しでしたが、片付け始めると、あちこちの汚れも気になりだし、あらゆるところを拭き掃除し始めていました。
インスタグラムで「拭く活=福活」というのがあることも知り、これだ!とばかりに、拭くことを習慣化していきました。
とにかく、いつでもどこでも気になったときにすぐに拭けるように、あちこちに拭き掃除用のウェットシートを置いたり、水回りには激落ちくんスポンジなどを置いて、すぐに拭いたりこすったりできるようにしました。

子猫を飼うようになり、子猫が狭いすき間にどんどん入っていくこともあり、今まで見過ごしていた場所(洗濯機の裏や冷蔵庫の裏)なども拭くようになりました。

そうやって、気になるところを掃除し始めて気づいたことは、私はこれをやっているときは「とても落ち着いて穏やかな気持ちになっている」ということでした。
必要にかられてやっていたのですが、やることが嫌いじゃない。
時間があったら、いつまででもやっていたい。
そう思えるほど、充実感がありました。

暮らしをもっと楽しみたい

子猫がやってきたことも影響していました。
猫は家につく。というように、猫と家というのは、
とても相性がいいと思いました。
犬は外に散歩に行かなければならないけれど、
猫は家にずっといる。
家と、家の住人と一緒にいるのが好きな動物です。
掃除をしていると、あちこちに猫がついてきてじゃれてくる。
猫と一緒に掃除、という空間も、私に心地いい流れを送ってくれました。

片づけをやりきった矢先の大病

大掛かりな断捨離はいいことづくめではありませんでした。
断捨離がひと段落した頃、突如、私の喘息が悪化。
もう5年も治療なしで完治していたと思っていたのにです。

猫アレルギーかもしれない、と一時は手放すことも考えました。
でも、私には別の考えがありました。
「食生活を根本から見直す」です。

これまでも食生活についてはいろいろ勉強していたので、
知識だけはありました。
ただ、最近はルーズになっていたのです。
猫アレルギー?かもしれない。喘息の発作も完治したい。
治療ではなく、食事療法で。

そう思ったときに、
小麦や乳製品をやめると炎症がなくなり、病気が治る、
という以前読んでいたパレオ式を思い出しました。

もう一度、これを本格的にやってみよう。
猫との共存のために、そう決心。

ただ、完璧を求めると逆に栄養の偏りや挫折が気になるので、
平日は質素なごはん、週末や特別な日は食べてもいい。
そんな感じでやっていこうと思っています。
平日は、玄米がゆや卵や野菜中心。
喘息症状がまったく気にならなくなったら、
もうちょっと肉類や魚も平日に足すかもしれません。

断捨離で見えてきた、自分にとっての居心地のよいものと今後の方向性

今回の大掛かりな断捨離の末、私は「家を整える」ということ自体がとても好きなことに気がつきました。
物が少なくなったら、なんでもないリビングの床に光がさしただけで、きれいだなと思えたし、土鍋で玄米がゆを作って食べることも心地いいと思えました。

少なくて、質素な生活だけれど、根本的に豊かな物、生活。

私はそんなライフスタイルをこよなく愛している。
そう実感しました。
まだまだ、改善していきたい点はあるけれど、
この過程も楽しみたい。

子育て、仕事、家事。
暮らしだけでなく、やらなければいけないことがある中で、
少しずつ自分が何をしていたら居心地がよくて、
この先もやっていきたい理想の生活につながっているのか。
その道筋が少し見えてきた気がしています。

なにおれさんの「生きづらい人のためのシリーズ本」に沿って人生の見直し中の私。
第2巻のステップも10月が終わると同時に終了とし、今日からはいよいよ、お金の整理について、実践していきたいと思います☆




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