マインディアが保有するデータの特徴 【マインディアのデータ活用事例】
はじめまして。マインディアでデータストラテジストをしている古谷といいます。
このマガジンでは、マインディアが持つデータとその分析の可能性について、過去の分析で得られたインサイトをシリーズ化してご紹介していきたいと思います。
今回は第1回目の記事として、そもそもマインディアがどのようにデータを取得、蓄積しているかをご紹介します。
Mineds for EC DATAについて
マインディアの事業ミッションは「消費者の中に埋もれている価値をテクノロジーで再発掘し、データを有効活用することでマーケティングを進化させる」ことです。このミッションのもと、消費者のメールデータから深いインサイトを導き出すことができる「Mineds for EC DATA(以下MED)」というサービスをご提供しています。
MEDは、EC購買などを含むオンライン購買・行動データプラットフォームサービスです。
テクノロジーの進化やコロナ禍を背景に、購買活動のオンライン化やOMO化が加速している現状で、そのデータを正しく活用し、そのメリットを利用者に還元していくニーズはより高まっています。
マインディアでは、一般消費者の方に向けて「お得に買い物ができるアプリ(Pint)」や「インタビューに答えてもらうことで報酬をバックするサービス(Minedia)」を提供しています。これらのサービス利用ユーザー様の中から、適切な手順に基づき許諾をいただいたユーザ様については、ユーザー様が各種サービスから受け取っているメールデータ(例えばオンラインショッピングの注文完了メールなど)を連携いただいています。
メールの連携処理は自動で行われるため、ユーザー様が都度情報をアップロードするようなユーザー体験の棄損をすることなくメリットを還元できる仕組みを構築しています(こちらに関してマインディアが特許を取得しています)。
メールデータ自体は非構造的なテキストデータなので、そのデータを解析し、分析可能な構造化データに加工したものをユーザー様のオンラインアクションのデータとして蓄積しています。
マインディアのサービスでは、このデータをマーケティングに活用できる形で分析、提供することが可能です。
保有データの特徴
マーケティングにおいて顧客理解は非常に重要な要素ですが、例えば自社サービスの顧客情報(1stパーティデータ)のみでは、その顧客のシェアオブウォレットやサービス併用状況、アクションモーメントの状況が分からないため、その理解が難しい、という課題があります。
一方でマインディアが保有するデータでは「顧客」を軸に、メール情報として連携いただいている範囲のあらゆるサービスの利用データを活用することができます。
注文/購入/予約確認といった企業から利用ユーザーに送られるメールには、ユーザー自身の情報や、アクションの詳細が記載されているため、その情報を解析することで多くの情報を得ることが可能です。
これによって、
複数のECモールを横断した顧客単位のLTV(Life Time Value)
サイトやブランド間での併用状況やスイッチ状況
購買とライフイベント(進学、就職、結婚など)や日常イベント(飲み会、旅行、レジャーなど)との関係
といった圧倒的に深いユーザ理解をデータによって明らかにできるのが魅力です。
このようなインサイトは、1stパーティデータ単独やユーザーセグメント単位のパネルデータだけでは得ることが難しく、弊社のように特定サイトに限定せず、ユーザーを軸としたデータ収集ができるからこそ分析できています。
では、これらのデータをもとにどのようなビジネスインサイトを得ることができるのか、次回以降でその実態についてお伝えしていきます。
最後に
ここまでお読みいただきありがとうございました。
マインディアのデータを自社のビジネスに活用することにご興味がある方はぜひ一度こちらからお問い合わせください!
マインディアのデータストラテジストポジションに興味をもっていただけた方は、ぜひカジュアル面談にてより深いお話をさせてください!