自分のやりたいことがハッキリした
2024年11月16日(土)
午前中から本郷へ行ってわだつみのこえ記念館で資料整理のお手伝いをした。
猛烈に眠たいけど頑張る。
前にお手伝いをした時も書いたけど、こうして眠たくても出来るんだから、やっぱりこういう仕事は好きらしい。
お昼休憩の時に本郷周辺を散歩した。
懐かしい。
よく通ってたのは、本郷キャンパスの方に所属していた時だからもう10年以上も前か。
そんなに経つんだなぁ。
本郷周辺は文化人が多く住んだことで有名だけど、その内の一人が樋口一葉。
プラプラ歩いていると、樋口一葉が家計を支えるために通ったという質屋、伊勢屋質店があった。
歴史を感じさせる日本建築の家と蔵が未だに残っていてスゴい。
東京はこんな風に、江戸以降の時代の歴史との繋がりを感じる場所が所々にあるのが面白い。
歯医者さんだったか、入口の所にゴミが散乱していた(写真)。
卵の割れた感じ、ティッシュの散らばり具合、妙に美しくて何枚も写真を撮ってしまった。
お手伝いを終えて個展会場へ。
大盛況だった。
ありがた過ぎる・・・。
なんかもう、芳名帳に名前を書いてくれていなかったら、どなたが来てくれたのか覚えていられないから、書いてもらえるようお願いするか、自分でメモを取っておくんだった。
反省。
芳名帳に書いてくれていたお名前から、金曜日の夜もお世話になっている方々が何人も来て下さっていたことが分かった。
在廊出来たら良かったんだけども・・・。
今日は大学関係の後輩や知人が多く来てくれて、途中から展示会場でほぼ飲み会の状態だった。
自分の展示をキッカケにはじめましての人同士で交流が生まれて、話が弾んでいる様子を見るととても嬉しかった。
こういうのが好きなんだ。
今日の会場の空気を感じて、あぁ僕はこうしてアートをキッカケに人が集まって、話をして、楽しく穏やかな時間を過ごせる場・機会を作りたかったんだなぁと思った。
手を動かして作品を作れるコーナーを設けてるんだけど、それも来た人がこの場所に溶け込んだり、来た人同士で話をしたりするためのキッカケを与えてくれるものなんだろう。
自分がやりたかったこと、好きなことが分かって、僕はもう十分過ぎるほど満足した。
本当にありがとうございましたと、皆さんに感謝したい気持ち。
少し研究室に行ってから帰宅した。
まだもう一日あるけど、なんかもう、満たされているよ。