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みなと計画がわかる

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みなと計画は、すぐに理解できるような分かり易い活動ではないのですが、どのような表現をするとこの価値をお伝えできるのかをいつも試行錯誤しています。 あなたの心のどこかに、なにか一…
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「沈黙もまた答です」では抜けられないトンネルもある

みなと計画の橋本です。 子どもの頃(小2ぐらい)に観て深く印象に残っているアニメ映画「風の谷のナウシカ」ですが、原作の完結はそれから10年後(もっと長く感じていましたが改めて調べたらそんなでもなかった)。 自分の中の「絶対完結しないだろう連載」トップ3に長年君臨していましたが、終盤はパタパタと続編が出て堂々の完結。何度も読み返していたので、記憶に残るシーンやセリフがたくさんあります。 今回のタイトルにある「沈黙もまた答えです」もそのなかの一つ。 主人公の問いに対して相手

普通でいい

先日、大学で1コマ90分を頂き、実施しているプロジェクトの説明会を行いました。 通常は5~10分程度で簡単な説明を行うだけなので、90分を頂けるというのは、かなり貴重でした。 この機会をどのように活用させて頂くかを考え、冒頭は通常の説明を行い、後半はグループワークでよりじっくりと話せる場を設けることにしました。 プロジェクトに関わるメンバーも合わせて5名で入り、グループワークではそれぞれ話してみたい人のところに行く×2ラウンドを行いました。 自分は全体進行の立ち位置でな

お名前をお呼びするということ

こんにちは。みなと計画の橋本です。 いきなりですが、私は”お名前”と”お顔”を覚えるのがとても苦手です。 飲食店もやっていますし、仕事柄多くの方のお世話にもなっているのですが、どうやってもこれが克服できず、方々で失礼なことをしているのではないかといつも不安になります。 そのせいで、知り合いが大勢参加するだろうと予想されるパーティやイベントは、自分にとってはお名前選手権(不特定多数の人の中から知り合いを見つけて名前をお呼びするタイムを競うという今思いついた架空の大会)の会場

この4年。

先日、ある大学生と飲みの場を持ちました。 彼との出会いは4年前で、みなと基金に申請をしてきたときでした。 児童養護施設出身で、施設職員からは大学進学は奨励されないなか、それでも大学に行けることを後輩に見せたいという思いから進学。 しかし、人間関係やお金の管理の難しさから2年次に退学。 それでも福祉の道に進みたいという想いから、再度大学に挑戦。 見事合格するも入学金が用意できず、万策尽きて相談に来たというものでした。 入学金の給付は基本的には厳しいという判断でしたが、自分自

一人に向き合う。って?

最近みなと計画で押し出している、徹底して「一人に向き合う」って、雰囲気は分かるけど、実際どういうこと? どうやってるの? という声がちらちら聴こえてきましたので、こんな感じです、を書いてみます。 先入観を持たずに向き合う 先入観というのは厄介なもので、油断すると「若者」とか「学生さん」など、向き合う前にその人の持つ属性で補正値が入ってしまいます。 こういう先入観を一切排除して、ご縁を頂いていまお話しをしている「人 」として向き合います。 その人にはその人の人生があって、

”みなと計画”を全力でラフに伝えてみる

こんにちは。みなと計画にご興味をお持ちくださり、そしてこのページをご覧頂きありがとうございます。 みなと計画は、すぐに理解できるような分かり易い活動ではないのですが、どのような表現をするとこの価値をお伝えできるのかをいつも試行錯誤しています。 日々の取り組みのなかでより最適な言葉を見付けては説明の仕方を更新しているため、このページの文言も常に見直していくことになるでしょう。 この稿では”少々くだけた表現”でみなと計画をお伝えできるか試みてみたいと思います。 あなたの心の

6分で分かる 「みなと計画」 の全て

投資は若者に。 リターンは「未来」。生まれ育つ環境による若者の「無意識のあきらめ」を無くす。 全ての若者が未来に希望を持てる社会を実現するために。 以下のことを行っています。 若者と地域を結ぶ:交流拠点 「みなと」 の整備 若者の「今」を知る:ヒアリングやアンケート調査、フォーラムの実施 若者を応援する :「みなと基金」 の運営 みなと計画の特徴は、これらの事業を若者への「投資」と捉えていることです。 この投資により、若者が無意識のうちに何かをあきらめることなく、自