朝活古典:講孟箚記
新年を迎えたら、あっという間に新生活が始まります。
生活が変われば、付き合う人も変わるでしょう。
新しい人間関係を築くのは、とても疲れますよね。
あらかじめ人の善悪を判断して、付き合う人を絞れないのでしょうか?
吉田松陰は、「人の人柄を見極めるには、相手の目を見ましょう」と言っています。
なぜなら、「目は口ほどに物を言う」からです。
ニュースを見てください。
事件の犯人は、なぜか目に光を宿していないように見えます。
ドキュメント番組を見てみてください。
自分の人生を正しく生きようとする人は、目に入った光が輝いているように見えます。
だから、人の目を見れば人柄が分かるということです。
勿論、目だけで人柄の全てが分かるわけではありません。
吉田松陰はこう言います。
つまり、目を見る以外には、相手の言葉と行動が一致しているか・その場しのぎの行動になっていないかを見ることが、相手を判断する材料になるということです。
ついた嘘がバレないよう振る舞い続ける人はいます。
しかし、いつかはほころびが出るものです。
逆に、自分がこの人は大丈夫だと思える人なら、共に励み続けることができるでしょう。
新生活に向けて、「人の目を見る」ことを、実践してみてください。