NPO法人みなと計画

投資は若者に。リターンは未来。 全ての若者が未来に希望を持てる社会を実現するために。 若者と地域を結ぶ「交流拠点みなと」の整備や、若者を応援する「みなと基金」の運営を行っています。 https://www.minapla.com/info/

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  • みなと計画の活動報告

    みなと計画の活動報告です。

  • みなと計画がわかる

    みなと計画は、すぐに理解できるような分かり易い活動ではないのですが、どのような表現をするとこの価値をお伝えできるのかをいつも試行錯誤しています。 あなたの心のどこかに、なにか一つでも共鳴するものがあれば幸いです。

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「沈黙もまた答です」では抜けられないトンネルもある

みなと計画の橋本です。 子どもの頃(小2ぐらい)に観て深く印象に残っているアニメ映画「風の谷のナウシカ」ですが、原作の完結はそれから10年後(もっと長く感じていましたが改めて調べたらそんなでもなかった)。 自分の中の「絶対完結しないだろう連載」トップ3に長年君臨していましたが、終盤はパタパタと続編が出て堂々の完結。何度も読み返していたので、記憶に残るシーンやセリフがたくさんあります。 今回のタイトルにある「沈黙もまた答えです」もそのなかの一つ。 主人公の問いに対して相手

    • ”執着”ではないかを問い続ける

      みなと計画の橋本です。 毎月のnoteは、そのとき一番タイムリーな自分の気になることを軸に書いているのですが、7月は軸が定まらずにうだうだしていたらもう8月でした。 それはたぶん、今回軸にしようと思っていることが、自分も含めて人の深いところに触れることであり、無難な表現に逃げずかつコンパクトにまとめる目途がつかなかったからでしょう。 ということで、今回はなんとも厄介な「執着」について向き合ってみました。いつもより少し長めですが、よろしければお付き合いください。 その提案

      • 普通でいい

        先日、大学で1コマ90分を頂き、実施しているプロジェクトの説明会を行いました。 通常は5~10分程度で簡単な説明を行うだけなので、90分を頂けるというのは、かなり貴重でした。 この機会をどのように活用させて頂くかを考え、冒頭は通常の説明を行い、後半はグループワークでよりじっくりと話せる場を設けることにしました。 プロジェクトに関わるメンバーも合わせて5名で入り、グループワークではそれぞれ話してみたい人のところに行く×2ラウンドを行いました。 自分は全体進行の立ち位置でな

        • 人前で話すということ

          こんにちは。みなと計画の橋本です。 どちらかというと「聴く」ことについてお話しする機会が多いですが、「話す」ということもこういう活動をしている以上、避けては通れないものです。 そして私はそれがとても苦手です。 元来上がり症なのでいざお話しする時に、思ったことが上手く言葉に出来ず、しどろもどろして後から自己嫌悪に陥ります。 例えばワークショップなどで最初に一人ずつ自己紹介をする場面がよくありますが、そんな時はなにを話せばよいか頭の中で必死に考えるので、結局他の人の話しが

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          お名前をお呼びするということ

          こんにちは。みなと計画の橋本です。 いきなりですが、私は”お名前”と”お顔”を覚えるのがとても苦手です。 飲食店もやっていますし、仕事柄多くの方のお世話にもなっているのですが、どうやってもこれが克服できず、方々で失礼なことをしているのではないかといつも不安になります。 そのせいで、知り合いが大勢参加するだろうと予想されるパーティやイベントは、自分にとってはお名前選手権(不特定多数の人の中から知り合いを見つけて名前をお呼びするタイムを競うという今思いついた架空の大会)の会場

          お名前をお呼びするということ

          この4年。

          先日、ある大学生と飲みの場を持ちました。 彼との出会いは4年前で、みなと基金に申請をしてきたときでした。 児童養護施設出身で、施設職員からは大学進学は奨励されないなか、それでも大学に行けることを後輩に見せたいという思いから進学。 しかし、人間関係やお金の管理の難しさから2年次に退学。 それでも福祉の道に進みたいという想いから、再度大学に挑戦。 見事合格するも入学金が用意できず、万策尽きて相談に来たというものでした。 入学金の給付は基本的には厳しいという判断でしたが、自分自

          2023年の活動の振り返り

          2023年も様々な活動、新しい取組みを行いました。 今期のみなと計画が軸にしていたことは、 ①志を同じにできる団体との連携 ②テーマを絞ることでこれまで出会えなかった若者との接点をつくる これらにより、「全ての若者」へのアプローチを加速させることでした。 そんな想いを持って始めた一年の出来事を月毎にダイジェストで振り返ってみます! 1月 一年の計は一月にあり!仕込みの日々 新年早々の動きは、後述の他団体との連携(北海道NPOファンドさん、いとのこさん、D✕Pさんなど)

          2023年の活動の振り返り

          なぜいま”聴き方”なのか?

          連携団体の一般社団法人「いとのこ」さんからのオーダーで、話しの聴き方研修を行っています。 とても重要な場を担わせて頂いていますので、研修を行うにあたって大切にしていることを幾つか記しておこうと思います。 1.なぜいま聴き方なのか 1) 言葉で表せる想いはごく一部。 ご自分の想いに向き合ってみると分かるかと思いますが、言葉として表せる想いなどたかが知れています。また言葉として出してみても、その言葉が近似値というだけで100%想いに合致しているものでもないでしょう。 さらに

          なぜいま”聴き方”なのか?

          流動的な働き方が描く未来

          2023年10月28日、29日の二日間にわたって開催された「北海道NPOフェスティバル(通称Nフェス)」の分科会の一つ「NPOで働く20代はキャンプ地でなにを語るのか?」をみなと計画(担当橋本)が企画させて頂きました。 後述するように、NPOで働く若者の現状や切実な声に触れるなかで、業界全体で課題を共有して若手スタッフが安心して働き続けられる環境を作らなければならないと考えていました。 そんななか、機会を頂いて、Nフェスでのこの分科会を企画することとなりました。 NPOは

          流動的な働き方が描く未来

          No Mapsへ参戦! みなと計画はなぜ徒手空拳を選んだのか?

          北海道を舞台に新しい価値を生み出すクリエイティブコンベンション「No Maps」に、新たなカテゴリーとして「No Maps Social」が初開催されました。 社会的課題に向き合う人達が垣根を超えてパートナーシップを結ぶことを目的に二日間で10近いセッションが繰り広げられました。 主催者とのご縁により、このなかのセッションの一つ「現場市場主義(9/15 10時30分~)」をみなと計画(担当橋本)で企画させて頂きました。 No Mapsの主催者から「ただの講演会形式みたいな

          No Mapsへ参戦! みなと計画はなぜ徒手空拳を選んだのか?

          お受けしたインタビュー・取材まとめ

          お受けしたインタビュー、取材、ラジオ出演等をまとめています。 サステナNet2023年9月 みなと計画が取り組む社会課題、具体的な活動、寄付金の使われ方、応援・お手伝いしていただく方へのメッセージ等についてお答えしています。 https://susnet.jp/presentations/177 広田まゆみのイノベーション北海道2023年7月 広田まゆみさんのラジオ「FMドラマシティ 広田まゆみのイノベーション北海道 ~ひろまるつながるNPOな仲間たち」にゲスト出演させて

          お受けしたインタビュー・取材まとめ

          えべつまちなかアート月間に寄せて

          2022年10月に「えべつまちなかアート月間」が初開催され、約一か月に渡り、市内のカフェや施設など10か所に11名の若手作家の作品が展示されました。 みなと計画は実行委員会の一員となり、このイベントを運営していました。 そして今年も開催されることになり、引き続き実行委員会の事務局を担っているところです。 ではなぜ、若手作家に特化したこのイベントにみなと計画が関わるのか?について、この機会にお伝えしたいと思います。 背景:みなと計画とアートの出会い もとは2020年コロ

          えべつまちなかアート月間に寄せて

          【留学Q&A会】 基金で留学を応援した若者が、他の若者をサポート

          みなと基金で留学の夢を応援させていただいたNさんが、一年間のアメリカ・ポートランド留学を終えて帰国しました。 また江別×大学生プロジェクト「EBETSUto」に今秋カナダに留学するメンバーがおり、留学体験をお聴きしたい!との希望で、Nさんと直接お話しできる会を開催しました。 こういった形で、基金でつながった若者が他の若者につながっていくことをとても嬉しく思います。 Nさんの留学のきっかけ短大入学の際、オーストラリアへの研修が魅力で大学を決めたのだが、コロナがはじまり研修

          【留学Q&A会】 基金で留学を応援した若者が、他の若者をサポート

          一人に向き合う。って?

          最近みなと計画で押し出している、徹底して「一人に向き合う」って、雰囲気は分かるけど、実際どういうこと? どうやってるの? という声がちらちら聴こえてきましたので、こんな感じです、を書いてみます。 先入観を持たずに向き合う 先入観というのは厄介なもので、油断すると「若者」とか「学生さん」など、向き合う前にその人の持つ属性で補正値が入ってしまいます。 こういう先入観を一切排除して、ご縁を頂いていまお話しをしている「人 」として向き合います。 その人にはその人の人生があって、

          一人に向き合う。って?

          【2回目】自分のまちでのLBGTQ+/障がい者の暮らしを考える なにかしたい・している人や団体が出会うマッシュアップイベント

          1回目の活動報告はこちら↓です。 開催概要日時:2023年5月24日(土) 会場:オンライン 主催:北海道NPOファンド 開催趣旨このテーマで公募を始める助成事業(休眠預金等活用法に基づく)への応募に向けて、公募要領を確認した上で実践的な意見交換をする。 応募にあたって不明な点を解決するための場としていただく。 公募要領を読むだけでは「これは応募ムリでは…」とあきらめてしまうかもしれない。具体的な「例えば…」も交えると「それならこんなのはどう?」と、やってみようという気

          【2回目】自分のまちでのLBGTQ+/障がい者の暮らしを考える なにかしたい・している人や団体が出会うマッシュアップイベント

          ”みなと計画”を全力でラフに伝えてみる

          こんにちは。みなと計画にご興味をお持ちくださり、そしてこのページをご覧頂きありがとうございます。 みなと計画は、すぐに理解できるような分かり易い活動ではないのですが、どのような表現をするとこの価値をお伝えできるのかをいつも試行錯誤しています。 日々の取り組みのなかでより最適な言葉を見付けては説明の仕方を更新しているため、このページの文言も常に見直していくことになるでしょう。 この稿では”少々くだけた表現”でみなと計画をお伝えできるか試みてみたいと思います。 あなたの心の

          ”みなと計画”を全力でラフに伝えてみる