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「人気のセ、実力のパ」


2024年10月29日(火)

テレビをつけると、プロ野球の日本シリーズがやっている。
なんだかものすごく違和感がある。
メジャーリーグのせいだ。
「せいだ」と言うとメジャーリーグが悪いみたいだけど、そうじゃなくて・・・メジャーリーグの影響力が強過ぎて、プロ野球の見方が変わってしまった。
大谷翔平が活躍するようになって俄然メジャーリーグに興味が出て、今はあっちもワールドシリーズの真っ最中なので、なんかもう意識がそっちにしかいかなくて、今までと同じように日本シリーズを見れなくなっている。
変な感じだ。

見ててふと思った。
今でこそパリーグも人気あるけど、昔はセリーグの方がずっと人気があって、テレビでやる試合はセリーグばかりだった。
まぁ僕は平成以降しか知らないから、人気の差は縮まってたんだろうけど、それでも僕が子どもの頃はまだ巨人の人気がダントツで、毎晩巨人戦だけは放送があったことを覚えている(野球は好きだったけど、そのせいで歌の大辞テンとかの放送が無くなるのは嫌だった)。
それで言われていた決まり文句が「人気のセ、実力のパ」。
今聞くとツラ過ぎるな。
スポーツなのに実力を上げても人気が出ないとか・・・。
まぁこれもよく言うようにプロ野球は興行で、人気商売な訳だけど・・・それにしてもツラい。
そんな時代に思いを馳せながら、ソフトバンクファンで満員の球場を見ると、隔世の感がある。
今のセとパの関係はなんと表現すれば良いんだろう?と考えて、特に良い案は思い付かない。
「華のあるパ、パッとしないセ」とか、セリーグファンから叩かれそうなネガティブなのしか出てこないよ・・・。

日本シリーズを見ながら、また茹で落花生を食べた。
この前のより大きい。
いやいや、デカ過ぎるぜ!
食べ応えたっぷりだ。
美味しい。

さてさて、少し書いていたように、土曜日から僕の展示が始まります。
展示の企画・キュレーションとグループ展は何度もやってるけど、今回は初めての個展。
うわ〜〜〜。
生物学とアートについて色々と考えていたことを形にして、生物としての私たちヒトの「生っぽさ」を感じ直す試みをしてみる。
ありがたいことに、東京都歴史文化財団のアーツカウンシル東京から助成を頂いております。
感謝。
ラストスパートがんばります!
ぜひお越し下さい。
ギャラリーの1階が立ち飲み屋なので、ぜひ乾杯しましょう🍻

以下、展示の詳細です。


山下港個展「Unit―単位―」

私たちヒト自身のこの体は、紛れもなく生(なま)です。
しかし、この体を研究する生命科学が発展した現代、そんな生の存在は乾いた情報・データとして扱われます。
血液検査で採取された生の血液が、紙一枚の上の数字になるように。
今、どうすれば私たちは、生の感覚を取り戻せるでしょうか?

遺伝子、タンパク質、細胞・・・
私たちのこの体をつくる構成単位を異なるメディアに変換し、眼の前にある物として表現します。
作品を体感することで、生物としての自分自身の内側を想像し、感じ直すことを一緒に試みてみましょう。

日程:2024年11月2日(土)〜17日(日)
会場:代田橋 納戸 / gallery DEN5
   京王線 代田橋駅北口より徒歩5分
開館時間:16:00 〜 21:00
休館日:水曜日、木曜日
助成:公益財団法人東京都歴史文化財団 アーツカウンシル東京[スタートアップ助成]

Instagram
山下港:https://www.instagram.com/minato_yamashita/
ギャラリー:https://www.instagram.com/nando.galleryden5/

https://www.tokyoartbeat.com/events/-/Minato-Yamashita-Unit/7-AE-69-A23/2024-11-02

よろしくお願いいたします!

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